スーパー戦隊シリーズの終了報道
はい、おはようございます。本日の放送は2025年の11月5日水曜日です。 本日は第1347回目のお話となります。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願いいたします。
さてさて、10月30日の夕方に飛び込んできたニュース。 スーパー戦隊シリーズが終了したという衝撃の報道。
出所は共同通信社。けれどその後、公式からは沈黙。 何の発表もありません。
あれからもうすぐ1週間。特撮ファンの間ではずっとザワザワが止まらない状態です。 しかもその後、本当に終わるらしいという追加報道もなし。
でもなぜか新聞社もテレビ局も終了を前提に話を進めている。 これがまた不思議なんですよね。
まるで誰かが最初に投げたボールをみんなで見失ったまま転がしているような感じ。 月曜日のトークショーでもキラメイジャーで監督したことある田口清高監督も本当にこのニュースは驚いた様子。
ミニチュア特撮がウルトラマンだけになってしまうと殴れていました。 つまり現場の人も知らないニュースが一人歩きしてるんです。
今ファンも関係者もSNSでウォーサーを信じていいの?まさか嘘? 特撮界がまるで爆弾処理班みたいに慎重になっている。そんな空気です。
でここからは自分の考えです。 スーパー戦隊という名前をなくしてどんなに特撮番組の外側を変えても子供は食いつかない。
新しい設定派手なスーツかっこいい合体ロボ最初の一作は盛り上がるかもしれない。 でもそれが続くとは限らない。そこが一番の問題だと思うんです。
今回の報道のきっかけはスーパー戦隊のおもちゃが売れていないということらしいです。 これは本当みたいで先月の中山すすむさんのトークショーでもおもちゃ買ってくださいと半分冗談半分本気で話していました。
でもね、おもちゃが売れないのは子供が番組を見てないからなんですよ。 じゃあなぜ見なくなったのか。理由の一つは時間帯が悪いんです。
ここが大きいと思うんです。 昔の日朝、日曜朝黄金の時間帯でした。朝7時から9時まさに子供の時間。
ご飯は食べながらテレビを見てその後お出かけ。そんな流れが自然にできていた。 日曜の朝といえばもともと公室アルバムとか時事放談、時事番組、失礼。
時事番組の時間だったんですよ。 そこへ突然とんがり帽子のメモルがドーンとやってきた。
その後機動刑事ジバン。さらに電磁戦隊メガレンジャー。 そしてアニメ枠ではビーダマンバグガイデン。この流れが日朝キッズタイム。
まさに子供たちのゴールデンタイムでした。 ところが今はどうです。報道番組が視聴率を取れるとの理由でアニメが削られた。
放送時間は1時間半も後ろへずれて朝8時半から10時台。 しかもスーパー戦隊が仮面ライダーよりも後の時間に。
結果子供たちはもうご飯を食べ終わって外に出る準備をしている。 テレビのスイッチをわざわざ入れて見る番組になっちゃったんですよ。
これじゃあ見る感じでそのものが続かないですよ。 さらに悪循環は続きます。小学生向け雑誌。テレビマガジンやテレビ君の購入数が減少。
雑誌で番組情報を見る子供も減り結果的におもちゃの存在も知られない。 知らなければ欲しいとも思わない。負のループです。
もちろん最大の要因は少子化。子供自体の数が減っているのは間違いない。 でも子供番組を視聴率取れないといってどんどん見えない時間帯に押しあるのは逆効果。
これじゃあ子供番組の自滅コース真っ直ぐです。 だから自分は思うんです。今のままの時間帯で特撮を放送してもおもちゃは売れない。
それは構造的な問題。でもじゃあどうすればいいか。 もう日本国内をターガットにするのは限界。
ウルトラマンや仮面ライダーがそうしてきたように、子供が多い国、アジアや中南米など海外を視野に売れるべきなんです。
実際ウルトラマンのニュージェネレーションシリーズは海外ディズニーを大抵に制作されています。 撮影スタイルも音楽も世界で通用するように作っている。
スーパー戦隊もそこに舵を切るしかないんです。 もしこれまでのシリーズの重みが足枷になっているなら、昭和ライダー、平成ライダー、令和ライダーとくびったように
スーパー戦隊も新しい世代として分けていいと思う。 ウルトラマンのようにニュージェネレーションとか。
そうやって過去の遺産を大切にして新しい版を育てていく。 それがこれからの特撮の未来につながると自分は信じています。
というわけで今後はスーパー戦隊終了報道から見えた特撮と子供の関係についてお話ししました。 このニュースまだ真偽は不明ですが、むしこれをきっかけに子供の目線をもう一度ミラウス流れが生まれたら、
それは悪いニュースだけじゃないのかもしれません。 はい、それではまたもしよろしければピョン吉のオタクの話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。