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はい、おはようございます。
本日の放送は2022年の9月27日、火曜日です。
本日は第212回目のお話となりまーす。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が
響きになったことをだらだら話をしていくという番組です。
そんな親父の一言をお聞きになりました。
もしもあなたの心に何か残ってしまったらごめんなさい。
悪気はなかったんです。
今後にもこの番組に興味を持ってしまったら
ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願いいたします。
福島県の有名人といえばですね、
まあいろいろな方がいらっしゃいますけどもね、
なんといってもですね、野口秀夫さんが一番有名でしょうね。
現在の1000円札になってますからね。
このお札ですけどね、2004年から発行されてるんで
もう18年ですね。という形ですので非常にお馴染みですよね。
それ以前はね、夏目漱石さんだったんですね。
もう忘れかけてましたよね。
で、今度2024年の時にはですね、
野口秀夫さんに関係のある北里柴桜さんね、それに変わるそうなんですね。
ちょっとね、福島県民としてはちょっと残念ですね。
その野口秀夫に関する漫画といえばですね、
多分一番有名なのがですね、
週刊少年マガジンに連載された、ドクター野口じゃないでしょうかね。
1993年から1997年にかけてですね、連載されたものです。
作者はですね、宇津俊幸さんという方なんですね。
その他が書いた電気漫画です。
タイトルはね、正式にはドクター野口、新解釈の野口秀夫物語となっております。
作者の宇津俊幸さん自身がですね、調べたことをですね、漫画化したものなんですね。
こういう実在の人物をね、漫画化ってですね、最近は少ないんでね、よくやったなぁという印象です。
コミックスにはですね、作者のメッセージ書いてあったんですけどもね、
ちょっと読みますね。
今までの野口秀夫像とは違った新しい切り口で描いていこうと思っています。
派手な漫画ではありませんが、漢方訳のようにじわじわと読者の皆様の心に張り込んでいきたいと思います。
と書いてありますね。
この漫画が描かれる前年の1992年にですね、野口秀夫さんを題材にした映画が作られてるんですね。
その名の《冬季落日》なんですよ。
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母親役の三田佳子さんの演技は非常に有名でしたね。
早く来て下され、早く来て下されっていう言葉ですね。
それが非常に印象に残っています。
あと和田明子さんの主題歌もヒットしましたよね。
この映画ではですね、それまで野口秀夫さんの作品ではですね、描かれることが少なかった野口秀夫の借金壁だとかね、それと浪費壁、そういったところも隠さずにですね、描いていたんですね。
そこはですね、衝撃的だったんですね。
そしてそれからそれに野口秀夫さんのお母さんの歯科さんがね、意外と努力がかかるっていうんで、年取ってから一生懸命漢字を覚えたり覚えようとしたりとかですね、あるいはですね、単なる農家じゃなくて三馬さんの仕事をしてたくさんの人を取り上げてきたみたいな話とかね、っていうのがありまして、それをですね、うまく組み合わせた映画でしたね。
原作自身はですね、渡辺純一さんのね、《冬季落日》なんですが、その小説の方のね、野口秀夫の悪い面、それにですね、先ほど言いました、歯科さんのね、努力の人だったっていうのを組み合わせてね、感動的な映画になっていましたね。
その組み合わせたのが、振動カネットさんなんですね。この振動カネットさんのアレンジ部分がね、非常に強くてね、いい映画になったような企画があります。
その当時のですね、野口秀夫さんのね、悪い面がね、クローズアップされるっていうのはね、強まってて、現在のですね、野口秀夫さんというと意外とダークな面、悪い面ばっかりですね、話題になってきているのはね、ちょっとね、残念なところですよね。
漫画のストーリーはまあ、説明必要もないでしょうね。野口秀夫さんの伝記ですからね。
1877年にね、福島県の稲葉城にね、そこで生まれてですね、本名はね、野口政策っていうんですが、幼少の時にね、手のやけどでね、皆にね、疎まれちゃうとね、そういう少年時代を過ごしてるんですが、何歳になって、学校の作文でね、貧乏でも朝早くから夜遅くまでね、働く母親の姿を描いてね、そして先生に褒められてね、
で、それ以降ね、勉強をすることにね、非常に興味を持っていくという話なんですね。そして医学の方に目覚めて、その道を突き進んでいくという話です。
