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#500 第2話はどうなる?福島愛ドラマに期待!「おいしいのつくりかた」
2026-10-04 05:14

#500 第2話はどうなる?福島愛ドラマに期待!「おいしいのつくりかた」

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ピョン吉の航星日誌「#1680 ポークソテーがおいしそう!松重豊監督「おいしいのつくりかた」を観た話」をGemini notebookでポッドキャスト化したものです。

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こんにちは。こんにちは。えーと、突然なんですけど、最後に味で泣きそうになったのって、いつか覚えてますか?
味でですか?それは、ちょっとすぐには思い出せないですね。
ですよね。誰かが作ってくれた料理を一口食べて、なんか忘れかけてた記憶が一気に蘇るような、そういう食の魔法について、今回は深掘りしていくミッションです。
はい。資料を送ってくださった方、本当に素晴らしいテーマをありがとうございます。
今回は、アマゾンプライムビデオで配信が始まったドラマ、「おいしいのつくりかた」の第1話。ポークソテーの作り方を取り上げます。テレビ東京でも放送予定なんですけど。
これ、単なるグルメドラマだって、侮っちゃいけない作品なんですよね。
そうなんですよ。あの、孤独のグルメでおなじみの松茂豊さんが、企画とか、脚本とか、監督をやっていて。
ええ、さらにコミカルな老人ホームの所長役で出演までされてるんですよね。
本当に多彩ですよね。私が資料を読んでて、特に面白いなと思ったのが、松茂さんの福島愛なんです。
おー、松茂さんは福島県の尺投げ大将を務められてますからね。YouTubeだと福島豊かなんて名乗ったりして。
そうそう、その影響が画面の端々からあふれ出してるんですよ。
確かに。旗山高原屯のポークソテーとか出てきますし。
それだけじゃなくて、氷山名物のあの分厚い食パンにミルククリームが乗ったクリームボックスとか、お土産の定番のエキソンパイまで出てくるんですよね。
ロケ地も大玉村のレストランを使っていたりして、かなり徹底してますよね。
ええ、これも見方によっては、グルメドラマの顔をかぶった福島観光PRの、いわばトロイの木馬なんじゃないかって思うぐらいで。
トロイの木馬ですか。面白い例えですね。
ありがとうございます。さて、ここからひも解いていきたいんですけど、ここまで特定の地域愛を全面に出すことって、作品にどんな魔法をかけてるんでしょうか。
そうですね。架空の物語の中に、実在する手触りのある食べ物とか具体的な風景を置くことで、圧倒的なリアリティが生まれるんです。
ああ、なるほど。単なるPRじゃなくて、物語を地面に足をつかせる重しになってるわけですね。
その通りです。その地に足のついた舞台装置があるからこそ、重厚な人間ドラマが深く刺さってくるんですよ。
その人間ドラマなんですけど、今回、形式上の主演は北村雄貴さんですよね。
はい。心を閉ざした無表情な、寡黙なシェフの役ですね。
でも真の主役は、加賀麻里子さん演じる老婦人の大沢智子じゃないかなと私は思っていて。
ああ、料理人だった旦那さんを亡くして、生きる気力をすっかり失っていた女性ですよね。
ええ。彼女がシェフのポークソテーを口にした瞬間、みるみる正気を取り戻していくんです。
往年のコケテッシュな魅力まで見せ始めて。
ここで興味深いのは、シェフが徹底して喋らないっていう設定なんですよ。
あ、やっぱりそこ聞いてますか?
ええ。言葉を持たない主人公が一種のキャンバスみたいになるんです。彼自身が自己主張しないことで。
観客の視線が自然と老婦人の方に向かうってことですか?
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まさにそれです。老婦人の生きる気力の再生が鮮やかに浮かび上がるんです。
食の持つ再生の力を、セリフじゃなくて構造で表現しているのが見事ですよね。
いや、すごい。資料を送ってくださった方も、これを見て、ご自身の思い出の味とか、食と記憶の結びつきにハッとさせられたんじゃないかなって思います。
ただ、そういうシリアスな喪失と再生のテーマだけだと、少し息苦しくなる危険性もありますよね。
そこなんですよ。私が唸ったのは、その重さを中和する遊び心のバランスなんです。
キャスティングにもかなり遊び心がありましたね。
農産演じる孫娘の奔放さとか、天才子役の永尾優乃ちゃんのおいしくなーれパッっていうセリフ。
あれはもう頭から離れなくなりますよね。お母さん役の坂井真希さんも良かったですし。
はい。それに特撮ヒーロー出身の橋本敦さんとか磯村ハヤトさんの器用も絶妙なスパイスになってて。
磯村さんに至っては孤独のグルメじゃなくて孤高のグルメのテレビ関係者役ですからね。
そうそう。それでポークソテーに感動するっていう。完全にセルフパロディーですよね。
こういう特撮俳優陣の配置とか、パロディーをシリアスな中に混ぜ込む松下監督のバランス感覚は本当にすごいと思います。
こういうユーモアを入れることでヒューマンドラマの重さが心地よい余韻に変わってるんですよね。
はい。まさに緊張と緩和ですね。
見る側の心のガードを自然と下げさせているからこそ、老婦人の再生っていうメインディッシュが深く味わえる仕組みになっています。
1時間15分の短編映画としてもヒューマンドラマとしても完璧に成立してますよね。
本当ですね。食の持つ力をここまで鮮やかに描かれると日常の食事の見方も少し変わってきそうです。
果たして第2話はいつ配信されるのか、同じキャストなのか、福島要素は続くのかって疑問もつきないですが。
期待は膨らむばかりですね。
さて最後に資料を送ってくださった方に、そして私自身にもこんな問いを投げかけてみたいと思います。
はい、なんでしょう。
私たちが普段何気なく口にするその食事には、一体誰のどんな思いが隠し味になっているのでしょうか。
次回の配信もお楽しみに。それではさようなら。
さようなら。
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