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#487 岩手帰省ついでに呪術廻戦展へ行ってみた!デジタル時代のマンガ展
2026-09-22 05:12

#487 岩手帰省ついでに呪術廻戦展へ行ってみた!デジタル時代のマンガ展

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ピョン吉の航星日誌「#1668 芥見下々さんの故郷岩手県で開催中の呪術廻戦展を見てきた話」をGemini notebookでポッドキャスト化したものです。

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こんにちは。こんにちは。あの今回送ってくださった方から、ちょっと興味深いレポートを共有いただきまして。はい、どんな内容ですか。岩手県立美術館で開催されている、秋さみ下広先生の呪術廻戦展に行かれたそうなんです。
ああ、今話題の展示ですね。ええ。で、当日券2000円で大人が密かに喜ぶような記念ステッカーのおまけ付きだったみたいで。
なるほど。そういうちょっとした心遣いって、入場した瞬間から気分が上がりますよね。そうなんですよね。
それで今日のミッションなんですが、このメガヒットマンバーが直面しているデジタル時代の展示手法と、作品の底にひっそりと進むローカルなルーツについて深掘りしていきたいなと。
はい、すごく面白そうなテーマですね。あの送ってくださった方もおっしゃっていたんですが、普通、原画展といえばペンタッチとかホワイトでの修正跡を想像するじゃないですか。
昔ながらの展示だとそうですよね。でも今はほぼデジタル製作なので、なんと紙の原画が1枚も存在しなかったそうなんです。
なるほど。そこがまさに今回の最も挑戦的なポイントなんですよ。じゃあ一体美術館の壁に何を見せるのかって話になりますよね。
はい、彼らは完成された1枚の絵を飾るのではなくて、創作の試行錯誤と現在のワークフロー、この2軸を見せているんです。
ワークフローですか?
例えば今の形になる前のプロトタイクとか、呪術創選機という初期の没案とかですね。
えー、没案まで。
そうなんです。それに加えて背景担当のアシスタントさんとの分業体制とか、漫画を作るシステムそのものを可視化しているんですよ。
なるほど。でもここでちょっと意地悪な質問をしていいですか。
はい、何でしょう。
完成した絵がないんだったら、家でiPadを使ってメイキング映像を見ているのと何が違うのかなって。
あー、それはすごく鋭いですね。わざわざ2千円払って美術館に行く意味はあるのかと。
そうなんです。
実は美術館という空間を歩くことに意味を持たせているんです。
展示室ではプロトタイプのネーム、つまり漫画の設計図から膨大な製作過程が空間全体に広がっていて、しかも館内は逆走禁止の一方通行なんですよ。
あ、戻れないんですか。
そうなんです。
つまり情報量の波を全身で浴びながらどんどん進むしかないわけですね。
えー。
送ってくださった方も、このキャラクター誰だっけってなっても戻れなくて、ファンとしての記憶力が試されたっておっしゃってました。
まさにそういう体験型の構造なんですね。
なんていうか、完成した美しい料理をただ見せるんじゃなくて、ボロボロになったレシピ帳とか、厨房の熱気そのものを体験させるようなそんな展示なんですね。
本当にその通りだと思います。
そして、この最先端のデジタルで作られた緻密な世界が、実は非常に泥臭くてローカルな基盤の上に成り立っている。
あ、作者のルーツですね。
はい。これがもう一つの重要なテーマに繋がります。
呪術回戦って渋谷事変みたいな都会的で映画的な演出がすごく多いじゃないですか。
そうですね。
だから送ってくださった方も、絶対に関東圏出身だと思い込んでいたって驚かれていて、まさかの岩手出身なんですよね。
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ええ。過去に仙台で展示を行ったにも関わらず、今回改めて岩手で開催されたのは、やはり地元だからこその意義があるわけです。
そこで送ってくださった方が、じゃあ岩手らしさはどこにあるんだって館内で探してみたそうなんです。
おお、何か見つかりましたか?
それが、見つかったのはたった一つだけだったそうです。
一つだけですか?
はい。アニム3期に登場する五色鉄街、あのコロニーですね。あれが実際に森岡市にある五色だという事実だけだったらしいんです。
なるほど、あの場所ですね。
しかも作者ご本人、その五色に行ったことがなかったらしくて。
ははは、それは面白いですね。行ったことがないのに舞台にしたんですね。
そうなんですよ。
でも、なぜわざわざ行ったこともない地元のマイナーな場所を舞台に組み込むのか、それは都市型の洗練されたファンタジーにリアルな土着の空気感を吹き込むためなんですよ。
土着の空気感?
はい。誰も知らないようなローカルな実在の地名を結界のベースにすることで、架空の物語にもしかしたら本当にあるかもしれないという不気味なほどの説得力、つまりリアリティが生まれるんです。
最先端のデジタル技術で作られた物語の底に、その土地ならではのリアルな空気が結界みたいに貼られているわけですね。
はい。デジタルとアナログ、都市と地方、そういう色々な対比が見えてくる素晴らしい展示だと思いますよ。
本当ですね。レポートを読んでいたら、私も秋アニメが始まる前に時間を見つけてアニメ3期を見てみたくなりました。
ぜひ。また違った視点で楽しめると思います。
はい。そこで今回レポートを送ってくださった方へ、最後にこんな問いを投げかけたいと思います。
はい。
漫画制作が完全にデジタル化された今、100年後の未来の美術館は、クリエイターの生々しさとか熱量を一体どのような形で構成に残して展示していくんでしょうか。
100年後の厨房の熱気ですか。もしかしたらホログラムで作家の脳内を直接体験できる時代になっているかもしれませんね。
それはすごい体験になりそうですね。次回の配信もお楽しみに。さようなら。
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