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いせたまボイス
ここからは、いせたまボイスのコーナー。地元の様々な方をゲストにお迎えして、お話を聞いていきます。
本日は特別企画、「伊勢崎市議会議長に聞く!」ということで、伊勢崎市議会議長の長沼宏泰さんにお越しいただいています。長沼議長、よろしくお願いします。
第20代伊勢崎市議会議長 長沼宏泰さん
長沼宏泰 はい、よろしくお願いします。
いせたまボイス
玉村 まず最初に、伊勢崎市議会について、市議会の仕組みや組織について、簡単に教えていただけますか?
第20代伊勢崎市議会議長 長沼宏泰さん
長沼 はい。地方議会ということでお話しすると、市長も議員もこの地方なので、そこでお互い、そしてまた議員の中でも色々な立場の人間がおりますので、
そこで議会内では会派を作り、そしてまた市長に対しては一般質問とか予算委員会、決算委員会、その他特別委員会等で市のやり方についての質問等を行っていく。こういうのが基本的な議会の役割だと思っています。
いせたまボイス
なるほど。国で言いますと、例えば参議院とかありますけれども、市議会とかではそういうことはなくて。
第20代伊勢崎市議会議長 長沼宏泰さん
長沼 そうですね。もちろん地方議会ですので一員制で、伊勢崎の場合には定員が30名、今1人欠員がいますので、29名で行っています。
いせたまボイス
長沼 私の所属する伊勢崎クラブというのが最大会派で、その他有識会、公明党議員団、共産党議員団、そして会派に所属しない個人でやっている議員というのが3名というこの構成でやっております。
議員さんはみなさん29名いらっしゃると言いましたけれども、みなさん同じ方向に向かって活動をしていらっしゃるということなんですか。
第20代伊勢崎市議会議長 長沼宏泰さん
長沼 地方議員ですので、当然自分の得て増えて、そして自分の今までの人生を歩んで、例えば私は農家ですので、昭和50年からずっと来た農業だとか、この地域の土地の利用状況等についてはかなり、自分で言うのも、詳しい方なんですけれども、
長沼 人によっては福祉関係が得意な人も、子育て関係の仕事を長くされている方もいますし、政党によっても、公明党さんは平和の党だとか、共産党さんはもちろん生活弱者を最優先の政治だとかってありますので、そこはそれぞれ行くべきが違うと思います。
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いせたまボイス
なるほど。皆さんそれぞれ自分の得意分野を活かしながら活動をされているということですね。ありがとうございます。さて、5月で長沼さんは市議会議長の任期満了ということですが、就任からこれまでを振り返ってみていかがですか。
第20代伊勢崎市議会議長 長沼宏泰さん
長沼 私、去年の5月19日ですね。新伊勢崎市になってから20代目の議長ということにやらせていただいて、私の任期が切れる時がちょうど伊勢崎市合併20周年という、こういう区切りになるんですけれども、それまではコロナが大変流行して、
市民の皆さん、そしていろいろな団体の皆さんとも、なかなか会える機会もゆっくり話す機会もなかったんですけれども、去年から5類に、前年度から5類になって、だんだんと各活動が正常化して、そして本年度は本当にコロナ以前に戻るようないろいろな活動ができたと思っています。
いせたまボイス
長沼さん、ご自身が注力されている分野において、伊勢崎市にどのような可能性を見出すかなどお話をいただけますか。
第20代伊勢崎市議会議長 長沼宏泰さん
この伊勢崎市、伊勢崎元の旧伊勢崎市、そして境町、赤堀町、東村というこの一市二町一村で、今言いましたように約20年近く前に合併したわけなんです。
合併する時の条件として、都市計画の一元化というのが合併の条件になっていたわけなんですよね。
ところが、いまだかってその都市計画の一元化がなされていないということで、私議員になって10年経つんですけれども、
今の臂市長に至るまで、一年に一度は行政というのは約束すれば、市長が変わろうが担当部署が変わろうが、約束は守らなければならない。
こんなことでこの街づくりが本当にいいのかということを強く求めていました。
ただこの市の可能性と言いますと、最近新聞でもあると思うんですけれども、特に伊勢崎の南東部、先ほど言いましたように市街化調整区域といって家が建たない広大な面積がありまして、そこに有料企業が進出してきてくれるという話もありますし、
まだこの後第2弾、第3弾ということでありますので、せっかくこの時期ですので、ぜひ有料企業を伊勢崎市に呼び込んで、いい仕事があればいい人も集まるし、この街もそれに沿って発展できるんじゃないのかなというふうに思います。
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いせたまボイス
他には何か可能性を見出すということについては?
