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2025-12-31 08:13

#1403 今さら語る『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』の話

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年末の大掃除をサボって、奥さんに叱られながら観ていたのは2009年公開の映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』。
恥ずかしながら、今回が初視聴でした。

『完結編』で完全に終わったと思っていたヤマトが、25年後に「復活」と言われても正直ピンとこなかった当時の記憶。
制作発表と頓挫を繰り返した長すぎる歴史、裁判問題、声優交代、キャラデザイン問題など、観る気を削ぐ要素しかなかったこの作品を、なぜ今になって観ることになったのか。

実際に観てみると、意外にも『完結編』の続きとして描かれる物語。
CG多めながら湖川さんの見応えのある映像や、山寺宏一さんの古代進に感心したり。ただし、物語は明らかに未完。
復活篇第二部は、本当に復活するのか。
それとも、このまま宇宙の彼方へ消えていくのか。
今さらだからこそ語れる、ヤマト復活篇の正直な感想をお話しします。

サマリー

『宇宙戦艦ヤマト復活篇』に関する感想や、作品の持つ複雑な歴史について語られています。特に、復活篇がもたらす新しいストーリーやキャラクターの変化について考察されています。

復活編の背景と感想
はい、おはようございます。本日の放送は、2025年の12月31日、水曜日です。
本日は第1403回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。昨日ですね、はい、また例によって年末のお掃除を完全にスルーして、奥さんに叱られながら何をしていたかというと、
宇宙戦艦ヤマト復活編を見ておりました。 2009年に劇場公開されたアニメ映画です。
ヤマトの復活編。これね、見ながら気づいたんですが、恥ずかしながら、これ今回が初視聴でした。
存在をもちろん知っていたんですよ。知っていたんですけど、なんというか、そういえばそんなのあったっけ?
という感じで、自分の記憶の中からスポンと抜き落ちていた作品だったんですよね。 思い返してみるとその理由は割とはっきりしています。
まず、1983年公開のヤマト完結編。 この作品でもね、やり切った感がすごかった。
起きた艦長は死んでいたはずなのに生き返らせ、水惑星アクエリアスという正直よくわからない星でヤマトが沈没して、
しかも二つ折りになって爆発して、完全に壊れるという描写をやったわけです。 ここまでやられたら、はい、もうこれで終わりですね、と思うじゃないですか。
そもそも劇場版ヤマトって毎回最終回です、みたいな顔をしていたんですよ。 2作目が、さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち。
3作目がヤマトよ永に。 4作目が宇宙戦艦ヤマト完結編。
もうね、タイトルだけ並べても、もう終わる終わる詐欺感がすごい。 映画館に行くたびに、今回が本当のラストらしいよって最後だから見ようと思って見に行った人、
私だけじゃないと思うんですよ。 で、ようやく今度こそ本当に終わったなぁと思ったところから25年後に復活編です。
当時は正直、もう王女をさせてやれよと思いました。 しかもこの復活編、制作発表の歴史がまたややこしい。
1994年に一度発表、2004年にもまた発表、でもどちらも実現せず。 ようやく2008年に制作開始、2009年公開。
15年以上作るつくぶと言われ続けていた作品なんですよ。 もう完全に狼少年の狼が来たぞ状態。
こっちは、はいはいどうせ来ないでしょって裏人の気分になっていました。 さらに言うと、その前1995年にはシドミードデザインのヤマト2520というOVAが出ていて、これがまた
ヤマトは一度もう復活してたじゃんという印象だったんですよね。 しかもこれまでのキャラクターはほぼ出てこない。
見た感想としては、うーん、これはこれで別物だなという感じ。 そんな流れの中で復活編やりますと言われても正直ピンとこなかった。
さらに決定打たったのが西崎プロデューサーと松本玲司さんの間で起きた訴訟問題。 その結果松本玲司キャラが使えないという話が出てきまして。
主人公古代すすむの声を演じていた富山圭さんも亡くなっていて、声も違う顔も違う キャラも違うのか
という気持ちになってしまったんですよ。 もう見たいと思える条件が一つも揃っていなかった。
だから復活編はずっとミシチョーのままだったわけです。 そうこうしているうちに2010年には木村拓哉さん主演の実写映画
スペースバトルシップ大和が公開。 おいおいと思いながら見に行ったら
やはりこれじゃない そしてその後2012年に大和が本格的に復活するぞ
という話が出てきて庵野秀明さんがオープニング原画を担当という映像を見せられた瞬間 これこれこれだよ
となりまして2013年からのリメイク tv シリーズ 宇宙戦艦大和1929はもうワクワクしながら見ました
で皮肉なことに1929が成功したことや西崎松本祭壇の影響なのか 昔の劇場版大和がレンタリアサベスクでめちゃくちゃ見にくくなってしまった
その巻き添えで復活編もとにかく見られない 松本さんが関わっていない作品なのに
ワウワウですら今年になってようやく初放送だったらしいです そりゃあファンの心理的にもちょっと忘れていたい作品になるし
物理的にも見たくても見られない作品になるわけです そんなこんなでようやく今回初視聴
続編の可能性と視聴後の感想
で見てみたらですねー 意外なことにちゃんと完結編
アクエリアスの続きになっている これには驚きました
今回の地球のピンチは残り3ヶ月原因は移動するブラックホール もうねぇそれさよならジュピターじゃないって突っ込みたくなる設定
でその危機をどうするかというと地球を救うのではなく地球を見捨てて移民する 人類は別の惑星移住する計画を立てるんですがそれを妨害する勢力が現れ
ます これまでの大和のできってですら白色水星帝国
ポラーフ連邦とどこが旧ドイツや旧ソ連ぽい存在だったんですが 今回はアメリカっぽい敵
sus でこの sus なぜ妨害するのかがよくわからない
理屈よりも気に行くはないから排除するみたいなノリ 原案が石原慎太郎さんということでこれは石原さんなりのメッセージなのかな
と思ったりもしました アニメとしてみると cg はかなり多めですが見ごたえは十分
作画監督は大和やイデオンでおなじみの小川智則さん ただキャラデザインについては小川キャラバになりきれていない感じでちょっと微妙
真田さん佐渡先生アナライジャーは松本キャラっぽかったですが あれ大丈夫だったのかなぁと余計な心配をしたり
古代進むの声は富山計算の後を多く引き継いできた山寺光一さん これはね違和感ゼロでしたさすがです
ただこの作品タイトルは復活戦なんですがどうもこれで終わる気がない 森行の行方不明古代という木の娘
みゆきはいるけどあまり活躍しない 敵 sus との戦いも完全決着ではない
全体的に続きますよという空気をプンプン出したまま終わります 実際この映画の3年後2012年には宇宙戦艦大和復活編第2部の制作発表もされて
います がそれから13年
このまま作られないでしょうね 今回見てみて思ってより悪くはなかったというのが正直な感想です
でもぜひ続編が見たいかと聞かれるとなくてもいいかなというのが正直な感想です さて第2部は本当に復活するんでしょうか
それともこのまま宇宙の彼方へフェードアウトするんでしょうかね はいそれではまたもしよろしければぴょんけちのオタクな話にお付き合いくださいね
本日もお聴きくださいまして誠にありがとうございました
08:13

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