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こんにちは。 今回も送ってくださった方からのすごく興味深い記録を深掘りしていきましょう。
はい、楽しみですね。 今回のテーマなんですけど、福島県いわき市のイオンモールであった漫画1Fの文庫化記念サイン会と、雑誌に載った福島第一原発発電所再訪記の考察です。
この資料の面白いところって、一見するとただの休日のお出かけ記録みたいに見えるところなんです。
なんか、のどかな日常って感じですよね。 そうなんです。でもその裏に、原発の現実とか、時間の流れに対するすごく鋭い視点が隠れてるんですよね。
なるほど。 なので、今回はそのユーモアを楽しみつつ、根底にある重要な気づきを引き出していくのが私たちのミッションですね。
まず冒頭からすごく引き込まれたんですけど、木手庫の再訪記を読むために雑誌を買ったのに、表紙がスーパードクターKの祝宣話突破でドーンと占領されてて、
ありましたね。 目次にも全然見当たらなくて、180ページ目でやっと見つけたっていう、まるで都市伝説を探すようなスタートがたまらないなって。
確かに。そこだけ切り取るとただの笑い話みたいですけど、でも本題に入ると空気がガラッと変わるんですよね。
私が注目したのは、漫画の中で作者の方が軽装で原発敷地内を歩いている描写なんです。
ああ、なるほど。
送ってくださった方が、過去に参加された東京五輪前の現状な見学ツアーとの対比がすごく効いてるんですよ。
そうですよね。当時はテロ対策で日本国籍のみとか、写真撮影も全面禁止っていう、かなりピリピリした警戒態勢だったみたいで。
その限界態勢だった過去と、今の軽装で歩ける状況の対比が確実な時間の経過と現場の変化を物語ってます。
本当にそうですね。
あとすごく興味深いのが、バスの車窓から見学した時に、あの建物が思ったより小さいって感じられたっていう点なんです。
ああ、毎日ニュースで見てた巨大な存在が、実際に見ると意外と小じんまりしてたっていう。
そうなんです。ここにすごく本質的なパラドックスがあって、大都市の膨大な電力を賄ってたエネルギー密度のすごさと、社会にこれほど巨大な影響を与えた施設の物理的なサイズが、実は驚くほど小さいっていう事実ですよね。
うーん、確かに。
ソーラーパネルなんかとは全然違うこのエネルギーの異質さというか。
なるほど。
それから、作業員の方の建物を通過した時に感じた、ここで本当に人が働いてるんだなっていう生々しい気配ですね。
現場に行ったからこそのすごく深い洞察ですよね。そこから場面が一転して、サイン会会場のイオンモールに移るんですけど、会場がレストラン街の裏側で送ってくださった方が完全に隠しダンジョンだったって表現されてて思わず笑ってしまいました。
100名限定って聞くと大規模なものを想像しがちですけど、実際は40席くらいの親戚の集まりみたいな空間だったそうですね。
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そうなんですよ。しかも来場者のこうたり率が高めっていう鋭い観察眼があって、ご自身も鏡を見て、あ、私もだって納得されたっていう描写が会場の和やかな空気を完璧に伝えてくれますよね。
こういう重いテーマを扱う作品のサイン会がごく普通の日常空間でひっそり行われているっていうギャップが面白いです。日常と非日常の交差って感じですよね。
まさにそうです。作者の立田氏の姿についてもプロレスラーみたいな大柄な方を想像してたら普通体型で、なぜかギターを持参して登場されたっていう驚きが書かれてましたね。
サイン会自体が飲み会で急遽決まったっていう裏話もすごく人間味があっていいなと。
質疑応答のリアリさも印象的でした。家族には原発に行くことを詳細に伝えたかっていう質問に。
福島に行くとは言ったけど、詳しくは言わなかったって答えたっていうエピソードですね。現場で働く方のリアルな葛藤とか配慮が見え隠れます。
はい。そしてこの後記録には思いがけない展開が待ってますよね。
そうなんです。クライマックスに悲劇が待ってて、整理券番号が二重に計られてるっていうハプニングに加えて、サイン会後に作者が歌うっていう衝撃の事実が発覚するんですよ。
ここでさっきのギターの伏線が回収されるわけですね。
そうなんです。でも送ってくださった方には、17時までに郡山に帰宅するっていう絶対のミッションがあって、現在時刻は14時半で。
泣く泣く歌を断念したっていう何とも切ない結末なんですよね。
人生は思い通りにはいかないものですね。でも全体を通して非常に価値のある記録でした。
灰色っていう重いテーマと、声が震えるほど感動したって言いながら苦い絵付きのサインをもらうっていう個人的で温かい体験。
これらが同じ空間で交差している様子が見事に描かれてます。資料を送ってくださった方に心から感謝したいですね。
私も同感です。次回の教訓は間違いなく歌を採用線にするってことですね。
そうかもしれないですね。では最後に送ってくださった方、そして聞いてくださっている皆さんに想像してみてほしいんです。
はい。
漫画の中で20人後にまた描くっていう言葉がありましたけど、その時灰色作業はどこまで進んでるでしょうか。
そして私たちの社会は、あの意外と小さい建物の記憶とどう向き合ってると思いますか。少し立ち止まって考えてみてください。
次回の配信もお楽しみに。さようなら。