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はい、おはようございます。本日の放送は2025年の11月7日金曜日です。 本日は第1349回目の話となります。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が響きになって こと、ダラダラと話をしていくという番組です。よろしくお願い致します。
異世界料理と恋愛の交差
さてさて、今期の秋アニメ。 これはナンバー1、2にはならないかもだけど妙に癖になるなぁという作品ありますよね。
そんなキラリ枠の中で自分的に完全なダークホースだったのが、 悪食令嬢と狂血公爵です。
タイトルだけ聞くと、なんか怖いじゃないですか。 悪食と狂血ですよ。芋たれしかない組み合わせ。
でも見てみたらこれが意外や意外めちゃくちゃ面白い。 特に今回第6話、今が旬魔魚の衣揚げザナスを見て、ふーむこれはすごいぞと唸ってしまいました。
今日はその話をしたいと思います。 この作品は魔物を食べることを趣味にしている霊嬢のメルフィエラと血をほするという噂を持つ公爵
ガルブレス この2人を中心にしたファンタジーラブコメディです。
ジャンルで言えば異世界かける料理かける恋愛。 はいここでまた異世界料理ものかーと思った方はちょっと待って
異世界と料理って実はめちゃくちゃ相性がいいんですよ。 単純飯
異世界居酒屋のぶ 異世界食堂
最近では追放食堂へようこそ そして今期2期をやっているとんでもスキルで異世界放浪飯
ほんとどの時代にも食と冒険を掛け合わせた名作がある。 でなぜ人類はこうも食に惹かれるのか
自分ねずっと思ってるんです。 人類が赤道から北極まで広がって住んでいるのは
たぶんまだ食べたことのない美味しいものがあるに違いないという欲求のせいなんじゃないかと
その探求心がなければ今もアフリカの一角でマンゴーを食べてたかもしれない。 つまり
未知の食にだやいたいという本能こそ冒険の原点。 だから異世界かける料理というジャンルがこんなに強いんだと思うんです。
で 悪色霊嬢と狂血公爵が他の異世界料理アニメと一戦を隠しているのは
魔物の肉に毒があるという設定ですね ヒロインのメルフィエラはその毒を魔法で抜いて調理する
この毒抜きというひとけまが彼女の存在をすごく特別なものにしています 彼女のスキルは神様からもらったチートでもなければ血筋の才能でもないんです
努力と研究で得た成果なんです 異世界もので
料理から生まれるドラマ
努力型ヒロインって実はかなり貴重なんです 剣士になるのはあるけど実際体格差があるのでそんなの嘘でしょとなるし
体力は関係ない魔法使いになると単なる才能勝負になる でもメルフィエレの場合はこの世界では身近な魔法と地道な工夫で自分の力を磨いている
このリアルな努力が物語の温度を上げてるんですよね だからこそ
狂結公爵のような超有能キャラと釣り合うわけです 2人が婚約してイチャイチャしていても全く不快にならない
むしろよく頑張ったねーと応援したくなる ここがこの作品の最大の味噌
努力した人が報われる恋愛ものって見てて気持ちいいんです ちなみに
原作は星カナタさんのライトノベル 悪色霊場と狂結公爵その魔物私が美味しくいただきます
講談社から現在3巻まで出ていて4巻は12月発売です そしてコミカライズ版は水辺地下さんが書いていて11巻まで出ています
こちらも12巻が12月に出るようです d アニメストアで漫画の方が3巻まで無料配信されてたので読んでみ
たらこれがまた良かったです 絵柄の柔らかさと登場人物の温度感が絶妙で自分の好み同ストレートでした
で 第6話のアニメを見てすごいと思った理由なんですけど
すでに2人は婚約済みもう恋のライバルもいないし邪悪な敵もいない なのに面白いんです
内容は巨大な魚を料理して食べたら美味しかったそれだけで ただそれだけそれだけなのに30分楽しませるってなかなかできない
料理は全部架空のものです匂いも味も伝わらない それでも楽しい
なぜかというと料理の間に入る2人のやりとりが本当に上品でね 暖かくて愛おしいんです
見て思ったんですよ私一体何を見せられてるんだでも最高に心地いいわと 例えるなら絵本のグリとグラ
森で見つけた大きな卵でカステラを焼いてみんなで美味しかったねーと笑顔になる それだけの話なのに何十年も愛されている
それに近い満足感がこのアニメにもある これが今後もずっと続いて満足できるのか正直わかりません
でも 原作漫画アニメ制作人がここまで食と愛を丁寧に描ききっているのは見事です
食べるという行為をここまでドラマにできるのかとただただ唸りました 次回このこの毒抜き姉嬢の物語がどんなひと皿を出してくるのか
今から楽しみで仕方ありません 宮秋アニメやっぱり掘ると面白いのありますね
はいそれではまたもしよろしければピョン吉のお宅の話にお付き合いくださいね 本日もお聞き下さいましてマーコットにありがとうございました