1. 5年で会社からおさらば!作戦会議室
  2. #203 指値について考えてみま..
2025-12-02 11:45

#203 指値について考えてみました

サマリー

このエピソードでは、不動産活動における毎日の電話や物件訪問からの学びについて話し、資金繰りや情報格差が不動産取引に与える影響を考察しています。また、価格の付け方や本質的な価値について深く掘り下げ、知識を深める重要性を強調しています。

不動産活動の始まり
はい、みなさんこんにちは。さらば”ラバウル”カンパニーです。
本日の不動産活動としましては、
これから2日にしようと思っている、毎日最低1本の不動産屋へのお電話ですね。
物件について訪ねてみるっていうのをやってますね。
今日訪ねた物件はですね、駐車場1台あって、
庭がおはつればプラス2台駐車可能。
ただね、売り主さんが不動産屋さんでしたね。
ちょっと差し値とか厳しいのかなという感じで、まだ売り出したばっかなんで。
不動産屋さんもこれでも相場より安いんですよっておっしゃってましたけど、
そうなのかなと思いつつですね。
物件がすごい良い状態かというと、写真で見るとそんな感じではないので。
でも毎日プルリンコしてるとどんどん勉強になるというかノートレになるんで、
毎日最低1件、できれば4、5件プルリンコする癖をつけたいなと思います。
資金繰りと情報格差
あとはですね、お昼はね、私がお世話になっている内装屋さん。
私がね、前オフィス登記してた内装屋さんの作戦会議ですね。
その内装屋さんもずっとアパート経営やりたいっておっしゃってるんですけど、
私が最近不動産の勉強してますって言ったら、
いろいろインパクトドライバーを借りてくれたり譲ってくれたりする素敵な方なんですけど、
今日大幅な差し値の話をしまして、
どうやら1000万円の売り値が出てても100万円で買うもさもいるらしいっていう話をしたら、
目をまん丸にしてましたね。
それはすごいけどアコギな商売だねって言ってましたね。
このアコギな商売にちょっと発想を得て、
じゃあその安く買うってどれぐらい問題なんだろうって考え始めたらですね、
結構いろいろ思うことがありました。
そもそもなんで安く買えるのかなって思ったら、
二つ理由があるかなと思って、
一つは資金繰り、もう一つは情報格差があると思ったんですよね。
資金繰りっていうのは、例えば売り主さんが早く現金化したいとか、
例えばこの家を売って車に買いたいとか、
もしくはもう相続で数ヶ月以内に売らないと、
みんなで分散できないとかですね。
何らかの売り急ぐ理由があるっていうことは、
資金繰りがですね、固定化してる家を売って流動化したいようだと思うんですよ。
資金繰りが悪い状態の人から、
大屋さんというか家が欲しい人は資金繰りがいい状態ですから比較的、
資金繰りの差があると思うんですよ。
もう一つは情報格差があるのかなと思って、
その家に本当はもっと価値があるのに、
その家の価値を見出せずに売りに出してしまうっていう情報格差があると思ってます。
資金繰りに関しては、僕はそこまで倫理的な問題ないのかなと思っていて、
そういう意味で言うと、お金を貸すサラリーマン金融とかもありますけど、
色々な資金を流動化するスキームってありますよね。
とは思って、流動化というか資金繰りをちょっと助けてあげるっていうのは、
それは商売の種になるわけですよね。
なんですけど、情報格差のところが多分問題が少しあるのかなと思いますね。
例えばよくある例で、ちょっと半分グレーなところで言うと、
携帯販売とかですよね。
携帯販売会社とかで田舎の方に行くと、ご老人とかにですね、
すごいオプションをポンポンポンポンつけてですね、
使いもしないオプションをつけて、月1万円の契約にしておくとか、
そういうことがあったりしますよね。
で、そのおじいさんは何が何だかわからないまま色々ついていて、
で、孫がそれを見てびっくりするみたいな。
おじいさんなんで電話しかしないのにこんなにプランついてるの?みたいな。
これ情報格差を使った例ですよね。
一番悪いのは詐欺ですよね。
詐欺師は何をしてるかわかってるわけですけど、
騙されてる人は何もわかってない。
この情報格差のすごい開きですよね。
情報格差があまりにあるときに、
片方がその価値に全く気づかず、
価値がめっちゃあるものをないものだと思ったり、
価値のないものをめっちゃあるものだと思うというところに、
詐欺というか情報格差がだんだん騙しとかになってくるわけですよね。
これは問題なのかなと思ったんですけど、
例えば不動産を仮に本質的な価値より安く買ったとしたら、
どういう問題があるかなと思ったんですけど、
情報格差はやっぱり仕方ないかなと思うんです。
その人が生きてきた人生とかその土地への理解とか、
そういうのね、必ず人の情報には差があると思うんですけど、
不動産を買うことで、少なくとも相手の資金繰りは良くなると思うんですよ。
ただ、詐欺的なスキームの問題点は、
