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おはようございます。 鶴岡慶子と花火と天気と日本の秋田県から発信しています。
昨日の配信で言い忘れたことがあります。 長岡の花火についてです。
山形県と新潟県に大雨の特別警報が出されたということで、長岡の花火は大丈夫かなと思ったんですけど、というところまでお話しして、
実際に行われたかどうかということを、配信の中ではお話をするのを忘れてしまいました。
実際にどうだったかというと、行われました。 大雨の特別警報というのは、新潟県に出されたんですけど、
大変な雨が降った、非常に激しい雨が降った場所っていうのは、新潟県の開越だったんですね。開越っていうのは、新潟県の北の方です。
長岡は中越だったと思うので、実際にどんな天気だったかっていうと、長岡の花火が始まるときは、パラパラとちょっと降っていたそうです。
後半はもう雨が降らなかったそうですね。 長岡の花火は三尺玉が上がるんですよね。
三尺玉っていうのは、非常に大きな花火で、花火玉がもう200キロを超えるんですよ。
それが上空600メートルまで上がっていきますので、中心部分がですね。
そして、上空では600メートルに花開くんですよ。 その中心部分はどのぐらいの高さかっていうと、東京スカイツリーぐらいですよね。
非常に大きな大きな花火なんです。 さらには幅2000メートルのフェニックスという花火が上がるんですよね。これを待ってましたなんですけど、壮大なスケールですよね。
これもフェニックスって私たち言ってますけど、復興祈願花火フェニックスというのが正式名称だそうです。
長岡の花火っていうのは、鎮魂の花火だということをお話ししたんですけど、復興祈願祭っていうのが前身になっていて、長岡の花火そのものは戦後、昭和21年にスタートしているんですね。
戦争で亡くなった人の慰霊と、それから戦争からの復興に尽力した先人への感謝であるとか、世界平和を願う気持ちを込めて開催される花火大会なんですね。
競技会ではないんですよ。競技会で有名なのは土浦の花火大会ですね。これはスターマインといって、丸い花火を一発ずつ丁寧に打ち上げるというよりは、いわゆる早打ちみたいなことなんですけど、そのスターマインの日本一を決めるのが土浦の花火です。
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この花火は、大正14年からスタートしていて、非常に歴史のある大会です。そして何といっても最高峰と言われるのが、秋田の大曲りの花火なんですけど、もう歴史が古いっていうことがまず一つですよね。明治に始まってるんですよ。
明治に始まっていて、もう100年以上の歴史がある花火大会なんですね。しかも花火競技会の中で最も権威がある、もう花火師たちの甲子園というかインターハイというか、ここで内閣総理大臣賞を取るっていうことが最大のステータスになるっていうことなんですね。
さらに違うのが、昼花火というものがあるということです。昼花火も競技会なんですよね。これはもう大曲りだけなので、昼花火も作れて、夜花火も作れて、しかもスターマインも上手にやるっていう、このオールマイティの大会だというところが、また大曲りの花火で最高峰を取ることの難しさがあると思うんですけど。
この今紹介した秋田の大曲りの花火、茨城の土浦の花火、新潟の長岡の花火、これが日本三大花火大会と呼ばれるものなんですね。ただ長岡の花火はご承知の通り、復興花火といって、放納型の花火なんですよ。競技会ではないわけです。
なので三大競技会というふうに分類をされると、長岡は外れるんです。長岡が外れてどこが入るかっていうと、三重県の伊勢の花火、これが入って三大競技会というふうに言われたりします。
花火のお話をしましたけど、昨日の配信で長岡の花火は一体どうなったんだっていうところで、ちょっとエピソードの概要欄には注意書きのように書いたんですけど、長岡の花火はちゃんと行われたそうです。
今年は各地の花火大会が3年ぶりに行われています。ただ大雨の影響で、山形県の佐方の花火大会は中止になりました。
感染症だけではなくて、激しい天候、荒れた天候が原因で中止になってしまうということもあるんだなぁと思うんですよね。
もう今、地球がどうにかなってますよね。大きな力が働いているような、そのぐらいなんかいじめられているような、そんな気持ちになることもあるんですけど、この後私も防災のことについてしっかりと勉強して、配信の中にも盛り込んでいきたいと思います。
そして少しでも皆さんの役に立てる情報を配信していきたいと思っています。では皆さん今日も一日安全にどうぞお過ごしください。
今日もお聞きくださりありがとうございました。 白岳恵子でした。