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2023-01-04 06:16

【0215】2023/01/04 トップを目指すチームとトップ3を目指すチームは違った #箱根駅伝

2023/01/04 #箱根駅伝

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おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、司会者として、花火鑑賞師として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話しします。
今日から仕事始め、という方も多いかもしれません。お正月、たっぷり休めたでしょうか?ゆっくりできたでしょうか?
Uターンをしたりして、移動が大変だった、という方もいるかもしれません。 私はそんな中、もうずっと秋田にいて、箱根駅伝を見ていました。
箱根駅伝、大好きなんですよね。 ただ大好きになったのは、ずっと後のことで、私自分が学生だった時は、ずっとサッカーを見に行ってたんですよ。
お正月は。天皇杯を見に行って、高校サッカーを見に行って、っていう感じだったので、箱根駅伝は中継も当時あんまり見てなかったと思います。
ということで、もちろん現地に行って旗を振る、みたいなことも一切してなかったんですよね。
非常にもったいないことをしたなと思っています。 ただラジオの情報番組をやるようになって、ラジオの情報番組は箱根駅伝のある1月2日と3日は番組自体が短縮になって、自社制作のものじゃなくて、
全国ネットの箱根の中継になっちゃうんですよ。それで番組自体が終わっちゃうので、同じように早起きはするんですけど、早く帰れるっていう、それが1月2日と3日だったんですよね。
そういうことで、1月2日と3日の箱根駅伝を強く意識するようになったのは、そのラジオ番組をやるようになってからだと思います。
そのぐらい、あんまり関心が実はなかったんですよ。 でもラジオをやる上で、それを体験しておこうっていう気持ちにもなったので、2016年は生の箱根駅伝を見に行きました。
秋田から出かけていくって決心してから、先に新幹線の切符を取らなきゃいけないので、1月2日と3日の東京の天候、気温はどうだということを気にしてられなかったんですよね。
ただラッキーなことに、2016年の1月2日と3日はポカポカ陽気だったんです。
ランナーにとってはちょっと過酷な暑い日ということだったかもしれませんけど、見る側にとっては、そして何時間も前から場所を取る観客のみとしては、本当に良い気候だったんです。
ゴールから2キロ手前の日本橋のあたりで私たちは見たんですけど、左車線だとランナーが自分の近くを通るんですけど、首を何回も振らなきゃいけないなと思ったので、
お迎え側、右車線の方に場所を取って、そして長くランナーが走っていく姿を見るようにしました。
それが大当たりでしたね。
日本橋はずいぶん長い一直線があるので、ずっと遠くからランナーが来るのを見て、そして大手町の方に曲がっていく姿を見送るっていう、そんな位置で見たんですけど、
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最初にヘリコプターの音がして、その後車列がやってきて、ランナーが行って、という、そういう順番でやってくるんですよね。
ランナーがすごく光合しく見えて、そこにスポットがパーッと当たっているような、そんな風景にも見えました。
そこに行かないと感じられないものがたくさんあるんだなっていうことを強く思いました。
ラジオをやるようになってからっていうこともそうなんですけど、その生で見るようになってから、またさらにのめり込むようになって、1月2日と3日はもう午前中は使い物になりません。
テレビを見ていたり、あるいはラジオを聞いていたり、その時もあの時に見た光景とか、匂いとか、肌感っていうかな、そういうのをパーッと思い出すんですよね。
それはもう体験しなければわからないことだったなと思います。本当に自分で感じることって大事だなって思います。
さらに今回注目したのは中央大学の監督のお話です。中央大学はオーロもフクロも2位だったんですけど、オーロで2番だった時に、じゃあフクロをスタートするという1月3日、優勝を目指して頑張ろうと思ったそうです。
ただ終わってみたら、やっぱり強かったっていう小政大学のことを讃えて、自分たちはトップ3を目指して今年度頑張ってきた、優勝を目指してきたチームとはやっぱり違いました。
そんな風にお話をされていたんです。優勝した小政大学の大柳監督は今年度1杯で誘退されるそうです。
そして前回大会新記録で優勝した青山学院大学は今回は3番でした。3位だったその原監督は、もはやうちの大学は3番では満足できないそんなチームになっていると言ってたんです。
1位、2位、3位だったその監督のお話を聞きながら、例えば旅をするというシチュエーションで、自分が東京に行くと思った時は東京がゴールなんですけど、海外に行くっていう時には東京ってものすごく近くなるんですよね。
だって東京は通過点に過ぎないから。ということは何をゴールとして設定するのかで、見えてくるものも感じることも全く変わるんだなって思うんです。
ゴールの設定の仕方とか、あるいは日々の自分自身が思っている普通ということ、その基準値をちょっと高くするだけで見える景色だとか進むスピードとか変わってくるかもしれないなぁと感じました。
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鶴岡慶子の花火と天気と言葉と、日本の秋田県から発信しています。コメントやいいねでつながってください。
鶴岡慶子でした。
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