1. ピョン吉の航星日誌
  2. #531 円谷英二監督の小学館の..

1996年に小学館から出版された円谷英二監督のまんがの偉人伝を読みました。脚本家の市川森一さんが解説ということで、期待したのですが6ページだけでした。本の内容は、シナリオを野添梨麻さんが書かれたようですが円谷英二監督の人生が要領よくまとまっていて感心しました。またまんがも、月刊コロコロで活躍していた小林たつよしさんが描かれていてわかりやすかったです。

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サマリー

福島県郡山市出身の編集者橋本一郎さんの作品を読んだという話です。70年代から80年代に漫画原作した作品について話しています。その中には「レディーコップ」や「マンチュリーブルース」などがあります。

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はい、おはようございまーす。本日の放送は2023年の8月11日、金曜日です。本日は第530回目のお話となりまーす。
このチャンネルは福島県これまし在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が響きになったことをだらだらと話をしていくという番組です。
そんな親父の一言をお聞きになりまして、もしもあなたの心に何か残ってしまったら、ごめんなさい、悪気はなかったんです。
不幸にこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願いいたします。
本日はショートバージョンです。
橋本一郎さんの作品紹介
郡山市出身の編集者の橋本一郎さんの話、これまで何度かしております。
そのシートを使いまして、アニソンの方が販売されたという話だとか、
あるいはサンコミックスというのを立ち上げまして、漫画に単行本という、今は当たり前になったものを作った方なんですね。
そしてこの間、松森太子さんの湯煙スナイパーと、その漫画の新たなシリーズ、その原作を描き始めたという話をいたしました。
84歳で漫画の原作をスタート。
すごいですね、という話をいたしました。
ところがですね、自分それまで橋本一郎さんの原作した漫画というのを、実は読んだことなかったんですよ。
70年代から80年代に漫画原作したってことですからね。
古本屋さんで探すの難しいんですね。
梶原一希さんとか、小池和夫さんとか、牛二郎さんとか、ブロンソンさんとか、そういった方々が読むことはできるんでしょうけれども、
橋本さんの作品は漏れてしまったことがあるんじゃないかと思いましてね。
もう読むことができないんじゃないかと、最初から諦めていたんですね。
そしたらなんとですね、AmazonのKindle、そしてあの方のUnlimitedにたくさん入っていることを見つけたんですよ。
もうびっくりびっくりですよ。
70年代から80年代の作品
その作品名を言ってきますとね、レディーコップ、マンチュリーブルース、カノージゴロウの風雲六、黒潮の尽きる島、柔道の歴史、カノージゴロウの生涯がAmazonのKindle、そのUnlimitedに入っているんですね。
もしやと思いましてね、漫画図書館Zを調べましたらね、さらにですね、テキサスの鷹という作品もね、そちらに入っていたんですね。
というわけでね、一気にですね、昨日はそれを読んだんですね。
ゆけむりスナイパーはね、松森太一さんと組んでいる作品が多いんですね。
レディーコップ、マンチュリーブルース、テキサスの鷹、それらが松森さんと組んでいる作品です。
それぞれですね、いろいろね、味わいが違いましてね、なかなか面白かったですね。
明らかにですね、漫画のね、カノージゴロウの生涯以外はですね、激ガーっていう感じでしたね。
なんか30年40年くらい前にですね、タイムスリップしちゃったような感じしましたね。
ちなみに原作を手がけた順序は不明です。
今回ね、読んだばっかりでね、描かれた順序とかね、調べる時間がなかったですね。
また、掲載された雑誌とかも不明なんですね。
そのためですね、なかなか評価が難しいんですね。
レディーコップっていう作品はですね、かつて国際警察でね、電子頭脳を持つ狩猟犬と呼ばれた、
そして現在はプロの抹殺者と異名を持つ美女、ミキの暗躍を描く壮大なバイオレンスアクション。
というわけでね、女性を主人公としたいですね、いかにも劇画だなぁという感じのストーリーなんですね。
ですがこれとても気になるのはですね、これはいつだけ描かれたかということなんですね。
