2025/05/08
サマリー
今回のエピソードでは、「雌伏」という言葉の意味とその背景が詳しく語られています。この言葉は、力を蓄えながら静かに時を待つことを示しており、自己成長と発信の重要性に焦点を当てています。
雌伏の意味と背景
おはようございます。 花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 毎朝更新している声の日記です。今日も最後までお付き合いください。
今日は、雌伏という言葉についてお話しします。 雌が伏せると書いて、雌伏と読みます。
たまたま昨日、私のパソコンのスクリーンセーバーに出てきた言葉で、その瞬間、ああ、まさに今までの私、そしてこれからの私かもしれないと思いました。
この雌伏という言葉は、力を養いながら静かに時を待つ、そんな意味を持つ言葉です。
もともとは中国の古典から来た表現で、単に動物の性別を表す言葉ではありません。
古代中国では、表に立つものと控えるもの、攻めるものと守るもの、陽と陰、あるいは、動と静、剛と柔、こんなふうに対比として捉えていました。
「ユウヒ」と言って、雄が飛び立つ、「雄飛」という言葉があるように、雄は堂々と空を飛び立って、活躍する象徴だったのです。
じゃあ、一方で雌はと言うと、あえて一歩引いて控えながら、時を見て力を養う、そんな象徴として捉えていました。
それは決して劣っているという意味ではなくて、むしろ今は出番ではないということを理解して静かに身を伏せて、来るべき時に備えるというような、極めて知的で戦略的な態度が込められているんです。
この「雌伏」という言葉が持つ深さというのは、ただ黙っているとか我慢するというような単純な意味ではなくて、未来に向けて力を蓄えるために、自ら進んで一時潜伏するみたいな、その静けさを選んでいるんですよね。
その選んでいる感じが、この言葉の本質と言えると思います。
新たな挑戦と発信
なるほど、今の私だ、これからの私だってどうして思ったかっていうことなんですけど、私はあれこれと興味を持ちやすい体質でして、花火や天気に関すること、防災に関することについてはもうお仕事になっていることなんですが、その他ですとデジタル系ですね。
ガジェットも大好きですし、あとAIは最近勉強していることです。とにかくお勉強が好きなんだと思うんですけど、確かに身についたものは多いなぁと思います。その身についたものを誰かのお手伝いとして、いいよやってあげるよっていう感じで、自分の持つサービスとして提供していたこともあります。
でもそれって勉強した時間と労力とお金と、そういうことがもうなんか切り売りみたいな感じになっていって、だんだん苦しくなってきちゃったんですね。一体私は何をやってるんだろうって。勉強は好きでやっていたのに、なんかこれっておかしいなって思うよなっていったんですね。一体私は何屋さんなんだろうって、さまよっていた時期もあります。
それで経営塾に入っていろいろ教えてもらったんですけど、自分で身につけたスキルは自分が輝けるように使おうというふうに転換したんですね。今までの路線を。それでじゃあどういうことができるかなって言った時にインタビュー活動が始まりましたし、その後この音声配信も始まったしショート動画も始まりました。
そんな感じで自分が持てる力を総合力として発信していこうっていうふうに変わってきたんですね。変わった結果、それが誰かの役に立つんだったらこれほどいいことはないなっていうふうに思っていました。まもなく自分で作る天気図、プログラミング今してるんですけど、まもなく終わるんですね。もうちょっと時間がかかってるんですけれども、まもなく完結すると思います。
それが誰かの役に立つなっていうことが今ちょっと明確になっていることと、それからAIに関することはまだ学び始めたばっかりだったんですけれども、昨日実は思いもよらない依頼をいただいたんです。それがファシリテーターとしてAI関連の場に登場してほしいというお話だったんですね。詳しくはまだこれからなんですけれども、ファシリテーターっていうのは進行する力、司会の力ですよね。
それからAIだったり、あと経営のこと、自己啓発のこととかもこの場では使わなきゃいけないことなんです。今までバラバラに積み上げてきたものだったんですけれども、その経験が総合力として求められる現場が目の前に昨日現れたんです。
「雌伏」の時間がようやく役立つという形で動き始めたなと思って、とってもワクワクしています。昨日の夜は夜9時から1本ズームでのオンラインミーティングがあったんですけれども、昨日お昼にメールをいただいて、9時までならOKということで、7時半のお約束で1時間ぐらいお話をして、もうそのお仕事が決まったんですよね。
こんな風に先方の仕事の速さも本当に気持ちよくて、この流れに乗ってみようと思えました。そして動き出す時に私が大事にしているのは軽やかさでもあります。
やらないと決めたら潔く引きますし、やると決めたら迷わず進むと。そういう軽やかさを大事にしながら次のステージに足を踏み出していきたいなと思います。
そう考えた時に、やはり「雌伏」っていうのは決して沈黙ではないなと、エネルギーを溜める時間なんだなと思います。決して劣っているわけでもないし、後退しているわけでもない。本当に溜めの時間なんだなっていうことをまた実感しています。
また具体的なお話が決まった時にはお知らせします。とってもとっても楽しみにしています。
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それではまた明日。
06:10
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