2025/10/25
サマリー
今回のエピソードでは、知覚動考という言葉の重要性について語り、個人の成長過程をPDCAサイクルと対比させています。動くことの大切さを強調し、実行から得られる学びを深く掘り下げています。
知覚動考の概念
おはようございます。 花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 私たちの仕事だったり、学ぶ場でよく聞く言葉に、PDCAサイクルというのがあります。
PLAN、DO、CHECK、ACT、この頭文字を取って、PDCAサイクルと言うのですが、計画を立てて、実行して、振り返って、また次に活かすという計画、プラン、
DO、実行、CHECK、評価、ACT、改善。 このサイクル、ビジネスの基本的な考え方なんですね。
もう一つ、人が成長する流れを表す言葉に、4つの漢字で示された、知覚動向という言葉があります。
今日のテーマにもなっていますが、この言葉は、一般の辞書には載っていません。
教育や企業研修、自己啓発の場で使われている言葉です。
まず最初は知です。知識として物事を知るということです。
そして次に、悟るです。これは、感じて悟るという、書くという字ですね。
頭だけじゃなくて、体や心で理解する段階です。そして、道です。ここが一番肝だと思っています。
行動すれば次の現実と、私が大好きな言葉があるんですが、動くと必ず何かが起きます。
うまくいくこともあれば、失敗することもあります。
でも、行動しなければ現実は動かないので、行動して初めて自分が立っている場所が見えてくる。これが道という段階です。
そして最後、考えると書きますが、行動の後にようやく考える段階がきます。
動いたからこそ、考える材料が増える、見えてくるということです。
多くの人が、考えてから動くと言ったりしますが、本当は動いてから考える。
この順番でこそ、人は早く成長するということで、企業研修では、知覚動向という言葉が使われます。
知って、感じて、動いて、考える。このサイクルで成長していくという考え方です。
行動の重要性
最初に言ったPDCAサイクルというのは、主に仕事のプロセスを改善する方法なんですが、知覚動向は人が育つ順番を示しています。
どちらもサイクルなんですけど、PDCAが組織の成長を示すのだとすれば、知覚動向は人の成長を表しています。
特に私が好きなのは、このどうとこうの順番です。
動きがない一日があったとして、次の日の朝はどうですか。
おとといと同じ景色ですよね。
でも動いたらどうなのかというと、動いた後の次の日の朝は、違う自分に出会っているということです。
動くことで傷ついちゃうこともあるかもしれませんが、それも前進だし成長だなと思います。
その時点でうまくいっていないように見えることでも、もし傷ついちゃったとしても、それは決して後退ではないと私は思っています。
知識だけで終わらせずに、感じて、動いて、考えるということ。
このサイクルが回るたびに確実に前に進んでいるということですね。
動いた結果、こっちの方向じゃなかったんだなっていう、それがわかるっていうことって、決して失敗じゃないし後退じゃないって思うんですね。
私はインタビュー活動をしていて、いろんな方に取材を申し込んだりしますけれども、それも言ってみなければOKかどうかってわからないですよね。
ダメだったらダメでいいんですよ。そうしたら別のところに行けるのでね。
考えることは大事です。考えることは大事なんですけれども、考えすぎると身動きがそれこそ取れなくなってくると思います。
近く、動向。まずは少しだけ動いてみる。その姿勢を大事にしたいです。
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それではまた明日。
04:45
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