1. ピョン吉のAI日誌
  2. #375 ヤマト8ミリフィルム発見..
#375 ヤマト8ミリフィルム発見から始まる思い出探訪
2026-06-01 06:13

#375 ヤマト8ミリフィルム発見から始まる思い出探訪

spotify

ピョン吉の航星日誌「#1555 ヤマト8ミリフィルムの発見で蘇った自分の高校映画部の話」をNotebookLMでポッドキャスト化したものです。

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
こんにちは。いきなりなんですけど、今の価値で10万円もするのに、たった36分で終わっちゃう映像作品って、ちょっと想像できますか?
こんにちは。いやー、なかなか想像つかないですよね。しかもそれ、補完の湿度とか、温度を少しでも間違えると、フィルム同士がくっついちゃって。
くっついちゃうんですか?
そうなんですよ。二度と再生できなくなるっていう、非常に厄介なものなんですよね。
そうそうそうなんですよ。今回資料を送ってくださった方が持ち込んでくれたテーマがまさにそれでして。
例の8ミリフィルムですね。
中古品店で発見されたっていう、宇宙戦艦ヤマトの8ミリフィルムなんですけど、最初はただのレトロなコレクターアイテムの話かなって私も思ったんですが、
そこから当時の企業文化とか、思いがけない社会現象にまでつながっていくんですよね。早速深掘りしていきましょう。
はい。VHSでもDVDでもない、昔の映画館みたいにカタカタ回すあのフィルムですよね。
そうなんです。私が驚いたのは、テレビシリーズ全26話をたった36分に圧縮した全3巻セットっていうところで。
36分ですか。かなり短いですね。
そう。1巻たったの12分なんですよ。あの26話もある壮大な宇宙の旅をどうやって36分にまとめるんですかって。
おそらくですけど、人間ドラマとか細かな伏線はもう全部カットして、波動砲を撃つシーンとか、敵艦隊との爆発シーンみたいな派手な見せ場だけを力技でつなげ合わせたんでしょうね。
まさに資料にあったまるで濃縮還元ジュースっていう例えがぴったりで。
確かに濃縮されてますね。
現代のYouTubeにある3分で分かる動画の超高級バージョンですよね、これ。
超高級かつ超不便なバージョンですね。しかもこれを見るためには光学陶器っていうのに対応した高級な映写機が必要だったんです。
あ、光学陶器。そぶさんもそれって何ですか。
あの普通のフィルムって映像しか記録されてないんですけど、光学陶器は音の波形を光の明暗に変換してですね。
はいはい。
フィルムの端っこに直接焼き付けてるんですよ。
へー、音を光にして記録してるんですね。
そうなんです。それを読み取って音に変換するための特殊なセンサーが映写機側に必要になるんで、機材がすごく高額になりますし。
なるほど。
フィルムの扱い自体もよりデリケートになるんですよね。
いやー、そんな高額でしかも扱うのも面倒なフィルム。一体どんなお金持ちのマニアが買ったのかなって私疑問だったんですよ。
そこが大きく視点の変わる面白いところでして、個人のマニアではなくて。
資料には企業が研修用に買ったんじゃないかっていう仮説がありましたけど。
はい。
いくら何でも宇宙戦艦ヤマトで社員研修はちょっと無理がありませんか?
もちろんヤマトで実務は学べませんからね。ここでポイントになるのが、当時の企業の予算消化と福利構成の組み合わせなんです。
03:04
あー予算消化ですか?
ええ。企業には今年度割り当てられた予算を使い切らないと来年の予算を減らされちゃうっていう独特な慣習がありまして。
あーとにかく何か買わなきゃいけないっていうよくある状況ですね。
そうなんです。当時の大きな会社って安全教育とかのために8ミリ映写機がすでに常備されていたんですよ。
はいはいなるほど。
さらに社員の家族を会社に招く子供会みたいな手厚い福利構成も一般的だったんですよね。
ってことは余った予算で子供会で流せる人気アニメのフィルムを買っておこうっていう。
そう非常に合理的な判断が働いたと考えられるんです。
予算消化と子供向けの円溜めが完璧に一致したわけですね。
でもそれってあくまで推測ですよね。本当に企業がそんなアニメフィルムをたくさん隠し持ってたんでしょうか。
それを裏付けるのが資料にある筆者の高校時代のエピソードなんですよ。
あの映画部の話ですね。
カメラも映写機もない映画部にいた筆者たちがなんと近隣の企業に電話をかけまくってですね。
企業が保管してたフィルムを無料で借りて回ったそうなんです。
企業の総務家か何かに直談判したってことですよね。
いや当時の高校生の行動力には私も驚きました。
本当にすごいですよね。ただ近隣の企業からフィルムを借り尽くしてしまった結果ですね。
はいどうなったんですか。
最終的に自衛隊からPR映画を借りてきて学園祭で上映したんですよ。
自衛隊からですか。
そしたら翌日地元の新聞コラムでそれはいかがなものかって批判的に論評されちゃうという事件が起きたんです。
えっと学園祭の上映会がまさかの新聞サタニ。
でもなんで地元の新聞記者がそんなマイナーな上映会を知ってたんでしょうか。
公立高校の学園祭って地域に開かれたイベントなので地元の記者が取材に来ていたんでしょうね。
ああなるほど。
ここで重要なのは生徒側には思想的な背景とか政治的な意図は全くなくてですね。
ただ単に上映できる面白いフィルムが欲しかっただけっていう客観的な事実なんです。
映像を集めるのに必死だった高校生の純粋な行動が大人の目とか特にメディアの目には全く違った意味合いに移っちゃったんですね。
そういうことですね。
人生何がニュースになるか本当にわかりませんね。
一見マニアックなアニメのコレクションに見えるフィルムが実は当時の企業の予算の仕組みっていうマクロな社会構造を保存していて、
思いかけない総度まで引き起こすタイムカプセルになっていたっていうわけです。
今日の深掘りは本当に面白かったです。資料を送ってくださった方ぜひちょっと想像してみてほしいんですけど、
現代の企業が当たり前のように使っているもの、例えばコンプライアンス研修用のVRゴーグルなんかがですね。
あー、VRゴーグル。
数十年後の若者たちにとって、現代の社会構造を紐解く意外な影になったり、全く別の遊び道具として発掘されるかもしれないですよね。
06:04
確かに、大いにありえますね。
なんか日常の見方が少し変わりそうだなと思いました。
次回の配信もお楽しみに。さようならー。
06:13

コメント

スクロール