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2025-05-20 04:42

【1082】2025/05/20 存在顕現×意識も高まる

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2025/05/20

サマリー

秋田県で開催されている令和7年度気象防災ワークショップに参加し、気象防災アドバイザーとしての役割や意識について話しています。研修を通じて、防災担当者たちの意識の向上を実感しています。

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
毎朝更新している恋の日記です。今日も最後までお付き合いください。
気象防災ワークショップの概要
昨日は、令和7年度気象防災ワークショップに行ってきました。
これは、秋田県が各市町村向けに、気象と防災についての研修を行うもので、毎年この時期に行っています。
私は気象ボスアドバイザー3年生で、この研修に行くのも3年目です。
秋田県が主催をする研修会なんですが、講師は秋田地方気象台の皆様です。
気象ボスアドバイザーは国土交通大臣委嘱のものなので、この研修は気象庁の秋田地方気象台の方々のアシスタントというか、オブザーバーとしてその場にいるということで、
受講生ではなくて、講師側の立場に立ってその場にいるという感じです。
1年目は1人でした。気象ボスアドバイザーは私3年生って言ったんですけど、1年目は私しか、秋田県にはただ1人だったので、私しかいなかったわけですね。
去年一気に3人増えて4人になったんです。そして今年また2人増えて全体で6人になりました。
その6人の中の5人が出席したんです。すっごい嬉しかったです。横のつながりが一気にできたっていう感じもあるし、
あとは研修に参加した各市町村の防災担当の方々が、気象ボスアドバイザーという役割の人たちがいるんだなっていう、今回5人もいるとやっぱり存在感があったなって思います。
気象ボスアドバイザーは平成29年が1期生、そして私が2期生、令和4年組です。そして令和5年、令和6年と全部で4期輩出してるんですが、秋田も全体で6名ということで、なんか分厚くなってきてすっごく嬉しいなと思います。
この研修そのものは流れはいつもと同じなんですけど、午前中は地域防災官のお話があって、そしてお昼休憩を挟んだ後はグループワークをするんですね。
このグループワークが市町村の防災担当の方々っていうのは、市町村って役場とか市役所なんですけど、その職員の人たちっていうのはその課で異動がありますよね。
だから別に防災の専門家っていうわけじゃなくて、たまたまその課に配属されたっていう感じもあるわけです。
それまでは天気に関することだったり、防災に関することだったりってあんまり意識したことがなかったけれど、このグループワークはかなりがっつりやるんですね。
気象防災アドバイザーの研修の中身の一部を切り取ったみたいな、そういうことをやるわけです。
意識の高まりを感じる
その専門用語的なところは午前中の講座で、まずは座学でやるわけですね。
その知識を持って午後、天気の資料を色々見て、避難の情報をどう出すかみたいな、そういう研修をやるんです。
気象防災アドバイザー1年目の私は、その回にやはりオブザーバーとしていましたけれども、まだあんまりそんなに意識が高くなかったように思うんですね。
でもその後の大規模な大雨の被害に見舞われて、県民一人一人がおそらく意識が高くなっているし、
ましてや行政の防災担当ってものすごく意識が高くなったなという、そういう空気を昨日は感じました。
いつだったかの配信でもお話ししたかもしれませんが、気象防災アドバイザーになったばかりの時に秋田地方気象台に新しい台長が来たんです。
その台長のお話で忘れられないことがあるんですね。
私がご挨拶の中で秋田は災害が少ない場所でしてねっていう話をしたんです。
そうしたらその台長が、ということは市民の皆さんは意識がそんなに高くないということですよねと。
だったらものすごく活躍の場があると思いますのでよろしくお願いしますっておっしゃったんです。
それが4月のことで、すぐの7月が県と秋田市を襲った大雨災害が起こったんです。
少ない、それはもしかしたら少ない方なのかもしれないけれど、案外災害と私たちって隣り合わせなんだなっていうことをいつも肝に銘じておかなきゃいけないなって思います。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
それではまた明日。
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