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2025-12-07 07:25

#1379 上北ふたごさん、22年のプリキュアの物語に幕という話

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22年間にわたり『なかよし』でプリキュアを描き続けてきた上北ふたごさんの連載完結のニュースを深掘りします。タツノコプロ出身の技術、毎年変わるキャラデザインへの対応力、そして自分自身の思い出まで――“プリキュアの時代”をつくったクリエイターの偉業をじっくり語る回です。長い歴史に敬意を込めて、その魅力と功績を振り返ります。


サマリー

漫画家の上北ふたごさんが手掛けたプリキュアシリーズが22年の歴史に幕を閉じるとのニュースが紹介されています。彼女たちの作品はアニメと漫画の両方で多くの人々に愛されています。

プリキュアシリーズの完結
はい、おはようございます。本日の放送は、2025年の12月7日日曜日です。 本日は、第1379回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮、アニメ、漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことを、だらだらと話をしていくという番組です。
よろしくお願いいたします。
最近のニュースで、「え?時代変わっちゃうの?」と、声が出るほど驚いた話題がありました。
それが、漫画家上北ふたごさんが手掛けてきた、プリキュアシリーズの連載がついに暗結。
22年の歴史に幕というニュースです。 漫画プリキュアシリーズ、原作は東道泉さんは、
今月27日発売の仲良し2月号で最終回を迎えるとのこと。 現在連載中の君とアイドルプリキュアも、同号でフナーレを迎え、
2004年のスタートから実に約22年間続いた壮大な物語が一区切りつくことになりました。
22年って言葉にするとサラッとしてるんですが、 実際には子供が成人して就職しちゃうくらいの電月ですからね。
いやー、時代の流れの速さと重みをドーンと胸の上に置かれた感じがします。 上北ふたごさんは、藍津若松市の出身のアニメ監督
笹川ひろしさんの弟子筋にあたる存在。 笹川さんといえば1979年にタツノコプロから独立して自身のスタジオを構えたアニメ界の名称です。
上北さんは様々な笹川作品に関わりながら腕を磨いた、 正真正銘のタツノコ遺伝子を受け継ぐクリエイターなんですよね。
そんなタツノコDNAを受け継いだ方は、 プリキュアの長い長い歴史にピリオドを打つことになる。
そう聞くと、ああそうかもうそういう節目の時代なんだなぁとしみじみしてしまいます。 名前の通り上北双子さんは本当に双子の姉妹の漫画家ユニットなんです。
2人で息ぴったりに作品を作り続けてきた、という設定からして尊さ100%のクリエイターです。
タツノコ時代には1980年のやっと出たマンからタインボーカンシリーズのサブキャラのデザインを担当。 もちろんメインデザインは天野義孝さんですが、毎週毎週新キャラが登場するあのシリーズで
補佐役とはいえキャラデザを任されるのは相当な実力者です。 しかも天野義孝さんが1982年に独立した後も、天野絵に似せられるアニメーターとして引き続き大活躍。
この似せられるっていうのは実はとんでもない技術で、一つのブランド絵柄を再現できる人は本当に貴重なんです。
その流れで2008年のリメイク版のヤッターマンでは、とうとうメインのキャラデザインを担当するまでに。
いやこれはもうタツノコの血メイクを綴ぐものにしかできない大仕事ですよね。 自分としても吉田辰夫さん、栗一平さん、天野義孝さんと続く
タツノコ絵を今なおかける数少ない存在としてずっと注目していました。 特に宇宙エースみなしぼハッチ系のあの可愛らしいタッチを描ける人は本当に少ない。
しかもアニメだけでなく、1989年に週刊少年ジャンプで赤塚賞準入選。 漫画家としてもデビューし、
1992年には笹川さん総監督のサラダ重優史トマトマンの絵本も担当。 他方園でしっかり実績を積んでいくあたり、本当に一般の国は足りないんですよね。
2001年には吉田辰夫さんの娘の吉田鈴香さん原作の呼ばれて飛び出てあくびちゃんのサブキャラデザインを担当し、そのまま仲良しで漫画家までしてしまう。
2006年のあくびガールも漫画家したので、もう立つの怖いと再現力で右に出る人はいないレベルです。
そして 2004年のアニメ2人はプリキュア放映スタートと同時に雑誌仲良しで漫画版を担当。
そこから22年間毎年のように変わる新しいプリキュアを描き続けてきたわけです。
自分の娘たちが仲良しを読んでいた時期とちょうど重なっていたので植木田さんのプリキュアは自分にとっても馴染むかい存在なんです。
ツイッターでもずっとフォローしてますが、投稿されるプリキュアのイラストの完成度がもうコミカライズじゃなくて、
いやこれアニメの原作なんじゃない?レベルなんです。 プリキュアって毎年キャラデザインがガラッと変わるんじゃないですか。
その毎年変わる絵柄に酔いしとったタッチで描き続けるのってめちゃくちゃ難しい。
それを22年間やってきたというだけでもう尊敬しかありません。 だからこそ次にバトンを受け取る方がいるとしてその人が毎年の変化に対応し続けられるのか。
正直ちょっと心配にはなります。 1年後には作品が終わってそのキャラともお別れが来るからです。
心の切り替えも含めて相当ハードなお仕事です。 植北さんはその大変なプリキュアを連載しながら同時にリメイク版のヤッターマンのキャラデザインをこなしていただけでして、
本当にどういう体力で生きているんでしょう。すごいすぎます。 自分としてはもう正直にプリキュアのキャラデザイン担当にしていいんじゃないかって思ってるくらいです。
あの柄が描けばもう完全にプリキュアできない美しさと可愛さが保証されるので。 そういえば2012年に世界名作アニメ本のシリーズでシンデレラがプリキュアみたいな絵柄になってるって話題になりましたが、
あれも植北双子さんの絵だったんですよね。 そりゃあプリキュアになるよと納得でした。植北さんが描いているんですから。
ということで今回は22年間プリキュアの漫画を描き続けた 植北双子さんの連載完結そのニュースについて思い出とを共にじっくり話してみました。
次の時代へのバトン
長い歴史に本当にお疲れ様でした。そして次の時代へ向けて 静かにでも確かにバトンが引き継がれていくんだなと感じたニュースでした。
それではまた。もしよろしければぴょん吉のオタクの話にお付き合いくださいね。 本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。
07:25

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