2025/06/25
サマリー
今回、「総合の総」という言葉について、漢字の成り立ちや意味を探ります。特に、「ふさふさ」という言葉が持つ面白い由来を紹介し、今後の使用法について考えます。
言葉の探求
おはようございます。 花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 毎朝更新している、声の日記です。今日も最後までお付き合いください。
昨日は葬儀司会をしました。まだ若干声がかすれるところはありますけれども、本当に体調が良くない時って、一人言すら言いたくないんだなと。
声を発するって結構パワーを使ってるんだなっていうことを、今回発見しました。
だんだん一人言が言えるようになって、ちょっと調子が出てきたんだなっていうことを思うのと同時に、割と作業しながら一人言を言ってるんだな自分っていうことを発見したりしました。
まるで指差し確認みたいなもんですよね。ここOK、ここOK、だからこうなるのかみたいな、そういうことを言いながら何かやってんだなって思います。
いずれ昨日は司会の仕事をちゃんと務めることができたので、100%声が戻ったかってそうではないと思うんですが、まずはホッとしています。
そして今日6月25日は、私が担当している会社の株主総会議なんですね。
東京で行われるんですけれども、そこに声が流れます。私は秋田にいるんですけれども、声だけちょっと出張しています。
ちょっと前置きが長くなりましたが、今日のタイトルに総合の総が2個並んでますよね。
これ実はネットの雑学サイトで見つけたんです。何て読むって書いてあったんです。
総合の総ってそもそも訓読みって何だろうなとか、いろんなことを考えたんですよね。
で、そうそうと読むにしても、じゃあ意味は何だっていうと、英語のそうそうがよぎりました。
アルファベットで書くと、SOSOと書くそうそうです。
元気って聞かれて、そうそうって答えると、イエスでもノーでもない、まあまあかなみたいな、どっちつかずみたいな、そんな意味なんですよね。
まさかそうそうと読んで、そういう意味ではないよねと、全然わかんなかったので、答えを見てみると、正解はふさふさでした。
たくさん集まって、垂れ下がっている様子を表しているそうです。
例えば、ゴールデン・レトリバーの毛がふさふさしていてかわいい。
これは、その毛がふさふさの部分が、毛がそうそうしていてっていう風に書きます。
ちょっと書いているのをイメージしてほしいんですけれども、画数多いですよね。画数多くて、そうそうという文字が並んでいると、
ふさふさの毛並みみたいな、そういうイメージしやすいなっていう風にも、言われてみれば思います。
このそうという字、普段は総合とか総理大臣とか、そういう形で使われますよね。
糸編の右側、公に心って書きますけれども、この公に心っていうのは、束ねるとか集めるという意味があります。
漢字の成り立ち
たくさんの糸を集めて束にするというイメージです。
ということで、2つ並ぶとふさふさと読むということです。
糸とか毛が集まって束になっている、そういう様子が漢字の成り立ちからも想像できます。
ちなみに、糸編じゃなくて耳編の層もありますよね。
糸の方はふさふさなんですけれども、耳になるとどうなるのか。
これは聞こえたものが集まるということです。
聞こえたものを束ねる、つまり音を素早く集めて理解する、イコール賢いという意味になります。
聡明の聡ですからね。
人の名前でも、さとしさんとかさとこさんとか、私にも同級生いますけれども、賢く育ってほしいという願いが込められた名前なんですね。
普段よく見かける漢字でも、ちょっと調べてみると意外な意味だったりとか、成り立ちがあったりして面白いなって思いました。
そして何よりも、ふさふさって今までカタカナでフサフサと書いていたんですけれども、今後は漢字で使ってみたいなと、使ったらかっこいいなっていうふうに思います。
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それではまた明日。
04:43
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