2024-04-10 20:30

#164「子どもの学びを町全体で支える仕組みを。」 Guest: 坂本直子さん(NPO法人 葉山子どものための人材バンク)

ズシレコラジオ#164 (2024/4/10)

「子どもの学びを町全体で支える仕組みを。 Guest: 坂本直子さん(NPO法人 葉山子どものための人材バンク)」


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逗子出身&在住,鎌倉勤務の編集長と

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番組の感想やお便りもお待ちしています♪


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こんにちは、ズシレコパーソナリティの三輪ひかりです。


今週は三輪の個人回!!

NPO法人「葉山子どものための人材バンク」代表坂本直子さんをゲストにお迎えして、団体を立ち上げた経緯から実際の活動エピソードまで、たっぷりとお話をお伺いしました。


直子さんの熱い想いに、「私にもできることがあるかな」と考え、一歩を踏み出すきっかけをもらえます。


ぜひ最後までお楽しみください♫


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▼次回予告(2024/4/17)


※次週はキジマ個人回です


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▼MC


三輪 ひかり(ズシレコパーソナリティ)

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▼ゲスト

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こんにちは、ZUSHIレコパーソナリティーの三輪ひかりです。 この番組は、神奈川県の図志・葉山・鎌倉エリアの魅力をお伝えしている声のローカルメディア、毎週水曜の週1回で配信しています。
今日は、葉山でNPO法人葉山子どものための人材バンクを主催する坂本直子さんをゲストにお迎えしてお届けします。 最後までお楽しみください。
去年の9月末ぐらいから、MCの木島と三輪がそれぞれにゲストをお呼びしたり、話したいことを話したりする個人会を定期的にスタートしました。
今回で私の個人会は8回目になります。結構回数を重ねてきました。 前回は、葉山で海と山の子ども図書館を主催する植田由加さんをゲストにお迎えしてお届けしました。
そして私の個人会のゲストの皆さんには、テレフォンショッキング形式で次にお呼びするゲストの方をつなぎいただいていまして、今回のゲストも前回ゲストの植田由加さんからご紹介いただいた次第です。
ではお呼びします。NPO法人葉山子どものための人材バンクを主催する坂本直子さんです。こんにちは。
どうぞよろしくお願いします。まずは植田さんよりメッセージ預かってますので読ませていただきますね。
なおちゃん警戒なトーク楽しみにしています。またみんなで集まろうねということでした。
ありがとうございます。お友達なんですかね。
幼稚園の時のママと思って、本当に由加ちゃんにはたくさんお世話になって子どもも大好きな先輩だったので、毎日のように後ろをついて歩いてました。
いいですね。その頃からの。本当にありがたいです。
今回は植田さんからおつなぎいただきまして坂本直子さんをお迎えしました。
まずはご自身のお名前とかやってる活動について簡単にご紹介いただけますか。
私の名前は坂本直子と言います。現在はNPO法人葉山子どものための人材バンクの代表しています。
その傍ら、早山町地域学校共同活動推進委員長。長いな。地域コーディネーターという別名もあるんですけれども、
それをやらせて、意識小学校でやらせていただいたり、駄菓子んとこという駄菓子屋みたいな居場所のおばちゃんもやっています。
すごい。じゃあもう町に溶け込んだというか。
いやいや、溶け込んだというか。この4月で早山に引っ越してきて21年目に。
21年。
上の娘がお腹にいるときに引っ越してきて、今娘大学3年生なんですけど、息子が中2と旦那さんと保護犬10歳のマッソーという犬と暮らしています。
03:01
いいですね。ありがとうございます。地域コーディネーターも駄菓子んとこのおばちゃんも早山子どものための人材バンクも
どれも子どもに関わる活動ですよね。きっと何か、坂本さんの中に思いがあるのかなと思うんですけれども、
もともとは地域コーディネーターを先にやられたり、どういう。
