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【1559】2026/09/09 情報は伝わらなければ意味がない
2026-09-09 05:18

【1559】2026/09/09 情報は伝わらなければ意味がない

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2026/09/09

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
映像の世紀バタフライエフェクトというNHKの番組があります。 世界各国から集めた貴重なアーカイブ映像をもとに、人類の歴史に秘められた連鎖の物語を描く番組です。
語りは私が大好きな糸井陽次アナウンサーです。 糸井アナウンサーは気象予報士で、気象防災アドバイザーでもあります。
私と同じ肩書きを持つ方なんです。 その糸井アナウンサーが語りを務めるこの映像の世紀バタフライエフェクト
9月7日月曜日放送分は、災害報道座説と葛藤の100年という回だったんです。 この番組の見どころについて糸井アナウンサーがコメントを寄せています。
タイトルは、「人の心に届く言葉とは?」です。 伊勢湾台風での航海をきっかけに気象キャスターへ転じた元予報官がいる。
ある日、番組スタッフとの間で交わした何気ない会話が、今回の番組制作のきっかけとなりました。
その元予報官、島川記念像さんに出会ったのは、入局6年目、27歳の夏。
昭和30年代、NHK名古屋放送局で初めて気象キャスターを務めた島川さんから、
当時の苦労や工夫を伺い、久しぶりにその日の天気予報も伝えてもらおうというニュース番組の企画を通じてでした。
その事前取材の途中、島川さんが言葉を絞り出すように語り始めたのが、
最大級の警戒を呼びかけたのに、その情報を地域住民に届け切ることができなかった、と悔やむ伊勢湾台風での経験でした。
情報は伝わるように伝えなければ意味がない、と痛感した島川さん。
今の私の心情ともいえることを、自身の経験から最初に解いてくださったのが島川さんでした。
今そこにある危険を、どんな言葉で伝えれば人の心に届くのか。
今につながる防災・減災報道の礎を築いてこられた先人の思い、そして災害が激甚化していく今を生きる私たちが心に留めておくべきこととは、
災害報道を100年の記録を通じて受け止めていただければ幸いです、というコメントです。
ちなみに番組名のバタフライエフェクトですが、小さな出来事の連鎖が思いもよらない大きな結果につながるという考え方です。
番組自体もその発想を掲げていて、一人一人のささやかな営みが蝶の羽ばたきのように連鎖してやがて世界を動かしていく様子を貴重なアーカイブ映像で描くというコンセプトになっているんです。
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今回の災害報道の回で言いますと、いといアナウンサーとスタッフの何気ない雑談が島川さんという一人の元予報官の悔い、後悔にたどり着いて、
それが情報は伝わらなければ意味がないという番組全体のメッセージにつながっていくというこの流れこそが、まさにバタフライエフェクト的な構成になっているな、とも思いました。
番組では当時のままの映像が流れますので、阪神淡路大震災の火災の様子だったりとか、東日本大震災の津波の映像も出てきます。
実際の記録映像なので見ていて本当につらいものがありましたけれども、この情報を伝えるのがまさに気象防災アドバイザーでもあるいといさんだということも説得力があるなぁと感じました。
情報は伝わらなければ意味がないっていうキーワードありますけれども、届かなかった情報について番組の中で何度も語られていました。
だから届けなきゃいけないんだなっていうことを何度も何度も思わされるそんな番組でした。
映像の席バタフライエフェクト災害報道の回はNHKプラスの見逃し配信でも見られますし、あとは9月17日木曜日の夜11時50分から再放送でも見ることができます。
情報は伝わるように伝えなければ意味がないというのは私も本当にそう思うんです。
じゃあどうすれば伝わるのかっていう伝える側の努力もちろん大切でこれからも追求していくべきことだなって私自身思うんですけれども一方で受け取る側の準備が整っていなければ情報をいくら伝えようと思っていても届かないんですよね。
気象防災アドバイザーとしてその両方に向き合っていきたいなと思いました。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
リッスンではこの配信のテキスト版を公開しています。
合わせてご覧ください。
それではまた明日。
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