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2026-01-27 05:11

#250 やまだ紫という爆弾、「女性の世界」を初めて突きつけられた話

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ピョン吉の航星日誌「#1430 このマンガを推したい!『性悪猫』『しんきらり』やまだ紫さんの話」をNotebookLMでポッドキャスト化しました。

サマリー

山田紫は1970年代から80年代にかけて活躍した重要な女性漫画家であり、彼女の作品は女性のリアルな世界を描いています。伝説の漫画雑誌『月刊漫画ガロ』で発表された彼女の作品は、当時の女性像とは異なる独自の視点を提供し、多くの人々に影響を与えています。

山田紫の影響
こんにちは。
こんにちは。
今回はですね、送ってくださった方の世界の見え方、そのものをガラッと変えたという、一人の漫画家さんの記録です。
ええ。
その方のお名前が、山田紫さん。ひらがなの山田に漢字の紫ですね。
はい、山田紫さん。1970年代から80年代にかけて活躍された、非常に重要な女性漫画家さんなんですよね。
ええ。
そして、彼女を語る上でやっぱり欠かせないのが、発表の場になった伝説の漫画雑誌、月刊漫画ガロです。
このガロという雑誌がまず、とんでもない存在だったんですよね。
ええ。白人三三昧さんとか、水木茂さんとか、もうまさにレジェンドばかりで。
そうなんです。ただ、送ってくださった方が手に取ろうとした80年頃には、その雰囲気も、まあかなり変わっていたようで。
ああ、そうなんですか。
ええ。当時のガロは、商業主義とは一線を貸すというか、作家性が全てという雑誌でした。
はい。
本屋の奥の方、ちょっと近寄りがたいコーナーに置かれていて、なんか、初心者お断りみたいなオーラを放っていたと。
なるほど。
だからこそ、山田さんのような、極めて個人的で詩的な作品が載る場所があったわけですね。
大手の出版社では、まず企画が通らないような。
そうです。内面のトロに近いような作品です。
そんな強烈な作品群の中で、送ってくださった方は、唯一山田さんの作品にだけ安心して読めると感じたと。
ええ。
当時の少女漫画のヒロインとも、男性作家が描くマドンナとも違う、等身大の女性がそこにいたということなんですね。
まさに、当時の漫画の女性像って、やっぱり物語を動かすための記号であることが多かったと思うんです。
ああ、なるほど。
でも、山田さんの描く女性は、ただそこに生活しているんですよね。
じゃあ、なぜ彼女がそんな安心して読めるけれど、どこか切実な作品を画露で描くことになったのか、そこに彼女の経歴が関わってくるんです。
21歳でデビューされた後、メジャー誌でも描いていたけれど、結婚と出産で一度筆を追っているんですね。
はい。そして復帰後に画露で発表したのが、性役猫。
これが送ってくださった方に衝撃を与えたという。
そうです。猫のイラストに詩が添えられているんですが、その背景には夫からのDVというかなり壮絶な現実がありました。
漫画を描くことすら許されない状況から、あのお日様一個あるだけでいいという言葉が生まれるっていうのは。
ええ。
その背景を知ると、作品の持つ静かな強さの意味合いが全く変わってきますね。
そうなんですよね。その現実から離婚して、お子さんを抱えて漫画家として再出発したその覚悟が、静かな言葉の裏に透けて見えるようです。
この視点が送ってくださった方が初めて触れた、女性が生きる世界のリアルだったのかもしれないですね。
女性が生きる世界のリアル
ええ。その後のシンキラリという作品もまた象徴的で。
子育てが少し落ち着いた主婦が、もう子供と手を繋がなくても良くなったことに、ふと気づいて驚くという。
はい。
正直私には最初その感覚があまりピンとこなかったんですが、そこが漫画になるのかっていう、その驚きこそが山田さんの視点なんですね。
そうなんです。それまで漫画が決して描いてこなかった日常の中の、でも本人にとってはすごく大きな心の動き。
はいはいはい。
これこそが送ってくださった方が気づいた、男性と女性では見ている世界がこんなにも違うんだという感覚の入り口だったんでしょうね。
寄婚男性を好きになってしまう女性を描いたゆらり薄色も、彼女を単なる悪状として描かない。
この作品に触れて送ってくださった方は、ご自身の女性を見る目とか社会を見る目が寝こそぎ慌ってしまったとまで書かれています。
そして山田さんご自身の生き方というのも、また既存の価値観を揺さぶるものだったんですよね。
54歳の時に17歳年下の男性と再婚されていますね。
ええ。
はは、これには面白い個人的なエピソードが添えられていましたね。
そうなんですか。
送ってくださった方はご本人とほぼ同世代の旦那さんの存在に衝撃を受けつつ、残念ながら自分はすでに結婚していたと。
ああ、なるほど。
でもそれくらい彼女の生き方が何にも縛られない希望のように見えたんでしょうね。
送ってくださった方は山田さんのサイトの掲示板で交友したり、個展で直接お会いしたこともあるそうですね。
ええ、小柄で可愛らしい方だったと。
彼女が残したものは誰もが見逃してしまうような日常の隙間にここにもドラマがあると光を当てる視点だったと締めくくられています。
男性と女性ってこんなにも生きている世界が違うんだという気づき、これは本当に資産に富んでいますよね。
はい。
送ってくださった方にとっての山田さんの作品のように、私たちがまだ知らないだけですぐ隣には全く違う当たり前の世界が広がっているのかもしれない。
ええ。
その世界とは一体何なのか、少し考えてみるのも面白いかもしれませんね。
次回の配信もお楽しみに。さようなら。
05:11

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