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2025-11-12 05:25

#1354 福島市出身のマンガ家しらいしあいさんの「ばあじんおんど」に驚いた話

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福島市出身のマンガ家しらいしあいさんの「ばあじんおんど」を読みました。1983年から連載された恋愛と性をテーマにした女性マンガです。Amazon kindle Unlimited に全9巻あったので読んだのですが、面白かったです。この作品もそうですが、しらいしあいさんというマンガ家について、自分、全然、知らなかった。不覚です。これからしらいしさんの他の作品を読んで、しらいしさんについて知っていきたいと思ってワクワクしています。また、スマホもメールもない当時の恋愛を思い出して懐かしかったです。

サマリー

福島市出身のマンガ家、しらいしあいさんの作品「バージン温度」に出会い、その魅力に驚かれている。少女マンガの枠を超えたテーマを持つ彼女の作品は、青春のリアルを描き出すパイオニアとして注目されている。

しらいしあいとの出会い
はい、おはようございます。本日の放送は、2025年の11月12日、水曜日です。
本日は、第1354回目のお話しとなります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメマンガ大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをだらだらと話をしていくという番組です。
よろしくお願いいたします。
さてさて、昨日ですね、宝の山を見つけてしまいまして、ホクホクしております。
まさに、マンガの金鉱脈を掘り当てた気分です。何を見つけたかというと、福島市出身のマンガ家、しらいしあいさん。
いやー、この方すごいんですよ。少女マンガ好きの方からすれば、今さら何言ってるのって感じかもしれませんが、
自分にとっては完全に大きな発見でした。まさかこんな素敵なマンガ家が福島出身だったなんて。
少女マンガだからスルーしてた?なんて言い訳もできますが、いや、それにしても気づいてよかった。
ありがたいことに、しらい先生の作品は本当にたくさんあって、自分がまだ読んだことのない作品が山ほどある。
これから読む楽しみがこんなにあるのかと思うと、それだけでテンションが上がります。
そして昨日の夜、アマゾンのKindle Unlimitedを覗いてみたら、
ありました!バージン温度全9巻!ありがたい!Unlimited様様です!
夢中になって一気読みしてしまいました。もう衝撃です。
1980年代にこんなマンガがあったの?とページをめくる手が止まらなかったです。
バージン温度は1983年、月刊セブンティーンに連載されていた作品です。
当時かなり人気作で、まだまだバージン温度という続編まで出ているとのこと。
タイトルからして印象的ですが、内容もすごい!
白石アイサンティは、1970年代から80年代にかけて、
少女マンガにリアルな日常とコミカルな空気を同時に持ち込んだ方なんだそうです。
夢やロマン一変動だった少女マンガの世界に恋愛の現実、そして人生のちょっと痛いところを笑いと共に描き込んだ、
まさに等身大の青春を描いたパイオニアです。
バージン温度の魅力
彼女の作品には、明るい作風の中にドキッとするテーマがちらほらあります。
同性や妊娠、セックスといった当時の少女紙字ではギリギリだった題材にも正面から挑んでいます。
それなのに重くならず、どこか軽やかでユモラス、読んでいてちゃんと笑えてちょっと泣ける、
この絶妙なバランス感覚にすっかり心をつかまれてしまいました。
バージンオンドもまさにその代表作。
高校生から大学生にかけての恋愛と性をテーマにしながら、その時代の空気をありありと伝えてくれます。
スマホもメールもない時代、家の黒電話命綱、デートの待ち合わせをすっぽかされたらもうそれで終わり。
キスがA、その先がB、Cなんて呼び方も懐かしくて笑ってしまいます。
しかも、男の車?で彼を選ぶような価値観の時代。
いやー、読むだけでタイムスリップですよ。
さらに驚いたのは、主人公の母親世代の恋愛までさりめなく織り込まれていること。
単なる恋愛漫画だけなく、人を描こうとしているのが伝わってきます。
若い女性向け雑誌の枠を超えたテーマ性。
これはまさに時代を先取ったプインだったのじゃないでしょうか。
ちなみに白石愛さんのデビューは1970年。
終影者リボンに掲載されたある日突然でスタート。
もし今も漫画を描いていらっしゃるとしたら、なんと55年現役。
その事実だけでもリスペクトしかありません。ぜひ描いていてほしいです。
wikipediaによると、バージンオンド以外にも代表作として
アルマイト洗面器や私のあきらくんなどが挙げられています。
それもタイトルからして気になりますよね。
そしてありがたいことに、これらの作品のいくつかが
Kindle Unlimitedにあるようです。
ということで、今日の夜はアルマイト洗面器を読む予定です。
楽しみがまた一つ増えました。
というわけで今回は、自分が知らなかった白石愛さんの
という宝の存在に気づいて嬉しくなった、そんなお話でした。
まさに福島が生んだ青春の記録者。
白石愛先生、これからじっくり掘っていきたいと思います。
はい、それではまた、もしよろしければ
ぴょん吉のオタクな話にお付き合いくださいね。
本日もお聴きくださいまして誠にありがとうございました。
05:25

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