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2024-03-27 06:37

【0663】自己対話とことばの表現

2024/03/27

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おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。司会やナレーションを通じて、日々感じたことなどを語る声の日記です。日本の北県から毎朝更新しています。
今日は、アメリカの心理学博士、シャド・ヘルム・ステッターの書いた本、セルフトーク超入門、心の中のつぶやきを変えれば人生が変わるから、私が感じたことをお話しします。
シャド・ヘルム・ステッターは、セルフトークと能力開発のパイオニアで、現在はセルフトーク研究所を主宰しています。
セルフトークは日本語で言いますと、自己対話と訳されています。いわゆる自分とのコミュニケーションということなんですね。
頭の中で常に浮かんで繰り返される言葉、発想のパターン、口に出しやすい言葉のことです。
スポーツの世界で考えてみると、ネガティブになって不安を感じると成績に大きな影響を与えてしまうってことありますよね。
ポジティブになっていい成績を残すためにメンタルコーチをつけていたり、そんな選手もいます。
気持ちでぶつかれ!とか言いますもんね。
ポジティブな自己対話を行いますと、脳波が活発になったり、心がリラックスしたりといった良い影響が出てくるんですよね。
ここでネガティブな自己対話、セルフトークの例を言いますと、
ああもうダメだ、疲れた、難しい、絶対無理、とかですかね。
ポジティブなものですと、「よし!」とか、「できる!」、「うまくいった!」、「完璧!」というような、そんな言葉です。
こんなふうに心の中でつぶやくことっていうのは、全て自己対話、セルフトークと呼ばれていまして、私たちは一日中何回も繰り返しています。
私たちは一日にどれくらいそのセルフトーク、自己対話を繰り返しているかって言いますと、3万回とも5万回とも言われています。
自分に対して無意識に繰り返しこういった言葉を浴びせているわけなんですけれども、無意識なのでわかりづらいですよね。
じゃあこんなふうに考えてみると、もしかしたらわかりやすいかなと思います。
あなたを攻撃してくる人、例えば上司でもいいですね。そういう人が近くにいて、失敗するたびに、「本当に使えないね。」とか、「どうしてこんなことになってんの。」とか、「何やってもうまくできないね。」とか言われちゃったら、まともに行動できるかっていうと、何をするにしても萎縮しちゃいませんか。
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ずっとあなたへの罵倒が繰り返されるんです。
いや、これ考えただけでも辛くなっちゃいませんか。これってパワハラ案件ですよね。
ネガティブな自己対話を繰り返しているっていうことは、こういうことなんです。自分で自分を苦しめているっていうことなんですよね。自分で自分にパワハラをしているっていうことでもあります。
こういう場合、周りの誰かが止めてくれることってないですよね。無意識に自分を責め続けてしまうんですよ。
そうなると、思考の癖っていうのは、心の状態に大きな影響を及ぼすんだなっていうこと。これは想像に固くないですよね。
何せこれが1日に3万回とも5万回とも繰り返されるわけですから、これは影響しないわけがないですよね。
ということは、その思考の癖を変えちゃえばいいということでもあります。
ただ、この自己対話、セルフトークっていうのは無意識なので、まずは意識するところから始めていきましょうということなんです。
自己対話、セルフトークを監視していくっていうことなんですよね。
例えば、心の中で思っていること、そして口に出して言っていることに注意を払っていくと、
失敗しちゃったとか、難しいなとか、絶対無理とか、つい思っていたりしますが、そういうことを書き出すようにすると、案外自己対話を収集できるって言うんですね。
本のタイトルにあるように、心の中のこういったつぶやきを変えれば人生が変わる。
で、その中で私が感じたのは、ネガティブであれポジティブであれ、どんなセルフトーク、どんな自己対話を自分がしているんだろうっていうことを、
できるだけ詳細に、できるだけ具体的に書き出してみるっていうのが、とっても大事なんじゃないかなって思います。
これ何を言ってるかっていうと、どうせ無理とか、きっと失敗するっていう、これが例えば一言、やばいで終わってしまっていたら、
どうポジティブに変換していくのかっていうのが、ちょっとつかみづらいと思うんですよね。
なので、自分がどういう自己対話をしているかっていうことを意識するときに、ただやばい、すべてやばいって終わらせないで、
あるいは、いいことだったとしても、いいねっていうことだけではなくて、どうやばいのか、どういいのか、最近はやばいっていうのもいい意味で使ったりしますけどね、
どうなのか、一体どういう言葉が適切なのかっていうことも広げていくと、よりそのセルフトーク、自己対話によって生まれる思考のパターン、
より良い思考のパターンに変換していけるんじゃないかなっていうふうに思いました。
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心の中のつぶやきを変えれば人生が変わるという本の紹介なんですけども、より私は言葉の表現ということに、もっともっと注目することが必要なんじゃないかな、それが大事なんじゃないかなっていう気がしました。
そこに注目しながら、自分の自己対話どうなっているのか、自分はどういう癖があるのかっていうことも洗い出してみる。そこからスタートしてみたいなと思います。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。ではまた明日もお会いしましょう。鶴岡慶子でした。
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