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2025-10-28 07:54

#1339 小さな秋の『のんびりっすん』:コオロギの養殖をしようとした話

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LISTENの「小さな秋の『のんびりっすん』」企画に参加しております。「あなたの見つけた秋の風景」というので、「虫の音」から思い出した失敗話をしています。本日、雨で虫の鳴き声を録音できなかったので、Springin’ Sound Stock さんの効果音を使わせていただいています。ありがとうございます。

サマリー

このエピソードでは、福島県に住む男性がコオロギの養殖に挑戦した経験について語っています。彼はSDGsの影響を受けてコオロギ養殖を試みますが、多くの困難に直面します。その中で、実際に行動することの重要性を学びます。

コオロギ養殖への挑戦
はい、おはようございます。本日の放送は、2025年の10月28日、火曜日です。 本日は第1339回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山在住の特撮アニメ漫画大好きオヤジのピョン吉が、日向きになったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願いいたします。
今回は企画会です。本日はリッスンスタイルの企画、小さな秋ののんびりっすんに参加しております。
この企画の主催者は、お乳のわら人形さんと秋子さんのお二人です。 あなたの見つけた秋の風景について耳で旅をするように、
あなたの秋の体験を音声から教えてくださいということです。 企画は10月27日から11月2日まで行われます。
自分の担当会は10月28日、本日です。 いつもはアニメとか特撮とかオタクな話ばっかりしているんですが、無謀にも参加しております。
いつもの通り申し込みしてからネタは考えればいいやというスタイルです。 さで自分の住んでいるあたりは秋になるとエンマコオロギの鳴き声がよく聞くことできます。
コロコロコローという鳴き声。 そんなわけでそれを録音しようとしたんですが残念ながら
コサメ模様で今日は鳴いていないようです。 本当はその音をBGMにして、秋の風景というので秋らしくコオロギを育てていた話をしようと思っていたんです。
え?コオロギを育てていた?なんでそんなこと? そう思いますよね。自分も未だにそう思っています。
きっかけはSDGsブームですね。 あれは数年前、世の中がSDGs持続可能な社会って盛り上がっている頃のこと。
自分もね、これは時代に乗り遅れちゃいかんと思いまして SDGsのバッジをつけて歩いていたりしました。
勢いでSDGs検定というのを受けたんですよ。 この検定、民間団体がやっていたんですが合格率30%
結構難しい。 これはいずれエコ検定のように公式な資格っぽくなるかなと思いながら参考書を買い真面目に勉強
そして合格。 したのに数年後にその検定なくなりました。
え?自分の努力どこ行ったの?そんな頃です。 世間では次なる話題が出ていました。
そう昆虫食です。 未来のタンパク源は虫だなんて言われましてね。
タンパク質を取るために牛や豚を育てると水を大量に使うし CO2も出る。
だから虫の方がエコなんだと。 なるほどじゃあコオロギを食べる時代が来るのか。
そう思っていたら無印良品からコオロギせんべいが出た。 うわマジで来たと。
コオロギチョコというのも出ました。 さらに福島県内でもコオロギ養殖する会社が出てきたんですよ。
自販機で味付けしたコオロギを売ったりして話題になっている。 え?地元でやってるなら今やるしかないじゃん。
そう思って自分も参戦したわけです。 参戦と言っても少しだけですけどね。
もともと自分定年したらキノコ栽培でもやろうかなと思ってたんですよ。 田舎の方に土地もあるし周囲に木材あるし。
でも福島原発の味子の影響で福島県でキノコ産業はちょっと厳しくなっちゃったんです。
じゃあ代わりにメダカの養殖でもしようかと思ってたんです。 福島県内でメダカを養殖する人がどんどん増えている時だったんです。
でもメダカも育てる人ばっかり増えて買う人が増えない。 で残ってたメダカ用の水槽を見てひらめいたわけです。
