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2022-12-25 09:30

#301 「福島三部作」を読んで思った話

福島県の原発事故を題材にした「福島三部作」という戯曲が岸田國士戯曲賞を二年前受賞しているというので図書館から借りて読んでみました。福島県浜通りの演劇活動が活発になることを祈っております。

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はい、おはようございまーす。本日の放送は2022年の12月25日、日曜日です。
本日は第301回目のお話となりまーす。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が響きになってことをだらだらとなしをしていくという番組です。
そんな親父の一言を聞きになりまして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったらごめんなさい、悪気がなかったんです。
不幸にもこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご悲劇のほどよろしくお願いいたします。
ごめんなさいね。今日はですね、クリスマスだっていうのはね、今回は重たい話をいたします。
今月の15日ですね、大内彩花さんという方がですね、所属していた劇団のね、劇作家の谷健一さんからね、性的なハラスメント行為をね、受けたとしてね、谷さんをね、
提訴したというね、インターネット上に投稿があったんですよ。そのツイッターがね、流れてきたんですね。
ツイッター読みましたね、大内さんのノートに書かれていた全ての皆さんへっていうのを読みましたね。
これはハラスメントじゃなくて、もう完全に性犯罪じゃないかと、お二人をよく知らないままですね、自分には珍しくてね、大内さんのツイートをリツイートしたんですね。
これは大変なことになったぞーと思ったわけですよ。 この告発はですね、
演劇で福島県のね、浜通りをね、盛り上げようとしているね、今その機運が高まっているところをね、破壊するだけのね、出来事なわけですよね。
今この浜通りのね、演劇で盛り上げようとしているのをですね、 まあ連動するようにですね、さらに映画でも盛り上げようというところが盛り上がってきているところなんですよ。
どうにかその機運を止めるんだけはですね、最小限を抑えられてほしいと思ってね、リツイートしたわけですよね。
その後ですね、ユーミリさんなどのツイートもありまして、爆発的に広がりましてね、 谷さんの新作公演家を壊す他短編についてはですね、主催者側からね、予定された全公演を中止するとの発表があったんですよ。
公演をした後にね、この事実が明らかに出るようにね、大きな被害あるましだったのかななんて個人的に思っていてね、主催者側の判断はね、的確だったなと思っております。
その他の谷さんの方からね、自身のウェブサイトでね、「事実無根及び悪意のある誇張に満ち、受け入れられるものではない司法の場で戦う。」と発表したんですね。
大内彩花さんはね、飯舘村出身の女優さんで、飯舘村のね、マデイ大使をされている方なんですね。
谷健一さんはね、石川町生まれでね、千葉県柏市育ちの劇作家の方です。
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福島県生まれのね、お二人の出来事だけじゃなくてね、これはこの福島県全体を巻き込むなんとも言えない事件となっているんですね。
谷さんはね、劇作家としてね、評価の高い作家なんですね。
2020年にね、福島三部作の第2部のね、1986メビウスの輪で、第23回対野南北議局賞を受賞します。
そしてその年ですよね、福島三部作の第1部と第2部、第3部でですね、第64回岸田国王議局賞を受賞するんですよ。
この岸田国王議局賞というのはですね、演劇界のナオキ賞と呼ばれる賞なんですね。
というわけでね、谷さんが劇作家として評価を受けた福島三部作という作品が気になるんですよね。
すでにですね、公演終わっているのでね、残念ながら演劇はね、見ることはできないんですよね。
劇局ならね、読むことはできるっていうね。というわけでね、劇局を読んでみたわけなんです。
個人的にはですね、原発事項を題材としたものをですね、それをフィクションとしたものはね、あんまり読みたくないんですよね。
劇ということはね、どうしてもですね、あのフィクションが入ってしまいますし、劇作家がね、書いてね、そして演出家が演出し、俳優がね、演じずる。
