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2025-10-15 05:44

#146 海外アニメの増加と日本のアニメの今後

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ピョン吉の航星日誌「#1326 海外アニメが増えて今後の日本アニメの将来が気になった話」をNotebookLMを使ってポッドキャスト化したものです。

サマリー

現在、日本のアニメ業界は海外制作のアニメの急増に直面しており、特に中国や韓国の作品が注目されています。この変化は日本の制作環境やクリエイターの待遇にも影響を及ぼし、未来のアニメ制作の在り方を再考させる重要なテーマになっています。

海外制作アニメの増加
こんにちは。
こんにちは。
さて、えーと、今回はですね、送ってくれた方が共有してくれた資料がありまして、
はいはい。
これをもとに、今まさに放送中の空きアニメ、それから、まあその先にあるアニメ業界の未来について、ちょっと一緒に考えていきたいなと。
いいですね。非常に興味深いテーマです。
資料を見るとですね、今今期の空きアニメ、なんと82作品もあるそうなんですよ。
82?それはすごい数ですね。
ですよね。ただ、送ってくれた方のメモにもあったんですけど、ん?なんか今期ちょっと空気違くない?っていう。
あー、その感覚。
ええ。シーズンが始まった直後は、もしかして今期は不作なのかな?みたいな声もあったらしいんです。
なるほど。その空気の違いですか?資料では、その理由として海外、特に中国制作のアニメがかなり吹いている点を挙げてますね。
あー、やっぱりそこなんですね。
ええ。日本の視聴者が見慣れたテンポ感とか演出とちょっと違うので、戸惑いを感じる人がいるのかもしれないと。
なるほどな。確かに作りが違うと感じることはありますよね。
そうですね。参照されているヤフーニュースの記事、続々始まる秋アニメ、今期は海外発が異例の多さっていうのがありますけど、これがまさにその点を掘り下げてるんですね。
ほうほう。
記事では、海外発アニメ増加の5つの傾向っていうのを指摘していて。
5つもですか?
ええ。例えば、1、中国での大ヒット作の続編が日本に来てるとか。
あー、なるほど。
2、テレビ局に中国アニメの専門枠ができたり。3、あとは韓国の原作を中国でアニメ化してそれを日本で放送するみたいな流れ。
へー、そんな流れもあるんですか?
それから4、北米のウェブコミックが原作になってたり。5、配信サービスで中国発のファンタジーとかコメディーが人気だったり。
いやー、本当に滝に渡ってますね。もう完全にグローバル化してる感じが。
まさに、記事の結論も、もはやアニメは日本だけで作られ消費されるものじゃないと。
うーん。
で、今期がアニメの未来を占う資金石なんだと。
資金石ですか。重い言葉ですね。
ええ、これは結構重要な視点だと思いますよ。
となるとやっぱり、制作環境の話は避けて通れないですよね。
資料には、中国のアニメーターの方の給与水準が日本と比べて高いみたいな話も出てきてますけど。
そうですね、そこは大きいですね。優秀な日本のクリエイターがもっと良い待遇を求めて、海外のプロジェクトに参加する流れが加速する可能性はありますよね。
うーん。
さらに、海外から見ると、日本の技術力は魅力的だけど、コストは比較的安いっていう見方もあるわけです。
つまり、企画とか脚本、そういうクリエイティブの根っこの部分は海外が主導して、日本は作画とか仕上げとか、その制作の工程だけを担うみたいな。
そういうことです。
いわゆる下請けっていう立場に、もしかしたらなっちゃうかもしれない。
AIと制作環境の変化
へえ。資料にあった戦後のトイガン輸出の例えは、なかなか資産に富んでますよね。
いや、ちょっとドキッとしました、あれは。クリエイティブの主導権がどこに行くのかという。
まさに。そしてもう一つ、制作環境を変える大きな要因として、生成AIの急速な進化があります。
ああ、AIですか。これもよく聞く話ですが。
キャラクターを動かしたり、声を作ったり、背景を描いたり。しかも、AIは早いし安いし、文句も言わないで働いてくれる。
うーん、確かに。そうなると、アニメレターっていうお仕事自体はどうなっていくんでしょう?すぐに仕事がなくなるってわけじゃないとは思いますけど。
そうですね、すぐにはと思いませんが、資料でも指摘されているように、例えば単純作業はAIに任せて、人間はもっとクリエイティブな演出とか、手描きならではの個性的な表現に集中するとか。
なるほど、共存の形ですね。
ええ、AIが描き、人間が演出するとか、AIが背景を描いて、人間がキャラクターを手描きで加えるとか、そういう役割分担が10年後くらいには現実になっている可能性は十分あるんじゃないでしょうか。
10年後、結構近い未来ですね。
そうですね。
全体を見てみると、グローバル化による政策体制の変化と、AIっていう技術革新、この2つのものすごく大きな波が、日本のアニメ業界の構造そのものを根本から変えようとしているってことですよね。
まさにそういうことだと思います。
送ってくれた方の空気の違いっていう最初の直感は、まさにこの大きな変化の入り口を捉えていたのかもしれないですね。
本当に至近席のシーズンなんだなと感じます。
ここで最後に1つ送ってくれた方にもぜひ考えてみてほしい問いがあるんですが。
何でしょう?
これらの変化って、結局日本のアニメ業界とかアニメ文化の何を一番試しているんでしょうかね。
何をですか?
独創的なアイデアを生み出す力なのか、それとも変化に対応していく政策体制の柔軟性なのか、あるいはもっと根本的な変化を受け入れて進化していく適応力そのものなのか。
なるほど。深い問いですね。創造性か柔軟性か適応力か。
これはちょっとじっくり考えてみる価値がある問いだと思います。
次回の配信もお楽しみに。
さよなら。
05:44

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