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#1566 ろぼっ子ビートンで50年越しの勘違い、安彦キャラと思ったら違った話
2026-06-12 10:10

#1566 ろぼっ子ビートンで50年越しの勘違い、安彦キャラと思ったら違った話

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Xで突然話題になっていた「ろぼっ子ビートン」。懐かしさにつられて調べ始めたら、自分が50年近く信じていた記憶が次々とひっくり返されました。サンライズ作品だと思っていたら違う? 安彦良和デザインだと思っていたら違う? さらにケンちゃんシリーズとの意外なつながりまで発見。昭和アニメの歴史をたどりながら、懐かしさと驚きが止まらない回です。昔の作品を掘り返す楽しさと、大人になって知る「権利関係」という現実も語ります。



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はい、おはようございます。本日の放送は、2026年の6月12日、金曜日です。 本日は、第1566回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話していくという番組です。
よろしくお願いいたします。 昨日ですね、
Xをぼんやり見ていたら、ロボッコビートンがちょっとした話題になっていたんですよ。 いや、令和の時代にですよ。昭和の50年前のアニメ画ですよ。
なんで急に?と思ったら、とある人が、このキャラクターなんだっけ?みたいな絵を投稿していて、それに対してロボッコビートンじゃない?と答えた人がいたんですね。
すると、うわぁ懐かしい!見てた!覚えてる!みたいな反応が続々と集まって、ちょっとしたバズ状態になっていたんです。
まあ普通の人からすると、ロボッコビートンって何?で終わる話なんですが、自分は子供の頃に大好きだった作品なので、ついつい反応してしまいました。
ですが、その後ちょっと調べ始めたらですね、なんと、50年近く勘違いしていたことが判明したんですよ。
いや、人間の記憶って当てにならないですね。 昔の記憶って、たぶんこうだったが、いつの間にか絶対こうだったに変わるんですよ。
そして調べると違う。いや、今回はそんな話です。
ロボッコビートンは1976年から1年間放送されたテレビアニメです。 もう半世紀前ですよ、半世紀。
ビートンより先に自分の方が旧式ロボットになりつつあります。 物語はシンプルです。
マーちゃんという少年のところにアメリカに住む親戚からロボットが送られてくるんですね。 ところが組み立てに失敗。
その結果ロボットなのに意識を持ってしまう。 そして毎回ドタバタ騒ぎを起こす。そんなホームコメディーです。
制作した人の一人は、オバキューとドラえもんを足して2で割ったような作品と言っているそうです。
確かに見ればそんな感じなんですよ。 不思議な存在が家にやってきて一緒に暮らして騒動を起こすオドーパタなんです。
でもここでちょっと引っかかったんです。 本当にそうだったのかなぁと。
というのも1976年当時を考えるとオバキューはシンオバキューが終わって数年経っていましたし、ドラえもんもまだ国民的アニメの前なんですよ。
原作者にも不人気だった日テレ版だけで、テレビ朝日版ドラえもんが始まるのはそのずっと後です。
だからオバキューとドラえもんを足して2で割ったという評価は後から振り返った感想なんじゃないかなと思うんですよね。
当時はむしろ家に不思議な存在がやってきて同居するアニメそのものがちょうど空白期間だったんです。
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石ノ森さんのほしのこちょびんが2年前、藤子作品のジャングルクロベーも2年前。
同時期の実写ではがんばれロボコンぐらい。でもアニメでは意外となかった。 だからビートンはその空いた場所にスポッとハマった作品だったんじゃないかと思うんです。
子供の頃の自分が夢中になったのもわかる気がします。 そりゃ好きになりますよ。家にロボットが住むんですから。
子供なら憧れます。 今の自分の家に来るのは宅配便くらいです。
ところがですね、今回調べていて一番びっくりしたのが制作体制なんです。
自分の記憶では初期サンライズの作品ガンダムのあの安彦キャラのアニメという認識だったんですよ。
ところが違った。 まず制作は東北新社。アニメ制作は創影社。
つまりサンライズではないんです。 後に日本サンライズになる創影社が作っているんですが、この時点ではまだサンライズじゃない。
ここずっと勘違いしていました。 東北新社といえば海外映画や海外ドラマの輸入で有名な会社ですよね。
サンダーバードを日本に紹介して成功した会社です。 そしてだったら日本版サンダーバードを作れないかということで生まれたのが
1973年のゼロテスター。 マジンガーZが人気だからロボットアニメを作ろう。