いや、そもそも私子どもが本当に苦手で、同じ電車の車両に子どもがいると自分が変わるぐらい子どもがいたんですけど、
子ども生まれてからはちょっとずつシフトしていって、BTA会長を息子の小学校の時にやらせていただいて、
そこからやっぱり学校とか先生とか子どもに近いところでなんとなく活動させていただいたことが多かったので、そこからの発信なんですけれども、
まさか人材バンク、NPO法人までしちゃうみたいなのは夢にも思ってなかった。
スタッフのみんなごめんなさい。
代表が夢にも思わなかったという。
いやいや、BTA会長時代に保護者の人ってすごい得意とか持ってるじゃないですか。
そうですね。
で、それを先生方が一目瞭然に分かるものがあった方がいいと思って、校内の保護者の人材バンク作りたいって校長先生に言ったら、
いいよ、やりなよって言ってくれたので、いざやろうと思ったらコロナ禍で、
そんなことを言える状態ではなかったので、あっという間にBTA会長任期が終わったので、その後に全庁対象に人材バンク作ろうというふうにはなったんですけれども、
そもそもが私たぶん親と先生ぐらいしか周りに大人がいない環境で育っていて、
町内会がちゃんとあるわけでもなく、商店街があるわけでもなかったので、いろいろと大きな進路で迷った時に、近くに違う大人の意見があったりとか、
君の言ってるのは大丈夫だよって後押ししてほしいなってすごく思ったことがあって、プチーでまでしたんです。
そうなんですね。
反抗したいんだけど誰も私の思ってることいいよって言ってくれないし、守ってくれる人もいないから、
仕方なく親の敷いたレールで行こうかなみたいなところのプチーへとの騒ぎがあったりしたのもあって、
小さいうちからいろんな大人、いい大人もちょっとイケてない人とかいろいろいるじゃないですか。
でもその人たちの人生をひっくるめて、子供の近くにいてくれて、こんな大人、あんな大人、ああいうのもいるのねっていうのを感じていると、
たぶん自分に一番フィットする生き方がなんとなくイメージできるのかなっていうのが、ずっと私の中にはたぶんあって、
そういう形に今ようやく見えてきたような。
06:01
なるほど。
っていうのが作ってから思い出して、なるほどね、私そうだったんだっていうのが。
自分自身の子供の時の体型も含めて。
そうなんです。
子供って本当に小さい時、特に自分の限られている大人としか接ってないですもんね。
自分の親か学校とか保育園とかの先生か、習い事の先生かみたいな。
でも本当にもっと多様な人がいっぱいいて、自分に合う合わないっていうのも子供自身は実はしっかり持っているのに、
一人の自分の担任の先生しか普段話したり相談できる人がいなくて、
でもその人のことを信頼できないと話せなかったりっていうのはありますもんね。
ありますね。
じゃりんこ知恵って分かります?
分からないです。
昭和40年代の生まれの方。
じゃりんこ知恵ですか。
大阪舞台にしては女の子が頑張って生き抜いて、面白い漫画で、アニメでも絶対知ってるんだけど。
うんうんって、知ってる知ってるって言ってるレスナーの方いると思います。
周りにいろんな大人がいて、アホやなとか言われながら、楽しくやってるのが羨ましくて、
あのお姉ちゃんに言ったらこう言われた、あのおばちゃんに言ったらこんな風に返されたっていうのを、
自分の中で咀嚼した上で自分で選んでいってるような気がして、すっごい励まされるというか。
イメージそんな感じ。
誰にも伝わらなかったらどうしよう。
いやいや、読んだことある人に、あーなるほどねって言ったり来たり言うかもしれない。
てことにして。
二人様には今度どっかで読んでみます。
はい読んでみます。じゃりんこ知恵。
はい、覚えておきますね。
まさかここでそんな話をすると。
じゃあ、昭和子供のための人材バンクさんはコロナ禍後?
後です。
2020年にPTA会長になったと同時にコロナ禍だったので、2年任期なので、21、22で終わっちゃって。
で、22?22?そっか、そのぐらいですね。終わったから。
あら。
2年後に立ち上げました。
でもじゃあ、今2024年になったとこはまだ2年で、じゃあNPOまで。
そう、2年にもなってないぐらい。
そうですね。
なんでここまで来たの?本当に皆様のおかげで。
でもそれだけじゃあ、町の中に尚子さんの思いに共感されたりとか、一緒にやりたいよとか、何かできることあったらやるよって言ってくださる、いろんな地域の方がいらっしゃったっていうことなんですかね。
決してすごく大量では多分ないと思いますし、子どものことを手伝ってよって言ってもご自身の生活があるし、全面的にバックアップしたいっていう方はそんな多分多くはないかなと思うんですけど、