第20代伊勢崎市議会議長 長沼宏泰さん
これからどんどん人口が減ることになるわけですよね。私が生まれた時代のちょっと前までは、1年間に200数十万人生まれてたわけですよね。昭和20年代後半から30年代は。
その他の人たちが今後期高齢者に入って、第2次ベビーブーマーで100万人ぐらいだったのが、コロナ禍では生まれる人が70万人を切るという。
どう考えても、この70万人の人で200万人を超える高齢者、これ対応するのは今の体制のままでは非常に難しいと思うんですよね。
ですから、できるだけ効率化した行政運営もそうですし、会社組織も、そしてこういう記録を皆さんにやるのもAIを利用して、できるだけ少ない人数で、そして大企業もどんどん進出してくると言いますけれども、
大企業進出して高い給料払うけども、スペシャリストが入って、できるだけ効率的な、そんな会社がいっぱいあるような伊勢崎市。
そしてもう一つ、私先ほども言いましたより農家出身なんで、伊勢崎市っていうのは農耕商非常にバランスの取れた市なんで、農業生産も県下でトップクラスの勤務がたくさんあって、もちろん自衛隊の方でもいつも言ってると思うんですけども、
そういってまだまだ元気に活発に営農活動している、特に若い人たち。自分の仕事だけじゃなくて地域で農業祭りもそうだし、各地区でひまわり祭りをやりますよとか、地域を活性化する活動を積極的にやっている。
こういう元気な若者、そして元気な自営業者、農業だけではないですけども、自営業者がいるということ、これがこの街の明るい未来の源泉だと私は思っているんですけども。
いせたまボイス
はい、ありがとうございます。実は今後、教えて!議員さんという、伊勢崎市議会議員の皆様にご出演いただく番組のスタートが決定していますが、どのようなことに期待をされていますか?
第20代伊勢崎市議会議長 長沼宏泰さん
先ほど言いましたように、議員は今29人いるんですけども、それぞれ専門分野はいろいろありますので、医療関係の強い人、そして子育て支援が本当に必要だと感じて活動された方、障害者の方に対するずっと活動されていた方といいますので、それぞれ自分の最も得意な部分。
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第20代伊勢崎市議会議長 長沼宏泰さん
総論は誰でも言えるんですけども、やっぱり議員というのは、自分たち今までやってきた人生経験の上に立って、そして自分の思うこと、これはどうしてもおかしいんじゃないのか。子育て支援、この部分は踏み込んでもいいんじゃないか。障害者、ちゃんと合理的配慮って言うけども、具体的に合理的配慮ってどうするんだ。
そういう具体論で、皆さん自分の持論を言っていただければ分かると思うんですけどね。
いせたまボイス
私も本当に楽しみにしている番組なので、ぜひよろしくお伝えいただきたいと思います。
第20代伊勢崎市議会議長 長沼宏泰さん
ぜひこちらほどよろしくお願いします。
いせたまボイス
ありがとうございます。さあここまでたくさんお話を伺ってまいりました。最後になりますが、ラジオの前の皆さんにメッセージをお願いします。
第20代伊勢崎市議会議長 長沼宏泰さん
伊勢崎市20代目の議長として1年間やらせていただき、いろいろな組織、団体、行事に参加させていただいたんですけども、本当に伊勢崎市フレンドリーな町ですので、あらたたかく受け入れていただいて、本当にありがとうございました、ということが一つと、
そして今年全国小型自動車競争会の会長もいらしてもらって、いろいろな組織にも参加していただきました。
オートレースってあるかもしれないですけど、オートレースの主要基金は小中学校のIT教育の実習財源として非常に重要なので、
これもぜひ今後とも理解と地域の人たちが一丸となって、そしてお互い言いたいことを言えるような、こんな関係で続けていければなというふうに思っています。
いせたまボイス
はい、本日は伊勢崎市議会議長の長沼宏泰さんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。
第20代伊勢崎市議会議長 長沼宏泰さん
はい、どうもお世話になりました。
