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2025-04-29 07:25

#1157 懐かしいSFを感じさせる「アポカリプスホテル」がいいねという話

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アニメ「アポカリプスホテル」が懐かしいSFを感じさせます。第一話は、レイ・ブラッドベリの『火星年代記』の「優しく雨ぞ降りしきる」を思い出しました。第二話、第三話は、藤子・F・不二雄さんの『21えもん』を連想しました。そして、キャラクター原案が、SFネタを盛り込むSFファンの竹本泉さん。かわいくて、けなげなロボットたち。今後どんな展開になるか楽しみです。

サマリー

アニメ「アポカリプスホテル」は、人類がいなくなった地球を舞台に、ロボットたちが冷静にホテルを守る様子が描かれています。特に、レイ・ブラッドベリーの作品にインスパイアされた設定と昭和のSF的な要素が融合している点が魅力です。

アポカリプスホテルの魅力
はい、おはようございまーす。本日の放送は、2025年の4月29日、火曜日です。
本日は第1157回目のお話となりまーす。
このチャンネルは、福島県小山市在住の特撮アニメ漫画大好きおやじのピョン吉が響きになったことを、だだと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。
今日はですね、4月29日、昭和の日でございます。
いやー、昭和育ちの私としてはですね、だから何言って感想しか出てこないんですけどね。
そんなね、昭和魂を抱えた私がですね、今季の春アニメ、ディセンスキューンってね、心を打ち抜かれた作品があるんですよ。
その作品、アポカリプスホテルです。アポカリプスホテル。
これがまあいいんですよ。実にいいんです。この作品、原作なしのオリジナル企画なんですね。
サイバーエージェントとサイゲームスピクチャーズ、つまりサイゲームスが作ってるんですね。
資本力を背景にですね、クリエイティブな暴走を止めない、そんな気合を感じる夫人なんですね。
原案はですね、ホテル銀河廊管理部ってなってましたね。なんかもうね、社内の熱血オタクたちがですね、あれも入れよう、これも入れようってね、
集まってガヤガヤしてね、アイデアを練ったんだろうなーというね、そんな妄想を図る名前ですね。
シリーズ構成とね、劇本を担当しているのは、あの名作シドニアの騎士で手腕を振るった村越茂さんです。
うちにではね、地球が滅ぼうがですね、きっちりとね、裏を見せてくれるお方です。
さらにですね、監督がね、春藤かなさんって言うんですかね。幼少戦期、あの作品ですね、副監督を務めた方ですね。
テレビシリーズ、映画、ね、骨太な演出力を感じています。 そしてね、何よりもですね、特技出すべきなのはね、
キャラクター原案が竹本泉さんってことですよ。 わかってる、わかってるよ、製作人。
あおいちゃんパニック。 あと漫画のね、あんみつ姫などですね、80年代、90年代のね、あのふわふわとした、でもね、ちょっとだけ切なさを絡んだ、独特な世界観を描いてきた竹本泉さんです。
長年のSF1でもありましてね、ほんわかとした絵柄。 エログロードライン、あずま秀夫とも呼ばれますがね、あの絵柄でですね、あの陣悪とする日もある弱量感。
それがですね、このアポカリウプスホテルの世界観とピッタリと噛み合ってるんですね。 そしてそのキャラの動き、表情の変化が素晴らしいですね。
大庭から登場するオープニングのダンスなのでびっくりいたしました。 肝心の物語はこんな感じです。
人類がね、いなくなってしまった地球。 誰もいない銀座にですね、ポツンと残されたホテル銀河牢。
そこではですね、かつて人間に仕えていたロボットたちは誰も来ないものがですね、100年もの間、淡々とホテルを守り継げているんです。
この設定だけで胸がギューンとなるんですね。 毛投げ、ひたむきですね。ロボットたちの働く姿に見ているこちらがね、ありがとうと言いたくなってしまう。
もう涙、涙腺がね、駆逐される第一話でした。 これを見て思い出さずにいられなかったのがね、レイ・ブラッドベリーの傑作短編集
火星年代記なんですよ。火星年代記。 その中の一編、最後の方の一編なんですが、優しく雨水を降りしきるっていう作品なんです。
このね、一編の中でですね、核戦争ね、人間が滅んだ後もね、誰もいない地球にある家でね、自動化された設備がですね、目覚めることのない家族のためにね、朝食などを用意し続けるっていう話なんですね。
静かに、祝々と、そして寂しいんですよこれ。 アポカリープスホテルの第一話はまさにこの優しく雨水を降りしきるの現代版。
そして舞台はホテル版という感じなんですね。 しかもね、ブラッドベリーのその作品で、物語はですね、2026年の8月なんですよ。
ということはね、来年ですよ来年。 もしかしてアポカリープスホテルのね、制作人、この作品を知っているのかな?なんて思っちゃうんですね。
知らずにもしかして真空かもしれませんけどね。 どちらにしようとですね、SF好きにはたまらない運命の不幸を感じてしまうわけです。
さらに第二話でね、100年ぶりに地球にやってきた異星人、地球の生命体が来るんですが、そのホテルを訪れてしまうんですね。
そしてファーストコンタクトを行われます。 と言ってもですね、これはまたシューなドタバタ劇でして、
異星人マナーじゃねーみたいなハチャメチャっぷりでね、思わず笑ってしまいました。 この展開を見ていて思い出したのはね、藤子F藤男さんのね、21円もんです。
未来のホテルにですね、毎回奇妙を期待していた宇宙人たちが泊まりに来るっていう、あのカオス感、まさにあのテイストがね、蘇っているって思いましたね。
第3話でね、ようやく言葉を話す家族が地球にやってきます。 人間が戻ってきたと喜ぶ野鳥たちなんですが、やはり異星人たちなわけですね。
しかも、この第2話と第3話の間にですね、しれっとね、50年の月が流れてるんですよ。 ロボットたちにとっては一瞬のような、しかし確実に積み重なった時間なんでね、ここにもまた昭和SFっぽい時間の流れに対する哀愁がね、
滲んでいるような気がするんですね。 そして嬉しいことが起きるんですね。異星人のポンコっていうのがね、新しくホテルのスタッフになるんですよ。
老朽化でね、メンバーがどんどん減っていくだけだったホテル、新しいスタッフが来るんですね。 ものすごい出来事ですね。これからどのようになっていくのか、非常に気になるんですね。
火星年代期のようにですね、この異星人たちは新しい地球人になっていくのかもしれませんし、はたまたね、さらに思いも得られない展開、それを待っている可能性もあるんですね。
今後の展開に非常に期待しかないんです。 というわけでね、今日はですね、昭和の日に心にゾーンと刺さりました、古き良きSF魂を感じさせる
ロボットと異星人の物語
アポカリプスホテルという素晴らしいアニメに出会えたよ、という話でした。 興味ある方はね、ぜひ見て欲しいと思っております。
はい、それではまた次回よろしくは、ピョンキションお宅の話をお付き合いくださいね。本日もお聞きくださいまして、まことにありがとうございました。
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