で生まれたのが1975年の勇者ライディーン。 同じ年、漫画のベルサイユのバラが人気だからアニメを作ろう。
で作られたのがラセーヌの星。 今見るとなかなか勢いがあります。
流行ったら作る。人気なら作る。昭和のパワーです。 ところがそれらのアニメは人気になってもアニメを作っている創影社はあまり儲からなかったらしい。
そこで独立して自分たちで企画制作を始める。 その転換点にある作品がロボットビートンだったんですね。
そしてビートンの翌年、無敵超人ザンボット3から日本サンライズ。 つまりビートンは創影社からサンライズに変わる途中の過渡期作品だったんです。
これ今回気づき知りました。50年経って知るシンジックス。 遅い。遅すぎる。
そしてそれに伴い気づいたのがもう一つ。 ビートンって続編もリメイクもほとんどないんです。
再放送も少ない。なんでだろうと思っていたんです。 すると権利が東北新社側なんですね。
つまり現在のサンライズが自由に扱える作品じゃない。 だから続編もリメイクも難しい。
なるほど。長年の疑問が解決しました。 子供の頃はなんで人気あるのに続編やらないんだろうと思っていましたが、
大人になると権利関係という夢のない言葉にたどり着く。 勇者ライディーンじゃなくて長者ライディーンというのもそういう大人の事情で生まれたんですね。
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勇者ライディーンの続編ならもっと人気だったんでしょうけど、大人になるのは悲しいですね。
いや、さらに面白かったのがキャラクターデザインです。 自分はずっと安彦よしかじさんのキャラデザインだと思っていたんですよ。
ところが見るとメインが飛行船企画と書いてある。 誰だよ飛行船企画。会社なの?団体なの?秘密結社なの?
他の作品ではほとんど見かけないんですよ。 飛行船企画脚本にも関わっているし設定にも関わっている。
謎が深まるばかりです。 そして原作は大墨正明さん。初代ルパン三世やダセーヌの星にも関わった人物です。
さらにビートンでは主題歌の歌詞まで担当しています。 そして飛行船企画の下に大墨正明さんの名前が書いてある。
つまり飛行船企画って原作の大墨さんの仲間で作ったものらしいんですね。
さらに調べると大墨さんはケンちゃんシリーズにも関わっていたそうなんです。 自分はずっとビートンはオバ級の流れを組む作品とだけ思っていましたが、実はケンちゃんシリーズの影響もかなり受けているんです。
そう言われてみると確かに主人公の周りに変な青年のノーベルさんみたいなキャラクターがいる。 そこらへんが確かにケンちゃんシリーズっぽいんですよ。
うわー全然気づかなかった。50年見ていて気づかなかった。 そしてここからはビートンのキャラ原案はこれだと言っている人の説に自分の推測が入っています。
裏付けされていなくてこれから調査されていくことだと思いますので間違っているかもしれません。
テレビドラマで73年に頑張れ兄ちゃんというテレビドラマが作られたそうです。
ケンちゃんシリーズに登場する不思議な青年の漫画さんのキャラですね。
子供たちのそばにいる先輩の不思議なキャラ、それをスピンオフさせたようなドラマ。
そのドラマを元にした漫画が学年誌に掲載されていたそうです。
ムク・レイコさんという方によって謎々チコちゃんとして漫画になっています。
ケンちゃんチャコちゃんでいうのでチャコちゃんというのが使えなかったのでチコちゃんなのかなぁと勝手に推測します。
そして大墨さんが子供向けのアニメのお話を作る時にケンちゃんシリーズに影響されてその時に
漫画のムク・レイコさんの漫画があり、これを元にしようと。
その絵に寄せて安彦さんが作ったものじゃないかと。
本当にここ騒々です。当時の人の証言とかありません。
というわけで今回調べてみて
ロボッコビートンのキャラクターは純粋な安彦作品ではなかったこと。サンライズ単独作品でもなかったこと。
そしてオバキューだけでなくケンちゃんシリーズの影響も受けていたこと。そんなことが分かりました。
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いやー50年前のアニメを今更調べて驚いている人間もどうかと思いますが
でもこういう発見があるから昔の作品を掘り返すのは楽しいんですよね。
知っているつもりだった作品が実は全然知らなかった作品だった。
そんな感覚です。
そして最後に言いたい。
ロボッコビートン本当にリメイクしてほしいんですよ。
ドタバタホームコメディーとして十分通用すると思うんですよね。
権利関係とかいろいろ難しいんでしょうけどなんとかならないですかね。
いやー50年前のアニメのリメイクを待ち続けるおじさんとしては気長に待とうと思います。
まあその前に自分の方がメンテナンスが必要になりそうですが。
それではまたもしよろしければピョン吉のオタクな話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。
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