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2023-12-09 04:52

【0554】2023/12/09 気象防災アドバイザーの知名度向上のために

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2023/12/09

サマリー

本配信では、気象防災アドバイザーの役割や育成研修についてお話ししています。気象庁のOBや気象予報士は、気象防災アドバイザーになるために重要な資格を取得することができます。また、SNSを活用して知名度向上に努めています。

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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
視界やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。日本の秋田県から毎朝更新しています。
気象防災アドバイザーの役割と育成研修
今日は、気象防災アドバイザーとは、というお話をします。
私は去年1年間、気象庁の育成研修を受けて、気象防災アドバイザーになりました。
去年の音声配信を紐解いていくと、どういうものなのかということは、その配信を聞いていただいてわかることではあるんですが、
簡単に言うと、地方気象台と各自治体をつなぐ役割の人です。
専門は風水害で、風水害のひとたび災害が起きますと、避難情報を出すのは自治体なんですね。
そして、天気予測を出すのは気象台なんです。
その気象台が出している気象情報に対して、
それを翻訳する形で自治体に下ろしていく。
そして、各自治体の首長に対して、避難情報をこういうふうに出すべきだ、このタイミングで出すべきだ、というアドバイスをする人なんです。
気象防災アドバイザーの内訳は、主に気象庁のOBOGなんです。
そこに気象予報士もちょっと混ぜてもらっているという感じです。
なので、気象庁の職員でなければ、気象予報士である必要があるんです。
ということで、
気象予報士の上位資格でもありますし、
また、こんなふうに首長にアドバイスをすることができるっていう、
いわば権限を与えられたような重い資格でもあります。
気象防災アドバイザーは、気象庁のOBOGが5、60人いらっしゃるはずです。
去年の育成研修で60人増えましたので、気象予報士の方が数が多くなったんですが、
気象予報士が100人から120人ぐらいかなと思います。
さらに今年、同じ規模だとすると、
50人ぐらい育てているはずなので、200人を超えてくるっていう内訳になると思うんですが、
気象予報士に初めて門戸が開かれたのは6年前で、
それっきり募集はずっとしてなかったんです。
それが去年、久しぶりに、5年ぶりに気象予報士にも門戸が開かれるというので、
私も申し込みました。
申し込みが300人ぐらいで、実際に講座を受けたのは60人だったので、
かなり書類審査で絞られた感じはありますよね。
こんなふうに絞られたことを後から私は知ったので、
本当に選ばれたこと自体がもう奇跡だったんだなって思います。
気象庁が気象予報士に対して門戸を開くのは、また5年後かもしれないと思っていたんですが、
今年も門戸を開いてくれています。
いよいよ育成研修のフェーズが実地研修に移ってきたみたいなんです。
実地研修は何をするかというと、気象防災に関するプレゼンをするんです。
それが市民の皆様向けであるっていうのが1回、
もう1回が自治体の職員に対して、この2回プレゼンするんですけれど、
それまで行ってきた研修を理解するっていうことと、
プレゼン資料の作り方であるとか、あと伝える力であるとか、
いろんなことが試されるのがこの実地研修だったなと思います。
知名度向上のためのSNS活用
そして、いよいよこの実地研修のフェーズに入ってきたっていうのが、
なぜ分かっているかっていうと、
SNSです。
それを見て、ああ、この方も気象防災アドバイザーになっていくんだ。
今、育成研修を受けているんだっていうことが分かったんです。
気象予報士の資格は、天気の予測を独自にしてもいいですよっていう資格なんですよね。
何も画面で天気予報を喋る仕事ではないんですよ。
ただ、喋る仕事をしている方は有名人なので、
そんな有名な方が気象防災アドバイザーになってくれたら、
気象防災アドバイザー、
という、この知名度が上がっていくなと思って、
しかも、この気象防災アドバイザーって何?っていうことが、
皆さんが分かっていただけるようになったら、
もっといいなと思って、
今年も気象予報士向けの募集があってよかったなって思います。
実地研修はまだ1回目のフェーズのようなので、
2回目終わるまで、まだまだ大変な日々を過ごすでしょうけれども、
本当に辛かったんですよ、この日々は。
でも、その時に作った資料、
とか、すべてこの後もずっと使えるんですよね。
なので、終わってからは、やってよかったっていうふうに思います。
現在、育成研修を受けている方、何人ぐらいいらっしゃるか分からないんですが、
ぜひ3月まで乗り切っていただいて、
気象防災アドバイザーの全体の底上げを、
ぜひ一緒にしていきたいなと思います。
この配信は、Apple Podcast、他各種プラットフォームでお届けしています。
では、また明日もお会いしましょう。
鶴岡恵子でした。
04:52

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