その過程でですね、元の事実はどっか行ってしまうってことがあるわけですね。あんまりフィクションは読みたくないんですけどね。
でもね、読んで感じた一番の感想はですね、1部2部は良い劇だと思いました。3部はですね、劇なんだろうかということでね、ちょっとね、ピンと来なかったですね。
写真の断片などをね、組み合わせたりとかね、フィルムを集めたりとかしてね、作るあのモンタージュっていう手法がありますよね。
まあ、その演劇版みたいな感じなんですね。 というわけで、こればかりはね、実際に演劇を見ないとね、
3部について評価はできないなぁと思ったわけですよ。 劇局だけでね、劇の良し悪しが判断できないのにね、劇局をね、評価するというのは難しいなぁと思ったんですね。
岸田邦夫賞のね、あの選考でもね、そこがね、争点となったみたいですね。 それがあと2番目に感じたのはね、昔の劇の解説じゃないのにね、注釈が多すぎるってことなんですよね。
注釈がなくてもね、劇というのは誠実なものだと思うんだけども、注釈がないとね、楽しめないのがね、現代の劇局なのかなぁと思ったわけですね。
まあ、1961年とかね、1986年とかね、そこを題材にしてますんで、一部二部がね、そこなんでね。
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1982年前のね、作家が書くとですね、勝手な想像を書いているとね、思われる可能性があるんで、それを防ぐためなんでしょうかね。
とりあえずわかったのはですね、自分はね、劇局を読み慣れてないんでね、現在のね、劇局の評価ができないなーってことでしたね。
そんなわけで以降は感想です。 一部二部はね、良かったんですよね。一部はね、なんとなく井上久志さんをね、思い出しました。
ヒョッコイヒョッタン島のね、博士みたいなキャラも登場させています。 ヒョッコイヒョッタン島はね、1964年からですからね、ちょっとね、あの舞台となっている1961年からね、ちょっと早すぎんですけどね。
少年探偵団ってかね、そういうのが出てきますけどね。 まあ、風間又三郎、これをイメージいたしました。
二部はですね、亡くなった犬の桃、これが登場してきましたね。 そしてそれに語らせるというのはね、これが演劇的で良かったなぁと思いましたね。
1986年という年代がね、現代に近いってことでね、そしてあの、モデルになっている人物が存在しているのでね、登場させるってことでね、こんなことを答えさせて大丈夫かなぁと思いながらですね、
冷え冷えしながらもね、面白く読むことができました。 ただ一部二部ともですね、福島弁が出てくるんですけどね、なんとなく福島のね、浜通りの方言と違う気がするんですね。
かねさんのね、母と祖父母がね、浪江町出身というのはね、頑張っているんだけどね、中通りに近い方言のような気がするんですよね、これね。
また今回ですね、戯曲としてね、読んだことでですね、作者のミスがわかったんですね。 富岡町の桜のことをですね、世の森と言っていいんですけどね。
演劇ならね、別に違和感ないんですよね。 戯曲だとミスがわかっちゃうんですね。
富岡の世の森はですね、野がひらがななんですよ。 原町市世の森はですね、カタカナの野なんですよ。
というわけで、富岡の世の森をね、カタカナの野で表してるんですね。 浜通りに住む人だったらね、これを区別するためにそこを気にするんですけどね、そう気づいてなかったんですね。
またですね、三部の方にですね、三漫画庫のくるみゆべしが出てくるんですよ。 くるみゆべしをひらがなで書いてるんですね。
ひらがなで書くとですね、こちらの方はですね、観音やゆべしになってしまうんですね。
三漫画庫のくるみゆべしはですね、ゆべしが漢字なんですね。 それで書かないとダメなんですよね。
というわけでね、ああこの人ですね、やっぱり喫水の福島県の人じゃないんだなぁとね、 文の前にね、呼んでくれる福島県の人はね、身近にいなかったのかなぁなんて思いました。
まあとにかくですね、早くこの事件長引くことなくですね、良い方向に早く終了してですね、 福島県の仲間通りの演劇活動が活発になってくることをね、祈っております。
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はいそれではまた次回よろしくペンキーさんお宅の話をお付き合いくださいね。 本日も聞かせまして誠にありがとうございました。
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