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2022-12-31 05:26

【0211】2022/12/31 伝える基礎は まとう空気にこそある

2022/12/31 
良いお年をお迎えください♪

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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、司会者として花見鑑賞師として、そして気象予報士として日々感じたことなどをお話ししています。
ここ秋田から発信していますけれども、雪がないんです。 なんか今日で2022年が終わる気がしないんですよね。
やっぱり寒くて雪が降っている、雪があるっていう状態が、大晦日の姿って思うので、このまま終わっていいんだろうかっていう気がしてしまいます。
穏やかなのは良いと思うんですけれども、年明け2日以降かなり強い寒気がなんかしてくるっていうことで、
日本列島、特に東日本は寒い新年になりそうだなっていう感じです。
ちょうど人が動く時期でもありますので、列車のダイヤとかにも、もしかしたら影響するかもしれませんので、
最新の情報もチェックしながら移動してください。 2022年というよりは、この3年4年は私にとって充電の期間中だったなと思います。
新しい年、2023年はウサギ年でもあるので、ぴょんぴょん跳ねていきたいなと思います。
この充電期間で培ったものが活かされる場所があったらいいなって思っています。
いや、あるはずだと思うことにしています。
民放ラジオの朝ワイドで、ニュース、天気、交通情報、そしてラジオパーソナリティとして皆さんからのお便り、そして音楽を紹介するという番組、
もう17年も続けてきてたんですよね。それを3月に卒業しました。
今担当しているラジオ番組は2本ありまして、それは収録番組なので、またニュースとか天気とか災害情報っていうのとはまたちょっと違う感じでゆったりと担当しています。
いずれラジオをしながら、私はいろんなことを学んできました。
たくさんの人と出会えたっていうことももちろんそうなんですけれど、番組をやりながら、読む、話す、伝わる、これ似ているような言葉でいて、一つ一つに大きな差がそれぞれあると思ったんです。
私の役目は伝わるように話さなければならない。伝わるように読まなければならない。これが私の仕事なんだって思ったんですよね。
じゃあ伝わるためにはどうしたらいいかっていうことを真剣に考えました。
最初はラジコがなかった時代は、自宅に有線を引いて全国のラジオを聞いたんです。
そしてラジコが生まれて、ラジコをずっと聞くようになりました。
特にオープニングトークです。
毎日3人、4人ぐらいのオープニングトークを番組の冒頭5分ですね。冒頭5分、10分をロックオンしてました。
そして書き出してました。今でもその音声は録ってありますし、メモも全部録ってあります。
もうキラリと光るフレーズも、その声のトーンも本当に勉強になりました。
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そう言いながら、この音声配信では一人つぶやくようにお話をしているので、ラジオ番組のそれとはずいぶん違う私の声を皆さんが聞いていると思うんですけど、
本当にこれ鶴岡さんなのっていう感じ受けるかもしれませんが。
で、そうやってずっと伝わるってどういうことかなっていうのを、言葉一つ一つをどんな表現をしているかっていうのをずっと勉強してきたんですよね。
その後、いやなんかこの小手先の技術だけじゃないぞということに気づくんですよね。
何を話すかだけじゃなく、何を話さないかも大事なんだなぁとも思うようになりました。
その話さない中にどんな空気を詰め込むか、その空気って私自身なんですよね。
だからパーソナリティなんですよね。だからパーソナリティって言うんだと思うんですけど、
放送って送りっぱなしって書くんですよね。送りっぱなし。
一度発した言葉は取り返せないんですよね。撤回できないんですよね。
私自身がまとっている空気がその言葉に乗って伝わっていくということを考えたら、
私自身の普段の在り方、居方っていうのがとっても大事だなって思ったんです。
私がもしイライラしていたら、イライラしている空気をまとった言葉が皆さんに伝わってしまう。
私が機嫌よくしていたら明るい言葉としてそれが皆さんのところに届くと。
じゃあどっちがいいでしょうか?これは言わずもがなですよね。
なのでいつでもご機嫌さんでいられるように努めています。
何を話すかではなく、何を話さないか。
その話さない部分に宿るその自分の空気感こそ本当に大事なことなんじゃないかなっていう気がしています。
今日もここまでお聞きいただきありがとうございました。
そして新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。
鶴賀慶子の花火と天気と言葉と、日本の秋田県から発信しています。
良いお年を。鶴賀慶子でした。
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