2025/09/22
サマリー
このエピソードでは、上野駅にまつわる過去の思い出や懐かしさが語られています。特に大学時代の経験と、上野駅の変わらない風景が心に残っている様子が印象的です。
上野駅の思い出
おはようございます。花火鑑賞士・記書予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
先週の金曜日、両国国技館で初のお相撲観戦をしたお話は、昨日の配信でお話しした通りなんですが、今回は秋田東京館を新観戦で往復しました。
チケットは秋田-東京を買ったんですが、上野に降りて山手線で秋葉原、さらに秋葉原で乗り換えがあって、総武線千葉方面に乗って2駅目が両国です。
私は大学受験の時に大宮のおばのところに泊まっていたので、まさにこのルートで千葉の大学に行きましたし、帰省の度にこのルートを使っていました。
なので、馴染みのあるコースなんですね。
当時はブルートレインの寝台特急あけぼのに何度も乗りましたし、それは上野止まりでした。
当時は東北新幹線も東京までは走っていなくて、上野止まりだったんです。
上野駅の歴史をたどっていきますと、上野駅って1883年、明治16年に日本鉄道の起点として誕生した駅です。
その後常磐線だったり東北本線が接続して、北日本へ向かう鉄道の拠点だったんです。
北の玄関口と呼ばれるようになったのは、ここから旅立つ多くの人々がいたからです。
寝台特急はけものもそうです。東北本線の長距離列車もそうです。
なので地上ホームは行き止まり式でした。
なので線路がそこで途切れているわけですね。その光景にびっくりしたのを覚えています。
東北新幹線が開業したのは1982年のことです。
地形的に上野は台地の縁というかヘリに位置していて、地下の構造も複雑になっています。
東北新幹線が開業した時も線路は地下深く潜り込む形になりました。
そんな風に東北新幹線は地下深くに下ろされちゃうので、在来線に乗り換えるには地上に登る必要があります。
長い長いエスカレーターに乗ることになるんですけど、めちゃめちゃ強い風が吹いているんです。
もう当時の話なんですけど、強い風やなぁと関西弁が聞こえてきたんです。
東北では滅多に耳にしない生の関西弁が聞こえてきた時に、いやぁ遠くまで旅してきちゃったんだなっていうことを実感したりして、胸がいっぱいになったのを鮮やかに思い出したりしました。
それにしても上野駅は全然変わってないんですよね。それは本当驚きました。
というのも忘れもしない2019年です。気象予報士試験で東京に行ってる時に渋谷駅周辺で迷ったんですよ。びっくりしたんですそれで。
というのも渋谷はかつて私所属していた事務所があって、千葉から週一ぐらいで通っていた場所なんですよ。
渋谷とか青山1丁目とか表参道の辺りは慣れた街だったんですね。
でも迷っちゃったんですね。そんな風にあっちこっち再開発が行われて街がどんどん変わっていくのに、上野は相変わらず上野だったんです。
懐かしい風景
もう相変わらず天井は低いし、売店の位置も変わってないし、エスカレーターの少なさも当時と変わってないなぁと思いました。
今回両国に行ったわけなんですが、両国に向かうにはまず上野から秋葉原に出て総武線各駅停車に乗ります。秋葉原の駅も乗り換えがちょっと難しい駅なんです。
同じホームのあっちとこっちの階段の行き先が違うんですね。どういうことかというと、あっちの階段だと上りのホームにつながっている。こっちの階段だと下り方面のホームに行きます。
ということで向かい側のホームに行きたいだけなのに、どう行ったらいいのかわけがわからないという、そういう駅なんですね。
それも全体像を把握するまでにすごく時間がかかったなっていうのも思い出しました。
余談なんですけどね、私は当時千葉の幕張に住んでまして、幕張に行く時にはこの秋葉原から千葉行きに乗らなければならなかったんです。
もう一つ行き先として津田沼行きっていう電車もあるんですけど、津田沼だと幕張の手前の駅なので、幕張までは行かないんですよ。
なので必ず千葉行きに乗らなければいけない。
もし津田沼行きに乗ったら、津田沼で降りると階段登って乗り直さなきゃいけないので、同じホームで待っていてもいいという、ちょっと手前の東船橋だったと思いますけど、そこで降りて乗り直していたなとか、
なんかそんな細かいことも思い出して懐かしさでいっぱいになりました。
去年の1月にサッカー部のOB会で大学に行ってるんですけども、その時はこのルートじゃないんですね。
飛行機で出かけて行って、京葉線で行ってると思うんですよ。
なので海側をずっと行ってる。だからこのルートじゃないんですね。
なので今回、両国国技館での相撲観戦という日帰り旅ではあったんですが、同時に大学時代を思い出す旅でもあったなと思いました。
変わらない風景を見て胸が熱くなる瞬間が何度も何度もあって、上野駅って私にとってはただのターミナル駅ではなくて、東京の記憶の入り口そのものだなと強く感じました。
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合わせてご覧ください。
それではまた明日。
06:08
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