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2022-12-02 06:25

【0182】2022/12/02 有り難き幸せ

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2022/12/02

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おはようございます。鶴岡慶子です。
この配信では、司会者として、花火鑑賞師として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話ししています。
昨日は雪が降りました。秋田市の初雪は11月30日と発表されたんですが、昨日はしっかりと積雪がありました。
昨日の夜は秋田放送でラジオの収録があったんですけど、夕方スタジオに出かけていく時も、すでに降ってはいたんですが、まだ積雪はなかったんですね。
ただ帰り、7時過ぎでしたけれど、秋田放送を出た時には、道路はもう真っ白になっていました。
除雪車がもう出るんじゃないかというような、そんな勢いの積雪でした。
今日もまたちょっと降るのかな、積もるのかなっていう感じなんですけど、明日からまた気温が若干上がりまして、降るものは雪じゃなくて雨になりそうなんですよね。
なので雪が残っていても、一旦は溶けるんだと思います。
秋田放送のラジオに関わってからもう18年になるんですけれど、最初に担当したのは健康番組、そして情報番組の生放送がスタートして、現在はそのどちらももう卒業して、別番組ですけれども収録の番組を2本担当しています。
それでももう18年も秋田放送に通っていますと、もう慣れてるでしょっておっしゃる方もたくさんいらっしゃると思うんですけど、私はいつも秋田放送の駐車場に車を走らせて入っていく時というのは、何とも言えない気持ちになります。
なんて言うんでしょうかね。私なんか声の仕事をしていますと、やっぱり放送局って特別な存在なんですよね。
もともと私は司会者で、弟子入りしてますから、放送局のそれを目指していたっていうのとはちょっと違うんですけど、方向としては。
でもラジオをするようになって、ちょっと前の配信でお話ししたようにガリ弁をして、どんどんどんどん面白くなっていったんですよね。
そして私なんかは外部スタッフ、出入り業者なので、その会社に勤務している方とは全く違うわけですよね。
番組との契約が1年1年更新されていくわけですから、サラリーマンのアナウンサーとは全く違う立場なんですよね。
こうやって駐車場に私が車を入れるっていうことは、本当にありがたいことなんだって、いつもいつも思うんですよね。
それが何とも言えない気持ちっていう、その気持ちの中身です。
昨日は本格的に雪が降るということが分かっている中で、夕方出かけていくっていうのは非常に億劫だったんですが、
でもやっぱり秋田放送に入っていくとき、同じ気持ちになりました。
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逆にこの気持ちがなくなってしまった時は、いい仕事ができなくなったその時じゃないかなって思うんですね。
このありがたいっていう気持ちって、ありがとうっていうのはありがたしと書くじゃないですか。
あることが難しいということは滅多にないとか奇跡だとも言えると思います。
だからありがたし、だからそれに対して感謝しますっていうことなんですよね。
感謝の反対は謝罪ではないんですよね。
感謝、ありがとうの反対はごめんなさいではないんです。
ありがとうの反対は当たり前なんですよね。
きっと私が放送局に入るときに、ここにいて当たり前っていう姿勢で番組に臨んでいたら、
それはいいお仕事にはならないし、もちろんいい番組にはなりませんから、リスナーの方に伝わるものはないですよね。
だから放送局に入るときにこの気持ちにならなくなったら、もちろんいい喋りはできないわけですから、
この気持ちはいつでも大事にしようと思います。
お仕事のことでもそうですけれど、例えば朝起きたときも目覚められてありがとうって思うようにしています。
また眠るときも今日も一日ありがとうって思うようにしています。
これを私は感謝の行と呼んでいるんですけれど、
ちゃんとありがたいって思うこと、当たり前じゃないって思うこと、これは大事なことだなーって思っています。
ただ当たり前っていう言葉をけぎらいしているわけじゃなくて、
漫画のワンピースの中で、まだ後悔しのナミっていう女の子が仲間に入るか入らないかみたいな、そんな段階の時なんですけど、
ナミがリーダーのルフィに対して、まだ仲間ではないんですけどね、
ルフィに対して助けてっていう時があるんですよ。
その時にルフィが当たり前だっていうシーンがあるんですね。
まだ仲間でもない子のために命をかけて戦いに出ていく姿が本当にかっこいいんですよね。
このシーン大好きなんです。
時々ですけど、お礼を言われた時にどういたしましてではなく当たり前って答える時もあります。
もちろんその友達との関係性もあるとは思うんですけれども、ルフィに憧れて使うことがあります。
または英語で言うと、always、いつでもっていう、その言葉も結構使ったりします。
いろんなことはありがとうなんですけど、他の人からありがとうって言われた時は、それは当たり前って思える自分でありたいなと思います。
ありがとうと当たり前、反対の言葉なんですけど、自分からは当たり前と思わない。
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でも他から感謝された時はそれは当たり前っていう風に思いながら生活できたらいいなと思います。
鶴岡慶子の花火と天気と言葉と、日本の秋田県から発信しています。
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鶴岡慶子でした。
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