いかにも劇画といったけどもね、その描かれた前後にはどんな作品がね、漫画、劇画界にあったのか、
それは分からないんでね、なかなか評価できないんですね。
例えばこの90年代ならね、もうありきたりだなぁと思うんですが、70年代の始めだったらですね、結構すごいんじゃないかと思うんですね。
この篠原とるさんのね、ワニ文書っていうのが週刊プレボーに連載されていましたよね。
あれより前だとしたらね、結構すごいんじゃないかなというふうに思いました。
それからマンチュリーブルース、これはですね、タイトルからですね、想像できませんけどね、戦争ものなんですね。
昭和20年、満州に取り残された人々の明日を求めて描く男と女の物語を集めた短編集です。
マンチュリーっていうのは満州のことなんでしょうね。
短編集なのね、ですから場所も色々変わるんですね。主人公たちも変わります。
これがですね、絵の迫力、細いとかすごいんですよ。
1話ごとのストーリーもですね、一編の映画のようなんですね。
ですけども暴力シーンとかね、そういうのは多いんでね、現在では実写化は難しいですからね。
最終巻の部分にはね、それだったら別のシリーズが入ってたようです。
そちらの方もね、面白かったですね。
それから黒書の尽きる島、これですね、松森さんじゃなく木村英二さんという方が絵を描いています。
主人公の厚志っていう大学の教員なんですがね、木村紗友子っていう美しい黒髪の少女に出会いましたね。
紗友子は不思議な能力を持っているんでね。
そして厚志の近未来の出来事を次々に当てていくんですね。
次から次と実験に巻き込まれていくって話ですね。
70年代の羽村亮さんなんかの電気SFの雰囲気なんですね。
三ヶ月情話っていうSFドラマありましたよね。
そのような雰囲気なんですね。
その影響下で絵を描いたのか、それ以前に絵を描いたのか、それによって評価が変わると思うんですよね。
こういう巻き込まれ方の不思議な世界について描いている電気漫画って昔ありましたよね。
それからテキサスの鷹、これは松森さんですね。
タイトルはアメリカ風ですがね、ほとんど関係なく舞台は日本です。
ダーティハリとかフレンチコネクションのような海外の映画。
また漫画のドーベルマンデカみたいな固役な主人公が活躍する劇画です。
ということでこの作品もドーベルマンデカより前か後かっていうところが気になるところなんですね。
カノージゴロウなどの作品
中でも一番気に入ったのはカノージゴロウ風雲録っていう作品です。
カノージゴロウ風雲録。
柔道のカノージゴロウを主人公にした漫画のようなタイトルですけどね。
実は主人公はカノージゴロウではなくて西郷志郎なんですね。
西郷志郎と言いますと旧アイズ藩の出身で山嵐っていう技を持つ伝説の柔道家です。
夏目漱石が姿三四郎のモデルになった人なんですね。
また黒沢家の俗姿三四郎とかね、映画化されてますよね。
例えば光太郎マカリトール。
秀津田達也さんの光太郎マカリトール柔道編とかでも話題としてよく出てきましたね。
タイトルで主人公に見えるカノージゴロウは欠点も多い人物として描かれてるんですね。
そのせいかこの作品は黒帯湿風録っていう別の名前で作品としてもアマゾンに入ってるんですね。
今回この本間隆さんという作家が初めて絵を知ったんですが、川口海次さんっぽい絵ですね。非常に好みの絵でした。
そこですね、柔道の歴史、カノージゴロウの生涯っていう漫画もあるんですね。
こちらは佐久間昌明さんってことが書いてあるんですけどね。
これですね、今度は監修院ですね。
柔道の行動感、それが入ったせいで子供にわかりやすくなってる分ですね。
カノージゴロウさんがちゃんとして描かれちゃってますんであんまり面白くないですね。
ちなみに橋本一郎さんは柔道一直線のね。
やわらの道に命をかけてのオープニング。
あれ柏木さんが作詞ってなってますよね。
橋本一郎さんが代理したってことらしいんですよね。
ということで柔道に橋本一郎さんが関係しているみたいなんですね。
結構柔道で橋本一郎さんのいろいろ活躍されてるなぁと思いました。
というわけでね、この郡山出身の橋本一郎さんの漫画原作の作品を読んでみました。
結構面白かったという話でした。
今回の話以外にも原作した作品が埋もれてるんじゃないかというのでちょっと気になってるところです。
探してみたいと思ってます。
それではまた次回よろしくお願いいたします。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。
09:59

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