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2026-02-09 05:29

【1347】2026/02/09 育っていなくても 思いはつながる

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2026/02/09

サマリー

花火シリーズを通じて、特定の土地への思いを紡ぐ人々のエピソードが紹介されています。東京生まれのリスナーは、片貝の伝統に触れ、自らのルーツを辿る感情的なつながりに心を動かされている様子が語られています。

オリンピックと衆議院選挙の振り返り
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
昨日はもう、ほんと見るものが多かったです。気になることがたくさんあって、ちょっと追いつかなかったなっていう感じがします。
まずはオリンピック、スノーボードのビッグエア男子、木村キラ選手が、日本勢初の金メダルを獲得しました。
あんな高いところから飛んで、後ろ向きにくるくるくるって回って、ちゃんと着地するんですから、どうなってるんだろうって、ほんと思っちゃいます。
イタリアのオリンピックで思い出すのは、20年前になりましたけど、荒川静香選手の金メダルです。
あのミラノの時って、もう20年も前かと思うんですけど、ちょうど私はラジオの生放送をしていて、だんだんその速報が入ってくるわけですよ。
荒川選手は割と先に演技が終わっていて、速報が入ってくるたびにメダル以上が確定になったと。
そして銀メダル以上が確定になった。さらに金メダルになったっていう、一つずつ一つずつ生放送の中で伝えていく感じ、あれを思い出します。
荒川選手は東北出身なんですけど、木村キラ選手って岡山出身だと聞いて、じゃあどうやって練習してたんだろうって思うわけですよ。
一年中雪があるわけじゃないですし、岡山って晴れの国だからどうなのかなとか、屋内競技と違っていつでも同じ環境があるわけじゃないので、
冬の競技の選手って、その練習環境を自分で整えていくというか、獲得していく感じとか、改めてすごいなって思いました。
それから見るものがたくさんあったっていううちのもう一つは衆議院選挙です。
私は期日前投票を早々と済ませていたので、やっと決まるなぁと思いながら、開票のニュースを見ていました。
やっとっていう思いになるのは、やはり選挙期間中、相手を落とすことで自分が上に立とうとするという、いわゆるネガティブキャンペーンを聞いているのが日々もう辛くなってきていたので、早くこの日が来てほしいって思っていたんです。
ようやく衆議院議員のメンバーが決まって、やっと政治が動き出すなっていう、そのやっとっていうことです。
片貝まつりとのつながり
そんな情報が一気に押し寄せる中で、こんなお便りをいただいたんです。
私が定期的に発行しているインタビュー記事、最新語は花火シリーズ、新潟県片貝塩化工業の記事です。
先日7日に公開となりました。
それに対してのお便りをいただいたんです。
これは公開コメントではないので概略だけお話ししますと、記事を読んで片貝塩化工業の初代が片貝祭りを守り続けてきたこと、これを嬉しく感じたという、まずはそういう内容です。
この方は東京、新宿生まれの東京育ちの方で、片貝で育ったわけではないんです。
でもルーツが片貝にある方なんですね。
ご両親が片貝祭りで花火を奉納した経験もあります。
ルーツはあるんですけれども、もう家はそこにはありません。
でもなんと本籍は今も片貝に残しているそうです。
ご本人は生まれも育ちも東京で片貝で暮らしたわけではないんですが、何らかの形で自分の起源とつながっていたいという思いがあるということでした。
記事を読んだことで家族のことだったり街のことを思い出した。
今年は母の追悼として片貝祭りで花火を奉納してみようかなと考える。
記事を読む時間はそういう時間になったというようなお便りだったんです。
自分自身はそこで育っているわけではないけれども、その土地に思いを馳せるという。
伝統が続いていることを自分ごとのように受け止める。
これってとっても尊いことだなと私は思いました。
そこに住み続けることだけがその土地を思うということではないんだなと思いました。
そもそも私がこの花火シリーズを始めた理由は、花火という文化だったり、花火屋さんたちの職人魂をちゃんと知ってもらいたいと思ったからでした。
日本のものづくりの姿を世界に発信したいと思ってこのシリーズを立ち上げたし続けていこうと思っています。
でも今回この記事を読んだ方の言葉に触れて、花火シリーズって職人さんの話だけではなくて、その土地に思いを寄せる人の人生だったり、自分の起源とつながろうとするその気持ちにも触れる時間になっているんだなって感じました。
それってウェブマガジンを発信する側の思いをポーンと超えてきたような、そんな感じです。
こんな風に受け取ってくださる方がいるんだなって思って、本当に胸が熱くなりました。
この配信はアップルポッドキャスト、他各種プラットフォームでお届けしています。
リッスンではこの配信のテキスト版を公開しています。合わせてご覧ください。
それではまた明日。
05:29

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