2025/12/18
サマリー
教員時代に培った話の構成について、ノンバーバルコミュニケーションの重要性や伝え方の戦略を講義しています。受講生が自信を持って講座を実施できるよう、基本的なスキルの重要性を強調しています。
00:00
おはようございます。 花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 昨日、時間調整でスターバックスにおりましたら、ジンジャーブレッドラテが売り切れでした。
私が先日配信でお話ししたからではないとは思いますが、などでも言います。本当に美味しいです。
昨日はほんのちょっとの時間調整でしたし、食事を控えてもいたので、もともとジンジャーブレッドラテの予定はなかったんですが、もうすぐシーズン終わっちゃうよなぁと思うと、ちょっとだけ寂しい気持ちにもなっています。
話の作り方
さて、昨日は伝わる話の作り方について講義をしてきました。 これは普段講座の講師をされている方々に向けての講座です。
話し方講座と言いますと、どうしても発声とか滑舌とか声の出し方の話になりがちなんですけれども、もちろんそれも大事で、基礎、基本であることは間違いありません。
ですからそこが入り口になるとは思うんですが、でも私がお伝えしたいのは、話し方ともう一つ構成なんですね。
この2つの軸は掛け算ですので、どちらかがゼロになるとゼロです。 なので滑舌とか発声がちゃんとできていても、内容構成がまずければ伝わりません。
逆に構成が良くて内容が良くても、発声とか滑舌ができていないと、これまた伝わらないんですね。
掛け算なんです。どちらかがゼロになったらやっぱりゼロなんです。 伝わる話っていうのは偶然できるものではなくて、計算して設計することができます。
今日何を一番持ち帰ってほしいのか。どんな事実が必要なのか。 どんな経験とか例え話があれば受講生がイメージできるのか。
話全体の道筋はどうなっているのか。 この辺りを整理するだけで話の伝わり方は驚くほど変わっていきます。
そしてもう一つ大事なのがノンバーバルです。 バーバルっていうのは言語のことなので、ノンバーバルは非言語ということです。
言葉そのもの以上に視線だったり表情、姿勢、立ち位置が大事です。 手振り、見振り、ジェスチャーも大事ですね。
私たちはこういうようなノンバーバル、非言語の情報からたくさんのことを受け取っているんです。 ということは伝える側はそれを計算して使うと本当に伝わりやすくなります。
実は年明けにも同じようなテーマで講演依頼をいただいているんですね。 考えてみますとこういう授業の作り方、話の組み立て方というのは私自身教員時代に培ったものだろうと思います。
大学時代も教育実習先でも教員になってからの研修もそうですし、もちろん日々の授業でもそうです。
今回も年明けの依頼も受講生は講座、講師をなさる方々です。 自己流で講座をやっているということだったので、どうやって講座をやっていいのかなとか、
これで本当にいいのかなと悩んでいるということでした。 その悩みに応えての講演依頼、講座依頼ということだったんですね。
たまたま私は教職で学んだ内容ですが、これって多くの人は知らない内容なんですよね。体系的に学んだことがないと思います。
聞いたこともないと思います。 多くの方はその基本的なスキルを学ぶ機会がないんですね。
逆にこの基本を知れば応用もできます。 迷った時にも基本に立ち変えられますので、この話がしっかりと入っていたら強いです。
今回も次回もですけれども、短い時間で伝えられることっていうのはごくわずかではあるんですが、受講生の皆さんがこれからご自身で講座をなさる時に、
さらに自信を持ってやれるようになっていたら本当に嬉しいなと思います。 この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
LISTENではこの配信のテキスト版を公開しています。 合わせてご覧ください。
それではまた明日。
04:40
コメント
スクロール