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2022-10-16 10:15

#230 郡山出身の作家古川日出男さんの「平家物語」の講演を聴いてきた話

郡山市出身の作家古川日出男さんが「百万人の「平家物語」」として講演をするというので聴いてきました。語るということの大切さを感じました。「平家物語」について知ることで、現在に関する見方も変わった感じがして面白かったです。

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はい、おはようございます。本日の放送は、2022年の10月16日、日曜日です。
本日は、第230回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好きおやじのピョン吉が響きになったことを、だらだらとなしをしていくという番組です。
そんなおやじの一言を聞き悩まして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったら、ごめんなさい。悪意はなかったんです。
不幸にもこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願いいたします。
昨日はですね、郡山出身の作家の古川秀夫さんの講演がですね、郡山市の市民文化センターで行われたので行ってきました。
当初ですね、観客100人を予定していたんですけども、ものすごく人気だっていうのでね、180人に増やしたそうなんです。
無料の講演会ですからね、とりあえず申し込みしましたっていう人が多かったのかなと思ったんですが、空きの席がないぐらいですね、びっちりでしたね。
年齢的にはですね、やはりですね、高齢者が多いって感じですね。
平家物語が題材だからでしょうかね。
ですけどね、アニメの影響から若い人も少しいましたね。
主催者からのね、あの紹介でね、古川さんがね、市内の美穂田町の出身だってことはね、言われたんですね。
美穂田町っていうのはですね、郡山の南インターチェンジがあるあたりですね。
郡山してますね、のどかな街並みの地域です。
なおですね、今回古川さんが語ったそのものでなくてですね、それを聞いて自分が感じたことを語っております。
自分の頭の正義のためですね、順序とかもいろいろと入れ替えておりますし、また聞き取り間違いとかね、勘違いってのも多数ありますのでご注意ください。
まずはですね、講演題名の100万人の平家物語についてです。
なぜですね、この講演にね、100万人とついてるかっていうね、その説明があったんですね。
っていうので持ってきたDVDを見せたんですね。
これはですね、あの100万人の大合唱っていうね、DVDなんですよ。
約50年前ですね、郡山市をね、題材にしたね、東北の四角から東北の運営っていうね、市民活動がね、あったんですよ。
それを描いた100万人の大合唱という映画が風切られたんですね。
それにあやかってというので100万人ってつけたっていう話なんですがね、その元はですね、たぶんこれは100万人の英語っていう英語のね、ラジオ番組があったからと言ってましたけどもね。
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個人的にはですね、もっと下世話なのね、あの100万人の夜っていうね、雑誌があったんですね。
それは元じゃないかなと思っております。
この映画なんですかね、暴力を非暴力でっていうテーマの映画なんですけどね。
その風切り日の日にですね、浅間山荘事件が起きるんですよ。
というわけで、暴力的な事件を伝えるね、テレビが放映されていてね、それにね、中止した人が多かったんで、入場者数がグッと減ってしまったという話もありましたね。
それは結構面白かったです。
非暴力のね、象徴であるような合唱という行為なんだけども、実は合唱もね、暴力的であるっていうね、古川さんの話が面白かったです。
平家物語を含めて昔は戦争っていうのはね、戦争のプロ同士が戦うものだったのは、フランス革命の時ですね、一般市民をね、徴兵という形でね、集めてね、戦うようになったと。
市民を平心するためですね、市民の歩調を合わせる必要があって、そのためにですね、合唱というのが使われたという視点なんですね。
そういえば百万人の大合唱でもですね、映画のラストシーンでね、市民たちは歌いながらですね、暴力をね、追い詰めていくんですね。
そういったシーンがあったのも思い出されました。
確かに合唱にはちょっと暴力的な点がありますよね。
震災前のね、福島県の人口が200万人。
あと平家物語のね、その頃の日本の人口が800万人。
100万人に関連しましてね、そういった様々な数字を出してね、それを比較しながらですね、平家物語の無常、常ならぬ形が変わっていく時間の流れっていうのをですね、
イメージ化させてできましたね。
平家物語をですね、役本として書く時ですね、この物語を書くためだけにですね、専用の原稿用紙を作ったと言うんですよ。
その原稿用紙をですね、会場の人たちにね、1枚ずつ配ったんですね。
この物語を書くためにですね、鎮魂の意味があるっていうね。
そのためですね、万年筆で一文字一文字ずつですね、そして略字もね、使わないでね、書いていったそうなんですよ。
そして1800枚使ったと言うんですね。
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その残りだとそうなんですよ。
その原稿用紙の左下にですね、無常期間っていうね、字をですね、印刷して付けたらしいんですね。
特にあまり意味なかったんだけども、今考えてみるとね、無常期間っていうのは、宇宙を示す言葉でもあるってことに気づいたっていう話も面白かったですね。
ちなみに名付けるっていうのに関連しましてね、自分の名前はね、父方のね、祖母が付けたっていう話ですね。
明け方にね、生まれたことを示す名前だそうです。
以前はですね、公園っていうのが嫌いでね、全て断っていったそうなんですね。
ところがですね、四人祭の時にですね、そういうきっかけにですね、四人の人たちとね、宮沢賢治の銀河鉄道の夜をね、朗読する活動するようになったそうなんですよね。
そして全国をね、朗読して回ったそうなんです。
で、その時にですね、口に出して話すってことの大切さに気づきましたね。
多くの人に話しかけることができるこの公園をね、引き受けるように変わったっていう話でしたね。
語るってことの力を示すためにですね、平家物語の中に登場する妖怪めくらべが登場する一節をですね、語ってみせました。
なるほどですね。えっと、古川さんの言葉でですね、頭の中にね、映像として妖怪の姿が浮かんでくるんですよね。
古川さんに言われて気づきましたけども、妖怪に対してですね、気思いがね、睨むと消えてしまったっていうことでね、妖怪よりもですね、気思いのね、ままわしさ、そちらの方を感じるシーンでもありますね、これはね。
平家物語はね、多くの人によって語られることで作られていった物語であることがよく知られていることです。
古川さんはね、その後どんな人の中で作っていったんだろうって探していったんだそうです。
そしてね、当時京都で起きた大震災、それによってですね、被災して、そしてそれをですね、平家のたたりと恐れた人たちの言葉ではないかと想像して、そのつもりで書いたという話も面白かったですね。
それからあと、平家物語に関連してですね、現在ロシア・ウクラナの問題にも触れてましたね。
単純に善・悪の2つで考えるんじゃなくてね、ウクラナを単純に善として捉える視線の危うさについても語っておりましたね。
そしてまとめて聞きにはですね、平家物語のね、遠い昔の話ではない、本当に生きていた人たちの語った言葉であると考えることの大切さを語っておりました。
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途中15分のね、休憩を挟んでのね、90分間の講演でしたが、いろいろと考えさせてね、非常に面白かったです。
講演会のにはですね、別な場所に移りましてね、本人にサインをしていただきました。ありがとうございます。
これからもね、面白いね、気づきの話、そういったのをね、語っていってほしいなと思いました。
本はね、これからね、読ませていただきたいと思っております。
これからもね、フルクラスの活躍を期待しております。
はい、それではまた次回、ユーシバペオニキションの他の話もお付き合いくださいね。
本日も聞き下さいまして、本当にありがとうございました。
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