相手の資金繰りも悪くしていくっていうことですよね。
それはやっぱり問題だと思うんです。
価格と本質的な価値
だから、そういう意味で言うと、
あまりに安い値段で買い叩くっていうのはちょっと問題あると思うんですけど、
少なくともその時一番高いオファーを出しているって、
ロバート清崎さん言いますけど、
わけではありますよね。
だから今日オファーを出して、
次の日にもっといいオファーを出してくれる人がいたら、
売り主さん自然とその人を選ぶと思うんですよ。
やっぱり今日現金化したいっていう人がいたら、
まあ選ばれるわけですよね。
そういうことなのかなと思います。
だからやっぱりその資金繰りを、相手の資金繰りを良くするっていう狙いで、
やっていくっていうのが商売としては倫理的に正しいのかなと思います。
一方で、一物一家にちょっと日本人が慣れすぎなのかなっていうところもあると思います。
例えば、バリ島に行ってぼったくりに会うっていうのはよく聞く話なんですけど、
お土産屋さんとかで鉛筆を1000円で売ったりとかするみたいですけど、
ただ、実はバリ島とか日本以外のほとんどの国では、
一物一家が成り立ってないっていうことがあるらしいですね。
つまり、お金を持ってそうな人には高く売ると、
お金を持ってない人には安く売ると、
そうするとどちらからも何かしらのプロフィット利益は得られるわけですから、
そうやって商売をする。
天然ダイナミックプライシングですよね。
お土産屋さんの天然ダイナミックプライシングが起こったりしてるわけですよね。
もしそれを全く同じ値段で売ると、
お土産屋さんとしては成り立たないっていうことですよね。
例えば、ダイナミックプライシングの他の例で言うと、
JALとかANAとか、サービスもすごいいいですけど、
あの飛行機が成り立つのは、
ものすごいお金をファーストクラスの人が払ってるからっていう考え方もありますよね。
みんながエコノミークラスだったら、
サービスをかなり減らしたり、人件費を減らさないといけないってわけですよね。
LCCとかそんな感じですよね。
だからやっぱり一物一化の課題っていうのもあるのかなとは思います。
あとはね、やっぱその価値っていうのはすごい難しいなと思っていて、
主観的なその人が思う価値と、
全員が思っている価値っていうのがあると思っています。
加藤先生とかがサラチを買われた時、
誰もそのサラチに目を向けなかったし、
加藤先生は現金を全く意味のないサラチを買っていくもんだから、
皆さん何してるんだっていうお話になったっていうのがありましたけれども、
そんな感じでですね、
みんなが安い、みんながあまり価値のないと思ってるけれども、
その価値に気づいて買っていたら、
10年後にすごい価値があるっていうこともあるのかなと思います。
それは相対的な価値に、
時間を置いて差が出てくるっていうことなんだと思います。
連続増配株とか、
本質的な価値のある会社の株を長く持つっていうのも、
そういうものなんだと思いますね。
ただ、1回の取引で安く買うっていうのは、
主観的価値の差があるんだと思います。
それは国主さんと買い主さんの間で、
それに持っている価値の理解が違うってことですよね。
国主さんは安いものだと思ってるんだけど、
買い主さんはその本質的な価値に気づいていて、
買うっていう1対1の価値観のぶつかり合いみたいなことが、
起きているのかなというふうに思いますね。
そうやって考えると、
本当に値段って難しいものだなというふうに思いますけども、
やっぱり、ある程度の倫理感は必要なのかなとは思いますけど、
一方で、何でもそれを満額で買うっていうのも、
それはちょっと一物一家になれすぎなのかなと思うので、
賢く生きていったり騙されないようにするためにも、
そのものの本質的な価値を、
何なんだろうっていう考える癖を、
持った方がいいのかなって思いました。
そのものが持っている本質的な価値を考えれるようになったら、
やっぱりいい買い物もできるのかなと思いますし、
そういうのを見ないで、
例えば、地区50年でめっちゃ綺麗に内装されたマンションで、
すごい田舎というか駅から外れてるんだけど、
何千万みたいなのを買っちゃったりするっていうのは、
本質的な価値ではないのかもしれないですよね。
そういうのに騙されないためにも、
そのついている値段にアンカリングされずに、
自分でその価値を見定めるっていう能力が大事なのかなと思いますし、
それを磨くために、やっぱり不動産の勉強って、
いっぱいしないと本質的な価値が見えてこないのかなと思ったので、
まだまだそういう意味では私は見えてないのかなと思っています。
はい、ちょっとだらだらと長くなりましたが、
今そんな風に考えたっていうところになります。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございました。
11:45

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