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はい、おはようございます。本日の放送は、2026年の6月1日、月曜日です。 本日は、第1555回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願いいたします。
昨日ですね、Xを見ていたら、ちょっと面白い話題が流れてきたんですよ。
なんと、中古品屋で宇宙戦艦ヤマトの8ミリフィルムが売られていたらしいんです。 いや、8ミリビデオじゃないですよ。
若い人に言うと、8ミリビデオって何ですかって返されそうですが、そのさらに前。 フィルムです。
映画館でカタカタ回して映すあのフィルムです。 VHSでもない、ベータでもない、DVDでもない、ブルーレイでもない。
フィルム。 もはや説明するだけで歴史の授業みたいになってきました。
で、その話を見た人たちがみんなおろいていたんですよ。 えっ、当時そんなもの売っていたの?って。
しかも宇宙戦艦ヤマトの全3艦セット。 今の感覚だと、全話収録のブルーレイボックスかなと思うじゃないですか。
ところが違うんです。 1巻約12分。
その12分の中にテレビ版ヤマトの1話から10話ぐらいまでをギュギュギュッと圧縮してあるんです。
まるで濃縮還元ジュースですよ。 ヤマトを原液のまま飲まずに超圧縮して飲むみたいな。
それが3巻。 つまり全部合わせても36分くらい。
ヤマト全26話を36分にまとめている。 今だったら、YouTubeの3分でわかる宇宙戦艦ヤマトのさらに長い版みたいなものですね。
そして値段。 当時1巻12,500円。
3巻で約4万円近く。 さらに当時の初任給から換算すると現在の価値で10万円を超えるレベルらしいんですよ。
10万円ですよ。今なら配信サービス何年契約できるんだって話です。
それで36分。 Xでは誰が買ったんだ?
大金持ち?超マニアム系?という話になっていました。 確かにそう思いますよね。
しかもフィルムですから。中古で買ったとしてもA車機の状態が悪ければ傷つくし、保管状態によってはフィルム同士がくっついてしまうこともある。
永久保存版どころか油断すると永久終了版です。 さらにこのヤマトのフィルムは光学陶器という音声付きフィルム。
普通のA車機ではなく対応した高級A車機が必要なんです。 つまりフィルム高い、A車機高い、維持も大変。
趣味としてはなかなか修羅の道です。 そこでXではきっと超マニアの人が買ったんだろうとか
亡くなったコレクターの遺品なんじゃないか?なんて話になっていました。 もちろんその可能性もあると思うんです。
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でもですね、自分はちょっと違う可能性もあるんじゃないかなと思ったんですよ。 というのも当時は1970年代頃
VHSもβも出始めばかり。家庭用ビデオなんて高級品でした。 今みたいにスマホで動画撮影なんて夢のまた夢。
映像イコールフィルムだったんです。 特に会社ですね。会社で研修をやる。安全教育をやる。
新入社員教育をやる。そういう時に使うのは8ミリA車機。 だから大きな会社には結構な確率でA車機があったんですよ。
場合によっては8ミリカメラも持っていた。 現場記録を撮影したり記念イベントを撮影とかしていましたからね。
つまりA車機がすでにある。予算もある。 そして会社というのは不思議なもので予算を使わないと来年減らされるという現象があるんです。
予算を使わないと減る。減ると故障した時A車機使えない。予算を使うと維持できる。 だから年度末になると何か買うものない?という話になる。
そこで市販のフィルムを買うということもあったんじゃないかなと思うんです。 さらに当時は福利厚生が今よりずっと手厚かった。
社内運動会、社員旅行、家族向けイベント。 社員の子供だけ集めた子供会。そんなイベントも珍しくありませんでした。
今だと会社の運動会と聞いただけで休日まで会社?ってなりそうですが、当時は結構普通だったんですよね。
そして子供会で映画上映。 教育っぽい映画だけだと子供が寝る。
だったら人気のアニメを見せよう。そうなるわけです。 だから会社が大和みたいなアニメの8ミリフィルムを買って持っていたとしてもそんなに不思議じゃないんですよ。
実は自分もそれを実感した経験があります。 高校生の頃映画部に入ったんです。映画部ですよ。名前だけ聞くとかっこいいですよね。
ところがですね、映画部なのにカメラがない。 映写機もない。物質もほぼない。今思うと何をもって映画部だったのか。
辛うじて少なくとも学校の映写機だけ借りられる状態でした。 学園祭で上映会をやろうという話になったんですが、映写機だけあっても映すものがない。
鍋だけあって中身がないみたいな状態です。 学校の教育映画は借りられるんですが、正直それでは盛り上がらない。
そこで考えたんです。 いろんな会社から借りればいいんじゃね?と。
今考えると無料で借りようというのが厚かましい。 当時はレンタルビデオもないので、映像を借りるのにお金が必要というイメージもない。
そして本当にいろんな会社を回りました。 フィルムを貸してくださいとお願いして歩いたんです。
すると意外と貸してくれるんですよ。 どうせ使っていないからと。
高校生が来たから応援してやろうと。 ありがたい話です。
その借りた作品で一番感動したのがスターウォーズ。 短縮版でしたがとにかく面白い。
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映しているこっちまで興奮する。 うおーライトセーバーだーって。
自分も観客みたいになっていました。 あと日本アニメーションのアラビアンナイトシンドバッドの冒険。
52話のうちの1話でしたが映像がすごく綺麗で感動しました。 その時本当にこんなにいろんな会社がアニメフィルムを持っているんだと知ったんですよね。
そして翌年の学園祭。 昨年借りられる会社はほぼ借り尽くした。
すると誰かが言うんです。もっと探そうと。 若いて怖いですね。
そこで行った席が自衛隊。 今考えても行動力がおかしい。
でも行ったら個高力化してくれたんですよ。 上映してみるとこれがまた面白い。
訓練風景が出てくる。装備が出てくる。 隊員さんの日常が出てくる。そしてこんな資格が取れます。こういう仕事があります。という説明。
18歳未満でも車の免許が持てる。 車の免許にはいろんな種類があるなんて知らないことだらけです。
高校生の自分にはなかなか興味深かったんです。 要するに自衛隊のPR映画だったんですね。
そして学園祭も無事終了。めでたしめでたし。 というはずだったんですが、翌日の地方新聞を見てびっくり。
新聞のコラム欄に〇〇高校の学園祭で自衛隊PR映画が上映されていたと書いてあるんです。
さらにこれはいかがなものかみたいな論調。 いやいやいやこっちは面白いフィルムを集めるのに必死だっただけなんですよ。
思想も何も。 映画部員の頭の中は上映できる面白いフィルムが欲しい。それだけ。
まさか翌日に新聞コラムで論評されるとは思いませんでした。 人生何がニュースになるかわからないですね。
そんなわけで今回のヤマトの8ミリフィルムの話を見ていたら、超マニアのコレクションだったのかなという気持ちと同時に、
案外どこかの会社の倉庫で眠っていたフクリ構成用フィルムだったのかもしれないなぁなんて思ったんですよね。
そして気がつけば自分の高校時代の映画部の思い出まで一緒に上映されてしまったのでした。
はい、それではまたもしよろしければピョン吉のオタクな話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。