これコオロギ買えるんじゃないか。 人間の食べ物は無理でも爬虫類やペットが増えているから絶対需要はあるはずだ。
もう考える前にやるタイプなんですよね。まさに申し込んでから考えるスタイル。 そんなわけでコオロギ養殖をスタート。
種類はフタホウシコオロギ。 ちょっと大きめで昆虫食の世界ではメジャーなやつです。
暖かい地域に生息するので人の手がなければ東北で冬を超えるのは無理。 万が一逃げても環境破壊は起きないだろうと。
養殖の実際と教訓
時期はちょうど今ぐらいの秋でした。 始めは順調。小さなコオロギたちがぴょんぴょん動き回っている。
少ししたら夜になるとリーリーリーと鳴き始めてなんか風流すらあるんですよ。 おーいい感じじゃんと思っていたら
なんか数が減ってるんですよね。 あれ死んだのかと思っても死骸がない。
逃げた?と思って部屋中晒してもいない。 そこで犯人が分かりました。トモグイです。
トモグイ。 コオロギってね植物性の餌ばっかりあげてると動物性タンパクが欲しくなって仲間を食べ始めるんですよ。
うちの水槽シュラバでした。 そこから学びが多かった。まず温度管理がシビアだ。
一定温度を保たないと死ぬ。だから電気代が馬が高い。 エコどころか財布にダメージ。
そして清潔に保たないとすぐ死ぬ。 まるで掃除しないと全滅みたいなタマゴッチ状態。
それにトモグイ防止のために動物性タンパク質の餌を与えるんですが、 だったら採植からその餌を食べた方が早くないってなるんですよ。
あと実際の環境に優しいというのもマスコミが言うほどではなくて、 鶏肉よりちょっとマシ程度。
だったら鶏肉でいいじゃんって言うんですよ。 そして最大の問題、需要が少ない。
日本ではイナゴは ok だけどコオロギは… 食べるって発想がまだまだないんですよね。
それにアレルギーの問題もあるし、何より虫食べたくないっていうメンタルの壁が高い。
大豆を肉に煮せる技術の発展。 肉を培養する技術の発展の方が良さそうです。
結論 コオロギ養殖、脱退しました。
いやーSDGsって難しい。 地球の未来のために始めたのに最後はトモグイで消えていくという、なかなかシュールな体験でした。
ただね、やってみてわかったんですよ。 流行って実際に手を動かしてみないと本質が見えない。
ニュースやSNSで見ると簡単にいけそうだけど、実際やると、あ、これ現実では大変だなってなるんですよ。
だから今ではあの経験もちょっとしたネタとして美味しいです。 少なくともポッドキャストの秋の話のネタにはなりました。
ということで秋の風景とちょっとずれたけどコオロギ養殖で学んだSDGsのリアルという話でした。
次回するならもっと秋の風景の美しい話をいたしましょう。 で現在密かにヨーロッパにブームが来ているミルワームっていう虫の養殖を考えているんですよ。
トモグイ少ないし鳴かないから静かですよ。 はいそれではまたもしよろしければピョンキョチのオタクな話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。
07:54

コメント

ご参加ありがとうございました😭 コオロギ食ってそういえばアメリカで聞かないけど、日本では今でも続いているのでしょうか。。?🤔 飼育にそんなハードルがあるなんて知りませんでした👏

聴いてくださりありがとうございます。本当にコオロギを食べるというのが、なぜ生まれたのか不思議です。どこかの暖かい国の食文化を日本に持ち込もうとしたので無理が生じたのではないかと思っています。もしするなら、カイコを美味しくいただく研究とかした方が日本文化っぽいかなと思っておりますね。

こ、コオロギ養殖。トモグイ。。。餌を食べた方が早い。。。奥深いですね。話しに聞いたことはあったが本当にトライした人をはじめてお会いしました!もしや、これ全てジョークか?!とも感じるような世界観を楽しみました。ありがとうございます😊次はミルワームを飼ったら、そのポッドキャスト回も恐怖半分楽しみ半分で待ってまーす!

定年後にできるビジネスをあれこれ考えているんです。なるべくなら地元に役立つ、環境にやさしいことをお仕事にできないかと考えているんです。それでいろいろ試しているんですが、いいビジネスないですねぇ。このポッドキャストがお金になればいいんですが(笑)

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