2025-09-24 18:37

#30 不安と失敗

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子どものことを考えながら、自分のことを考える。
齢四十三が不安と失敗について思うこと。
失敗と友達になりたい。

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サマリー

このエピソードでは、子どもの進学に伴う保護者の不安や疑問について考察されます。特に、失敗を恐れず新たな挑戦を求める気持ちと、経験から得た知識の間で揺れる心情が描かれています。失敗を楽しむことの重要性や、変化し続ける世界への適応についても語られています。お米作りの体験を通じて、失敗に対する新たな認識と価値観が共有されています。

00:06
はい、では今日もみみともスタートしたいと思います。
はい、珍しく、割と短いスパンでまたみみともを録る感じになったね。
そうだね。
子どもの進学と不安
前回は、つい最近、子どもが幼稚園から小学校に、次の春か、上がるのにあたって、
学校から4つテーマというか、問いをもらって、その4つの問いに対して作文を書いて提出するっていうのが直近ありましたっていう話から、
前回話を始めたんだよね。その4つのテーマっていうのが、子どものことについてと、保護者というか私たちについてと、
なぜその学校を選ぶのかと、あとはその学校について知っていく中で、不安や疑問に思ったことは何ですかという、この4つだったんだけど、
前回のみみともは、今言った2つ目だね。保護者というか私たちについてという問いのところで、
こんなこと思ってたよみたいなことを話した回だったっていう感じだったね。
結構私がたくさんしゃべった回だったかなっていう感じがするんだけど、
なんか発見がありましたよ、それを聞いて。
そうなんだ。
前回ね、結構私がその問いのところで思ってたことを話したから、せっかくなんで、その4つの問いについて作文を書いてた中で、
ゆうくんがちょっと残っているところっていうか、この問いをこう思ったよみたいなのがあったら、
前回と同じ問いでもいいし、そうじゃなくてもいいんだけど、それをちょっと聞いてみたいなと思っているんだけど。
それで言うとあれかな、いろいろ残っているが、4個目の学校を知っていく中で疑問とか不安に思ったことみたいなところなんだけど、
その問いはさ、子どもがその学校に、小学校に上がっていくにあたって、疑問とか不安を書くみたいなことが趣旨だと思うんだけど、
それを書こうとしたときに、結局その不安とか疑問ってさ、自分の価値観の反映みたいなところがあるじゃん。
子どもというのがあるけど、結局それは自分がどう思っているかみたいな話だから、
それは自分が思う疑問でもあり、自分が思う不安でもあるから、自分自身に対してってことね。
だから、結局自分のことを考えたなと思っていて、なんかそんな話ができるというかな。
確かに、その子どもが進学する先についての疑問とか不安なんだけど、その疑問とか不安を感じている主体は私たちだね。
価値観と世界観の反映
だから、当然自分たちが何に不安を感じやすいかとかさ、どういうところに疑問を覚えやすいかとかさ、そういうのが出るよね。
なんか自分の価値観がさ、その疑問とか不安に反映されるみたいな話でいくとさ、どの辺でそう感じたの?
どういう価値観が、自分のベースの価値観がみたいなところだよね。
そこで思った自分の価値観が見えてきたなみたいなところでいくと、思ったのは色々な角度って言えばいいのかな。
世の中とか世界とか社会を色々な角度とか切り口で見えると人生が豊かなんじゃないかなって思っていて、そう自分は思ってるんだなっていうことに思ったかな。
それは色んな眼鏡を手に入れるみたいなことを表現としては結構使うけど、こういう見方もあるんだとか、こっちから見るとこう見えるんだとか、全然知らなかったけどこういう世界があるんだとか、
そういうのが色々知れるといいと思っているんだなっていうことを思ったね。