その中でもやっぱりそれだったら時間少しあるからとか、学校の先生の中にも教育委員会の中にもいい取り組みだねって言ってくださって、どうしてしてくださった方大変多いので、前に進んでもいいのかなっていう気持ちにはなりましたね。
09:17
実際ご活動としてはどういうことをされていることですか。
皆さんに人材バンクっていう名前がついているので、人材を登録して派遣してっていう世の中にありがちな人材バンクを想像すると思うんですけど、当初はそれがいいなと思っていたんですが、葉山町って多分それはあまり適合しないなと最近思っていて、
ゆるくとにかくつながっていくと、じゃあこういう人欲しいんだけどって言って、じゃあ私の知り合いにこういう人いるよって言って、つながりの中でご紹介させていただくと、誰も不安にならない。
この人が紹介してくれている、逆にこの人から紹介されたからっていうので、気持ちよくお互いがマッチングできるような気がするので、なるべく、じゃあ登録お願いします、書きました、じゃあ派遣しますっていうふうな形は取りたくないなと思っているので、これまでの活動はほとんど対話。
話をさせて、学校でも教育委員会でも地域の方々でもまずは対話させていただいて、その上でちょうどいいチャンスがあった時にお互いが出会うみたいなところが、人材バンクの事業って言われている、私たちの中では言われているものかなと思うんですけど、
昨年はやっぱり地域講師さん派遣させていただいたりとか、シンポジウムをさせていただいたりとか、イベントをやったりとか、少しずつ形になっていっているような感じですね。
派遣先ってなると、やっぱりその小学校とか学校でこういう人がいるといいなとか、こういう専門家の人と子どもたちと一緒に活動したいなみたいなところに対して、直子さんたちがこんな人知ってますよとか、こんな人いますよって紹介いただいて一緒に活動するっていうような形になるんですか?
そうですね。一番最初は焼き芋をやりたいんだけど、自分たちだけじゃできませんっていう先生のリクエストで、突然言ってくださって、子どもたちがすごい焼き芋やりたい先生って言ってるんだけど、私どこで薪をもらえばいいのかどうやって火をつけていいのかわからないんですっておっしゃる方がいて、え、だったらやるよねっていうので、まずはその焚き火経験者を連れてきてっていうところから始まって、
専門家ももちろんそうなんですけど、それ以外にも、例えばクラス単位で校外学習に行くときって先生一人だけじゃ見きれないので、その周りで見てくれる人が必要だけど、多様性のある子たちもいっぱいいるので、その中にいろんな子どものことを学んでらっしゃる方とか、安心してお任せできる方も一緒にいたりとか、
12:08
あとは中学校ぐらいになると、やっぱり探求活動で、いろんな町の専門的なことをやってらっしゃる方を何人か呼んで座談会をやりたいよということでご紹介させていただいたり、結構幅は広いですね。
じゃあもう何でもってか相談受けたら、私たちだったらこんなことが手伝えるかなみたいな感じで、じゃあできることをしていっているって感じなんですかね。
そうですね。多分先生の中でこんなふうなことを子どもたちに教えたいって思ったときに、どういう素材というか、人がいてどんなふうな学びができるかなっていうことをアイデアが欲しいっておっしゃる先生もいて、
ちょっとこの方紹介したらこんなふうにできるし、こっちの方だったらこんなふうな広がりもありますよっていうふうに、その先の授業であったりとか子どもの学びについてもお話しさせていただくようなことが結構ありましたね。
なるほど、面白い。何かもう今までやったご活動の中で特に印象に残っているエピソードとかあったりするんですか。
今の話の中からの方がいいかなと思ったらするんですけど、ちょっとまた話が違うんですが、直近で3月に初めてちょっと大きめのイベントを人材バンクでやったんですけど、学びの集いっていうのをやった時が、その中で子ども先生を呼んだんです。
子どもが自分で得意なこととか、好きなことを紹介したりやってみたりすることを大人が教わったり見せてもらったりするっていうので、ファイヤースターだってわかります?
今小さい声。
金属を擦り合わせてマッチみたいにして火をつけたりとか、あとは自分の高校生活を振り返ってこんな素敵だったっていうプレゼンをしてくれたりとか、歌ってくれたりとか、スイーツランキングとか本の紹介とか工作やったよとか、あと手品とかもやってくれたんですけれども、
その中で大人が子どもから教わるのはもちろん構図としてはあったんですけど、共感し合ったりとか、一人の子が本の紹介を動画にまとめてくれて、それを見た大人の人が、僕も好きなジャンルってなって、もう大人同士の話みたいになってました。
