00:00
おはようございます。花火鑑賞誌、気象予報誌の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
毎朝更新している、恋の日記です。今日も最後までお付き合いください。
先日、私の2人のメイが、読書を目的とする旅に行ってきました。
その感想を、昨日聞いたんです。
それで印象的だったのは、図書館がとても静かで、誰かがちょっと会話をするだけでも気になるくらいだったって言うんですね。
えー、それって、居心地が悪かったってこと?って言うと、それがとても良い環境でって言うんですね。
そういった彼女は、読書の趣味に戻ってきたのは、ずいぶん久しぶりのことなんです。
小さい頃は、よく本を読んでいた子だったんですけど、どうでしょうね、多分高校生ぐらいから、本を読む時間なんかないから、みたいな。
そんな感じだったんです。
で、もう本を読むことはないんだなって思ってたんですね。
もう1人のメイは、とにかく本が大好きで、読むのもすっごい早いので、年間おそらく500冊以上読んでるんだと思います。
日に2冊ぐらいのペースで読んでるんですね。
なので、本を読まなかった彼女が、読書の世界に戻ってきた時に、ようやくこの読書旅行が実現するということなんですけど、
その彼女が、とてもいい環境、静かでとてもいい環境っていうのには、ほんとちょっと驚きました。
具体的には、隣の人とのしっきりがあるんですけど、それがただの板じゃなくって、水が流れていて、その水の音がずっと聞こえていたそうです。
こういうことを聞いたら、松尾芭蕉の静けさや、岩にしみるセミの声を思い出しちゃいました。
何かの音があるから静かさが際立つってあると思うんですけど、まさにこの図書館で水音があるからこそ、静かな感じが際立って、集中できる環境が作られているんだなと思って、この図書館は行ってみたくなりました。
その彼女がこの旅でわかったことは、どうやら自分は1冊を2,3時間で読んでいるようだと。
そうであるならば、普段の生活の中でもちょっと時間が空いた、それが2,3時間だっていうことであれば、この本を1冊読もうというふうに思えるようになったんだと。
そしてこの旅が終わった後、次々と本を読み終えていると言っていました。
これは私も真似しようと思いました。
読みたい本はあるのに、私も時間が空いたら読もうと思っていて、どうしても細切れになっちゃうんですね。
次に読もうと思った時には、その世界に入り込むまでにまた時間がかかっちゃうので、結局下手したら極端な話、最初から読んだ方が良かったりするんですよ。
ちゃんとこの時間を、例えば2時間なら2時間、1つの単位時間として生活の中に組み込んじゃえば、隙間時間にしようではなくて、時間を作るっていう能動的な形になるなって思ったんです。
03:07
単位時間の考え方、ポモ道路テクニックが有名です。
ポモ道路っていうのは、25分の作業時間と5分の休憩、これをワンサイクルとして作業していくっていう考え方なんです。
25分が1単位として、これポモ道路1回分と言ったりします。
1回終わったら5分休憩、そして4回終わったらちょっと長めの休憩をとります。
これがポモ道路テクニックなんですね。
これを聞いた時に、私も作業する上でやってみたんです。
ポモ道路タイマーというアプリもあって、タイマーをやってくれるんですね。
25分なったらちょっと音が出て、そして次、自動的に5分測ってくれて、またアラームが鳴ってみたいな、そういうアプリがあるんですけれども、
私にとってはちょっと25分っていう単位時間としては短いので、かえって作業を中断して集中力が削がれる感じがしたので、
ポモ道路は私には合ってないなって思ったんです。
ただメインの話を聞きながら、25分に限らず単位時間という考え方を応用すれば、
もっと上手に日々を過ごせて、本を読む時間を能動的に作れるんじゃないかなという気がしてきました。
それでちょっと調べてみましたら、ポモ道路に似た時間管理術として、世の中で提唱されているものが他に3つほどあるようでした。
1つはタイムブロッキング。これは1日のスケジュールをブロック単位で管理していくという方法です。
ざっくりと私はこういう形でタスクをこなしてきているなっていう気はするんですけれども、休憩時間もちゃんと予定に入れるっていうことをやっていかなくちゃいけないなって思います。
2つ目、52対17の法則。52・17テクニックと言ったりしますが、これはポモ道路テクニックと似た考え方です。
ただ作業時間が長めに設定されていて、52分間集中して作業して、その後17分間休憩をとるという方法です。
なぜ52分でなぜ17分なのかっていうのは、人間の生理学と心理学の論点から科学的に最適化された結果だそうです。
そして3つ目、90分集中法というのがあります。これもポモ道路と似た考え方で、結局時間が違うっていうことなんですけど、90分作業を行ってその後20分の休憩をとるというものです。
私たち人間の集中力って90分間が限界と言われていることで、まず90分限界までやりましょうという、そのサイクルを1日の中で数回繰り返して、
深い集中を保ちながら効果的に仕事、作業を進めるっていう、そういう考え方なんですね。
ここまで25分とか52分とか90分とか、いろんな数字が出てきましたけれども、要するに単位時間を自分用にアレンジして、そして休憩時間とのバランスをとるという形、この考え方って同じですよね。
06:11
自分に合った形、自分に合った時間、見つけたいなと思いました。
読みたい本はたくさんありますので買い込んで積んであるんですね。
なので時間が余ったら本を読むではなくて、単位時間の考え方をちゃんとインストールしたいなと思いました。
これは何も読書に限ったことじゃなくて、時間が余ったらこれをやるではなくて、能動的に時間を作っていく。
そのためにこの単位時間の考え方が有効じゃないかなって思います。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。