それもね、いろいろとね、その伝記の話が続いていくんですが、そういうこともあったんだ、あったんだとね、そういう男が多くてね、面白いですね。
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むつさんの新解釈の漫画なんで、どこまで忠実に描いているかっていうのは、ちょっと難しいところですけどね。
個人的にはですね、野口理夫さんの家がね、なぜ貧乏だったのかというところですね。
野口理夫さんが生まれる10年くらい前の時にですね、保身戦争があってね、そういった影響だとかね、そういった社会的、政治的な面だとかね、そういったのも描いて欲しかったし、
また野口理夫さんが生まれてね、11歳頃の時にですね、バンダイさんが大噴火するんですね。
そういった過酷な自然界からの影響、そういったところもね、もうちょっと強く描いて欲しかったかなと思うんですね。
作品中にはね、ちょっとしか描いてないんですね。
それちょっとね、残念かなと思いました。
単にね、普通の通り貧乏から抜け出すために、それで勉強に励んだ、みたいな形になってね。
まあ、そういう形になっているのはちょっと残念なんですね。
あと、海外に行った後ですかね、野口理夫さんのパトロンとなった弱気臭心の実行家であり、政治家でもね、星はじめさん。
その描き方がちょっと足りないかななんていうふうに思ったんですね。
だけども、それはね、どのように描くかっていうのは作者の自由なもんですからね。
むつさんの考えだとこういうふうな解釈なんだなというふうに読みました。
作者のむつ俊樹さんというとね、名門第三野球部でね、人気な漫画家さんだったんですね。
むつさんはですね、青森県のむつ市出身というね、というので、えーと、その出身地はね、ペンネームにしてるんですね。
東北出身ということでね、野口理夫さんにね、思い出があったんでしょうかね。
今回ですね、でもむつさんについて調べてみてね、びっくりしたんですが、
永井豪さんのアシスタントとしていてね、ダイナミックプロにもね、所属していた方っていうことを知ってびっくりいたしました。
名門第三野球部とね、かなり違う気がしますんでね。
ですけども、その名門第三野球部より前はですね、永井豪さんのね、アシスタントらしく、お色気ギャグ漫画、それを描いていたらしいんですね。
ちょっとびっくりいたしました。
名門第三野球部はね、1988年にね、テレビアニメ化されたんですね。
富士テレビの系列で放映されたんですよ。
この第三野球部のね、時間帯っていうのはね、ハイスクール鬼面組だとか、その後番組がついでにトンチンカン、そして第三野球部、その後にランマン二分の一っていう流れだったんですね。
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というわけで、ハイスクール鬼面組だとかね、ついでにトンチンカン、ランマン二分の一とかね、非常に面白かったっていう印象なんですが、ちょっと第三野球部はね、スッポイトでね、記憶から消えかかってましたね。
あーそういえばアニメ化されていたっけなーって感じですね。
アニメ化のね、翌年の1989年にね、名門第三野球部でね、第13回の高段者マンガ賞の少年部門を受賞されました。
というわけでね、その第三野球部で培ったですね、あの熱血要素、それをですね、野口秀夫の生涯にね、取り入れて描いたっていう感じのマンガになってますね。
というわけで、かなり情熱的なドラマとして仕上がっています。
でまたあと、実際そうなんですが、波乱番長のストーリーになっています。
ただですね、野口秀夫さんがね、六三竜にね、描いてるんでね、悩みの多いね、主人公として描いてるんでね、その悩みのとこはね、なんかやっぱり鬱陶しいしね、なんか言い訳ばっかりしてるしね。
そこは人間らしいって言えば人間らしいんですが、少年マンガの主人公としてはちょっとね、残念な感じなんですね。
でもまあ、しょうがないですからね。
またあと、目標を持ってね、進むというのはね、非常に難しいんであるということをね、教えているんでね、そういう点では少年マンガマーケットとしてはいいマンガじゃないかなと思ってます。
もうさすがにですね、古くなってきていますけどもね、福島県では是非ですね、小学校とか公立の図書館とかね、そういったとこに並べてね、置いて欲しいなというマンガなんですね。
ちなみに、名門第三野球部はですね、名門第三野球部リスタートというふうなタイトルでですね、絵がね、別な人になってですね、また新たにね、マンガ化されてきているんですね。
このドクターのうちもね、別なマンガさんにね、ちょっと絵描いてもらって、新しいマンガとして作り直してもいいかもしれませんね。
はい、それではまた次回、吉川ペンキさんとお話をお付き合いくださいね。
本日も聞き下さいまして、誠にありがとうございました。