いいですね。
いいよね、みたいな話とか、あと教わり合うみたいな。僕はファイヤースターだって上手だけど、君はディアボロって中国語マンが得意だから、お互いに得意なことをシェアしてあったりとか、それが自然発生的に生まれていったのがすごく嬉しくて、
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学び合うってこういうことなのねっていうのを目の前で見せてもらえたので、非常に幸せな時間で、これが子どもを真ん中にする学びってことなのねっていうのを体感した1日でしたね。
素敵。
来てほしかった。
来たかった。
今度もう1回やりたいです。
ぜひその次の時は行きたい。
ぜひぜひ。
これってあれですか、そういうイベントごととかって、一応葉山町に在住の方のみ。
全然。
じゃあ。
ファイヤースターとか図志です。
そうなんだ、じゃあ図志とか鎌倉とか近隣にお住まいの方でも。
葉山町3万人しかいない。
そうですね、小さな町ですから。
周りの自治体とも一緒にしないとやっぱりと思ってはいるので、誰でも。
そうか、じゃあ町民に限らず興味を持った人はどういうふうに参加を今後していくことができるんですか?
そうですね、LINEの公式LINEを作ったので、そこで友達追加してもらうとイベント的なものとか、誰でもお手伝いできるようなものとかアップしていきますし、
SNSでも発信はしてるんですけど、特にとにかく手伝いたいとか意識がある方はホームページからエントリーシートがあるのでそこに書いていただいたり、
とにかく速攻で話聞いてとかメールで速攻で話聞いてくださいっていうふうに書いていただければ、
近所のファミレストとかで話ができると思いますので、気軽に声をかけていただければなと思います。皆さんからのアイディアもいただきたいので。
ありがとうございます。これから団体としてチャレンジしたいなと思っていることとか、こういうふうになっていきたいなと思い描いていることがあったら最後に教えてほしいです。
今までもうすぐ2年ぐらいになるんですけど、とにかくたくさん対話をいろんなところでさせていただいて思ったのが、
学びを中心にやっている学校であったり教育委員会と地域の方々の間が空いている、どうしても同じような考えでないところもあったりとか、
そこを埋めたい。まずは私たち地域の人たちが学びについてとか学校についてとか、今の子どもどうなのっていうのをアップデートしていかないと、
どうしても釣り合わないという話が合わなかったりするので、そこを楽しく学べるような庁民アップデート講習会みたいな。
面白いですね。
今年度1年間かけて何回かやっていきたいなというふうに思っていて、つい最近NPO寺にもなったので、そこで掲げているのは、
今を大切にするつながりを作って子どもが真ん中の学びを支えるっていうようなことなので、
18:01
ぜひそこに迎えるようにアップデート講座も含めて、私たち自身も学んでいかなきゃいけないなというふうに思っています。
野望なんですけど、拠点が欲しいです。野望です。
さっきね、この収録始まる前に場所があるといいよねみたいな話ちょろっとしたんですよね。
野望です。皆さんの交われる場所が。
そうですね、集える場所がね。
なので、この家ちょっと貸せるよ。
もしかしているかもしれない。
安めな感じで。
野望はちょっとでもずっと言い続けたいと思います。
はい、応援してます。
ありがとうございます。
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なおこさん、今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
おしゃべりがとっても上手でびっくりしました。
ゆかさんが軽快なトーク楽しみにしていますってメッセージされた意味がよくわかりました。
しゃべりすぎました。すみません。
ありがとうございます。
オープニングで話した通り、これから私がゲストをお呼びさせてもらう会は、
いいともの、テレフォンショッキング景色その前のゲストの方からご紹介でお呼びしているんですけれども、
どなたかご紹介いただける方いらっしゃいますか。
はい、ぜひとも葉山居場所プロジェクトさんの橋場さこさんと高杉香さんをご紹介したいと思います。
ありがとうございます。
それでは最後までお聞きいただきありがとうございました。
お相手は、ずしレコパーソナリティの三輪ひかりと、
NPO法人葉山こどものための人材バンクの坂本直子でした。
それではずしレコラジオ、また来週。
20:30

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