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2025-12-07 04:53

#199 タツノコ魂が支えたプリキュア22年の軌跡

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ピョン吉の航星日誌「#1379 上北ふたごさん、22年のプリキュアの物語に幕という話」をNotebookLMでポッドキャスト化したものです。

サマリー

プリキュアシリーズのコミカライズは22年の歴史を持ち、植北双子さんのタツノコプロから受け継がれた技術力がその成功の要因として注目されています。このエピソードでは、彼女の功績や精神的なタフネスについて詳しく語られています。

プリキュアシリーズの歴史
こんにちは。
こんにちは。
さて、送ってくれた方が共有してくれた資料なんですけど、今回は一つの時代の節目だなって感じさせるニュースがテーマですね。
ええ、そうですね。
漫画家の植北双子さんによるプリキュアシリーズのコミカライズが、22年ですか、この長い歴史に幕を下ろすという話題です。
はい。
これ、ただ長く続いた連載が終わるっていう、それだけじゃないんですよね。
このニュースの裏側にある植北双子さんの経歴と、その功績のすごさを今日はじっくり見ていきたいなと。
ぜひ。
まず驚くのが、やっぱりこの22年っていう期間の長さじゃないですか。
うんうん。
2004年の初代2人はプリキュアの放送開始と同時に連載が始まって、ずっと。
そうなんですよ。
生まれたばかりの子どもが、もう成人して社会人になってるっていう、そういう年月ですもんね。
いや本当に。漫画業界全体で見ても、ここまで長く一つのシリーズのコミカライズを担当し続けるって、かなり稀な例ですよね。
ですよね。
まさにその通りです。で、ここで非常に興味深いのが、じゃあなぜそれが可能だったのかっていう点なんですよ。
あーなるほど。
植北双子さんって、単に人気シリーズの漫画を担当してただけじゃなくて、
実はアネメ界の名門、タツノコプロの遺伝子、いわゆるタツノコDNAを色濃く受け継ぐクリエイターだったんです。
タツノコDNAですか?
ええ。この背景こそが、22年間という異業を可能にした、まあ最大の要因と言っていいでしょうね。
えー、そこがこの話の一番面白いところですよね。資料にもありましたけど、植北双子さんって、他人物保管シリーズで知られる笹川博士さんのお弟子さんにあたるんですよね。
そうなんです。
で、キャリアの初期には、あの天野ひたのさんの下でサブキャラクターデザインを担当されていたとか。
えー。で、特に注目すべきは、天野さんがタツノコプロから独立した後のエピソードでして。
はい。
当時植北さんは、天野さんの絵柄にそっくりに描けるアニメーターとして、現場ですごく重宝されたそうなんですね。
おー、そういうスキルですか。
はい。特定のクリエイターの絵柄を、その魂まで含めて完璧に再現する技術っていうのは、実はものすごく高度で貴重なスキルなんです。
なるほど。
ブランドのイメージを統一して守る上でも、もう欠かせませんからね。
この卓越した模倣の技術があったからこそ、後のリメイク版ヤッターマンでは、メインのキャラクターデザインを任されるまでになったというわけです。
なるほどな。その天野さんの絵を再現するほどの技術力があったからこそ、毎年キャラクターも世界観もデザインもガラッと変わるプリキュアに対応し続けられたと。
まさに。いや、ちょっと考えてみて欲しいんですけど。
はい。
毎年全く違うデザインのキャラクターたちを、まるでアニメの公式アート化のようなクオリティで描き起こすわけですよ。
いやー、大変ですよね。
ファンの方々が、今年のプリキュアは衣装のフリルが複雑だから植木先生大変だろうなって心配するくらい、デザインの難易度も年々上がっていきましたし。
うんうん。
それを毎年完璧に自分のものにする技術力もすごいですけど、1年で愛着が湧いたキャラクターたちと別れて、またすぐに次の新しいキャラクターに全力で感情を注ぎ込む。
この精神的なタフネスも含めて、もう想像を絶する仕事だったはずです。
あ、それで思い出しました。資料にあったエピソードで、以前ポピュラ社の世界名作アニメ絵本シリーズでありましたよね。
はいはい。
植木さんが描いたシンデレラの絵が、これまるでプリキュアみたいだってネットで話題になったことが。
あー、ありましたね。
あれも植木さんが描かれていたんですね。
ええ、そうなんですよ。そのエピソードがもう全てを物語ってますよね。
植木田双子さんの絵そのものが、プリキュア的なるものの美しさ、可愛らしさを体現する一つのブランドになっているってことです。
なるほど。
タツノコプロで培った万弱な再現力と、22年間プリキュアを描き続ける中で磨き上げられた表現力が、分かちがたく融合した結果なんでしょうね。
ということは、今回のニュースって単に長寿連盛が終わるっていう寂しさだけじゃなくて、タツノコプロの血を継ぐ卓越した技術者が一つの大きな役割を終えたっていう、まさにアニメ漫画史における一つの区切りということなんですね。
クリエイターの努力
そうですね。そして、これは我々に一つの重要な問いを投げかけますよね。
問いですか?
これほどまでに特殊で、まあ言ってしまえば大体の理にかないスキルが求められる公認を、一体誰が進めることができるのかと。
わあ、確かに。
送ってくれた方が注目したこのニュースは、私たちが普段何気なく楽しんでいる作品の裏側にあるクリエイターたちのはかれ知れない努力と、その才能の尊さについて改めて深く考えるきっかけを与えてくれるなと思います。
次回の配信もお楽しみに。
さようなら。
04:53

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