1. FM76.9&FM77.3共同制作番組「いせたまボイス」
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今回のいせたまボイスは玉村町の石川眞男町長にインタビュー。

令和6年度一般会計予算概要についてお話を聞きました。

一般会計予算の総額は過去最大の124億2000万円で、「理想を現実に、暮らしやすさが実感できる予算」編成とのこと。

こども政策の推進、危機管理能力の向上、町民の暮らしやすさの向上、都市基盤等の整備・維持、歴史資産の保存・活用など多岐にわたっています。

どんな想いの込められた予算なのか、ぜひ本編をお聴きください。


#群馬県 #伊勢崎市 #玉村町 

#いせさきFM #ラヂオななみ



LISTEN(ポッドキャスト)https://listen.style/u/isetama.fm769.fm773

※LISTENポッドキャストではAIによる文字起こしも行っています。誤表記もあるかと思いますがお試しとしてご覧ください。

サマリー

石川眞男町長は令和6年度一般会計予算概要について説明しています。予算総額は124億2千万円で、子ども政策の推進や公共交通の再編などが重点項目となっています。

令和6年度一般会計予算の概要について
いせたまボイス
ここからは、いせたまボイスのコーナー。 地元の様々な方をゲストにお迎えして、お話を聞いていきます。
本日、この時間は、玉村町の石川眞男町長にお越しいただいています。 石川町長、よろしくお願いします。
玉村町 石川眞男町長
よろしくお願いします。
いせたまボイス
では、はじめに、令和6年度一般会計予算について概要をお願いします。
玉村町 石川眞男町長
はい。令和6年度の予算編成は、財源確保が極めて厳しい状況の中で、
物価や人件費の高騰による経常的経費の増加に対応しつつ、
あらゆる分野で積極的予算を展開することにより、
第6次玉村町総合計画における、町の目指す将来像、
「暮らすなら、ここがいい。」の実現を目指していきます。
一般会計予算の総額は、過去最大の124億2千万円、
対前年度比7.4%増となって、町民の安心・安全の確保はもとより、
生活の質をさらに向上させ、玉村町に住んでいてよかったと思っていただけるよう、
「理想を現実に、暮らしやすさが実感できる予算」といたしました。
主な事業としては、子ども政策の推進として、
町立小中学校における児童生徒の給食費の完全無償化を実施するほか、
新たに「こども家庭センター」を開設します。
また、老朽化した芝根小学校トイレの大規模改修や、
小中学校の体育館・空調の整備にも着手します。
次に、危機管理能力の向上として、
元日に発生した能登半島地震の状況を踏まえ、
町の防災用資器材のさらなる充実を図るほか、
消防団再編実施計画に基づいて、
第2分団及び第8分団統合後の玉村分団詰所の設計業務に着手していきます。
また、学校における危機管理対策として、
全小中学校に防犯カメラを増設し、
児童・生徒の安心・安全の確保に努めていきます。
次に、町民の暮らしやすさの向上として、
デマンド交通の導入を柱とした公共交通の再編に取り組むほか、
高校生の通学支援に関する実証運行を行います。
また、町立保育所・児童館等の公共施設におけるLED化の推進や
行政のデジタル化として、窓口におけるキャッシュレス決済や
公式LINEアカウントの導入等を進めます。
次に、都市基盤等の整備・維持についてですが、
計画的な舗装修繕や橋梁の長寿命化、
高崎・玉村スマートインターチェンジ北地区工業団地における周辺道路の整備や
区域内公園の基本設計を行うほか、
空き家対策として、空き家を購入した転入者のリフォーム工事等に対する
助成制度を導入します。
次に、地域産業の活性化として、
老朽化した第二統合堰の大規模な補修工事を実施するほか、
五料・飯倉地区の農地については、新たな利活用の方策を検討します。
さらに、道の駅玉村宿における地元特産品の販売促進や
町内への事業所の新設・移設等に対する奨励金も引き続き実施していきます。
最後に、歴史資産の保存・活用ですが、
玉村八幡宮本殿の防災設備更新に対する助成や、
町重要文化財の嚮義堂の修繕を実施するほか、
地域のお祭り等への助成金の拡充や、
重田家住宅における各種イベント等の実施を通して、
地域の活性化を図ります。
以上が、令和6年度の一般会計予算の概要となります。
いせたまボイス
ありがとうございます。
では、重点を置いたのはどういった項目でしょうか。
玉村町 石川眞男町長
令和6年度の予算においては、
子ども政策の推進
玉村町 石川眞男町長
行政の根本に関わる課題である人口減少に対応するため、
子ども視点・子育て当事者視点の施策を積極的に推進するとともに、
子どもから高齢者まで誰もが暮らしやすい町の実現を目指しました。
特に重点を置いた項目は、子ども政策の推進と公共交通の再編です。
1つ目の子ども政策の推進についてですが、
令和5年度は、国の交付金を活用して、
小・中学校における児童生徒の給食費無償化を実施しましたが、
令和6年度からは、国の交付金に関わらず、
町の単独施策として実施することにより、
将来にわたって子育て世帯の経済的負担を軽減し、
安心して子どもを育てられる環境を整備していきます。
また、新たに設置する「こども家庭センター」の特色として、
発達支援業務も一体的に行うことが挙げられます。
子育て支援の主役だけでなく、
専門的な知識・経験を有する心理職を新たに任用し、
すべての妊産婦・子育て世帯を対象に、
切れ目のない包括的な相談支援等を実施していきます。
さらに、子どもたちの体育活動の場であり、
災害時における指定避難所でもある小・中学校の体育館について、
夏場の熱中症予防、避難所の環境改善の観点から、
順次空調設備を導入します。
令和6年度は、中学校の体育館における空調設備工事を実施し、
小学校についても、令和7年度の空調設備導入に向けた設計業務を行います。
また、芝根小学校では、老朽化したトイレ回収工事を
令和6年度、令和7年度の2カ年で実施し、
学校施設の資質的な向上と計画的な施設の長寿命化を図ります。
公共交通の再編
玉村町 石川眞男町長
2つ目の公共交通の再編についてですが、
玉村町では、交通弱者の日常生活に必要な交通手段の確保として、
路線バスをはじめ、乗り合いタクシーたまりん、
高齢者のタクシー利用料補助等様々な取り組みを実施してきました。
しかしながら、運行本数や停留所の問題等により利用しづらい等のご意見をいただいたり、
また乗車率が低いといった課題を抱えていました。
そこで、交通弱者を含めた全ての住民が移動に困らない環境を作るため、
より利用者のニーズに柔軟に対応できるデマンド交通を新たに導入し、
現行の乗り合いタクシーたまりんや高齢者のタクシー利用料補助等の
公共交通の総合的な再編を進めます。
また、町外へ通う高校生の通学支援についても別途実証運行を行い、
ニーズの把握や効果等の検証を行います。
以上が、令和6年度予算において特に重点を置いた項目です。
いせたまボイス
はい、ありがとうございます。
では最後になりますが、町民の皆様へメッセージをお願いします。
玉村町 石川眞男町長
はい。今、日本全体が人口減少社会となっております。
そして現在の一極集中型の社会から、これからは超分散化社会への
移行が求められていると思います。
玉村町は、その受け皿となり得る町づくりを目指していきたいと思っています。
様々な違いを認め合いながら、
共に生きる共生社会を作り出すために努力していきたいと思っています。
いせたまボイス
よろしくお願いいたします。
はい、本日この時間は玉村町の石川眞男町長にお話を伺いました。
玉村町 石川眞男町長
ありがとうございました。
ありがとうございました。
08:50

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