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2022-12-01 05:11

【0181】2022/12/01 講演の感想文が届いた

2022/12/01

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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、司会者として花火干渉士として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話ししています。
先日、母校で講演をしたんですが、その時の子どもたちが感想文を送ってくれました。
全員が寄せてくれたものです。小学5年生から中学3年生までの5学年の子どもたちと、
町民の方々が、総勢200人ぐらい集まってくださったんですけど、その中で子どもたちからの感想が寄せられたんです。
教育委員会の方で、選ぶことなく全員の文を届けてくれました。
その当日もたくさんの質問を子どもたちがしてくれたので、私が伝えたいと思っていることは、どんな形であれ受け止めてくれているんだなっていう手応えはあったんですが、
こうやって皆さんの感想文を見ていくと、いろんなところでいろんな感じ方をしながらも、なんか私が伝えたかったこと、ちゃんと受け止めてくれてるんだなって思いました。
すっごく嬉しかったです。中でも面白いんです。
演題がこの配信のタイトルと同じ、花火と天気と言葉となんですけど、全く関係のない3つを使って、どんな話をするんだろうととても気になりました。
という書き出しの感想文がありました。この方は6年生の子なんですけど、なるほどなぁと思いました。
私自身はラジオをやる中で、司会をやる中で、花火イベント司会のために、花火の知識を得るために花火の資格を取った。
ラジオの中でちゃんと伝えるために、自分の中で天気の知識を蓄えるために資格を取った。
だから、花火も私、天気も私なんですよ。
そして言葉を扱う司会業だったり、ラジオパーソナリティだったり、たまた今はクイーンワークスの事業、プロジェクトの中で記事を書いていますので、ライターという側面もちょっとだけあるんですよね。
でも全部私なんですよね。
なので公演では私をお話しするんですけど、それをみんなが受け止めてくれてるんだなっていう感想が本当に嬉しかったです。
そして同じ子がこういうふうにまとめています。
鶴岡さんの話を聞いて、言葉は深くて大切なものなんだなと思いました。
花火のベルリンの壁の話は、特に深くて感動しました、と言うんですね。
ベルリンの壁の話は、花火というものを語る時に漏れなくお話をするお話なんですけど、ベルリンの壁って平成元年に壊されて、統一ドイツが誕生しました。
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その2年前なんですけれども、秋田の大曲りの花火のグループがドイツで花火をあげるというので、過去にも何回も言ってるんですけれども、その1987年の打ち上げが私は忘れられないんですね。
そのお話を花火を語る時には必ずお話ししているんです。
その大曲りの花火のグループが記者会見をしました。
打ち上げ現場は西ドイツなんですよね。
その記者会見で何と言ったかというと、ベルリンの地上には壁があるが、空には壁はない。
西の方も東の方もどうぞ花火をお楽しみください、とお話しされたんですね。
その日、花火を観覧した観客は150万人以上になったと言われています。
花火の原料は火薬です。
人を殺めようと思えば武器になりますし、逆に喜びのために使おうと思うとそれは芸術になるものなんですよね。
この日ドイツで打ち上がった花火は、まさしく平和のために打ち上げられた花火だったと言えると思うんです。
この2年後、ベルリンの壁は壊されて、西ドイツ、東ドイツは統一ドイツになりました。
花火を勉強していったことで、ただただ綺麗だ、これはこういう技だっていうことだけではなくて、
日本の歴史も世界の歴史も地理も花火を掘っていくことで、いろんな知識にたどり着くことができるんですよね。
それが勉強することだと私は思っていて、そんなお話も併せてしました。
この感想はすべてスキャンして大事に撮っておこうと思います。
鶴岡慶子の花火と天気と言葉と、日本の秋田県から発信しています。
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鶴岡慶子でした。
05:11

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