それが自分の価値観として、それが豊かだと思っているんだなみたいなことを思ったし、
これは価値観じゃないかもしれないけど、自分の特性みたいなところと関係するかもしれないけど、
僕の場合、なんとかうまいこと、隙間の道を探しながら何かを構築していくみたいなことがありがちだなと思って。
得意技だね。
そうなった時ってどういう風になるかっていうと、今こういう感じなんだなっていうことを観察してた。
その上で道を探すみたいな話なんだけど、実感するのは、今こういう感じなんだなっていうのは今の世の中とか世界だよね。
自分内のいろんな眼鏡で見た結果そういう感じだっていうことを把握してるわけなんだけど、
その世界自体がやっぱりすごい変わってるなっていうのは、なんか体感していて、だから今の前提を把握できないなって思うわけ、将来的に。
今はこういう感じながらつかめるけど、将来的にはそれがつかみきれない。
つかみきれないっていうことがすごいわかっちゃって。
よく言われるけどさ、VUCAの時代とか言われるけど、本当につかめないなって思っていて。
つかめないと自分の得意技が繰り出せないじゃん。
そういうのは、なんかそれはもしかしたら不安なのかなっていうことを、ちょっとよぎるって感じだけどね。
不安で不安でしょうがないみたいな感じじゃないけど、でもよぎるよね。
なんかよぎったっていう表現がいいのかな。いまいちしっくり感はないけど、今話してて。
でもそういうことは思った。それが不安なのかどうかはわかんないけど。
なるほどね。だから今得意としているやり方が、もしかすると繰り出せないことが起きるかもしれないみたいなこと?
そうかもね。
って思ったりもしたし、
あとはね、なんかそれはその問いで思ったわけじゃないんだけど、
問いに自分たちについて教えてくださいみたいな時に思ったんだけど、
でも今の話とも結構繋がるような気もしてるんだけど、
外の世界が変わるからみたいな話ではなく、内発的な話のような気もするんだけど、
ゼロベースで何かをちょっと学び直したいなとか、
わかる。
そういう欲求がね結構あるんだよね。
ふと思ったタイミング、自分の中に認知が走ったタイミングでいくと、
今43歳なんだけど、何かの話を聞いたときに、健康寿命みたいな話を聞いたのかな?
80歳とかさ、いう話が出てくるわけじゃん。今だと。倍だなと思って。
そうなんだよ。まだ半分なんだよね。
そうすると、楽観的にそこまで健康でいられるとするならば、
ゼロから43歳まで学んできたことをもう一回できるなと思ったの。
そうなの。それって結構すごいことだよね。
すごいし、なんかちょっとそれは楽しいなと思っちゃって。
わかる。
ゼロからなんかさ、ちょっとこう、いろいろやってきて、
そろそろやってきたことをこねながら、いろんなアウトプットをしていくのかしら?みたいなことを
思ってたような時期もあるけど、ゼロからいいんじゃない?みたいなことを思ったんだよね。
仮に何かわからないけどさ、10年ぐらいで何かを学んだとしても4回できるわけだよ。
そうなんだよね。
なんかそれはすごい可能性に満ちあふれているかも。みたいな。
わかる。
そういう感覚はある。
ある?
思ったの。
思ったし、
なんかちょっと話がぐちゃぐちゃになっちゃうかもしれないけど、
なんていうのかな?
失敗と新たな挑戦
なんか思いっきり失敗してみたいなって。
失敗も多分だいぶしなくなってるよね。
そうそう、しなくなってきてるし、
やったことを活かしながら何かをするみたいなことが多いから。
そうだよね。
なんかこう、未知なものに出会って失敗するとかさ、
未知なやり方で失敗するとかさ、
なんかそういうことがあんまりないような気がするし、
慣れてる分失敗が怖いみたいなことも潜在的にはすごいありながら仕事をしてるような気がするけど、
さっきみたいな今までの人生ともう一回同じ時間があるって思ったら、
なんかいろんな失敗を楽しみながらできるといいよなーみたいなことを思うけど、
まあとはいえ失敗は怖いなーって感じももちろんあるんだけど。
怖い感じもあるよね。
あるある。
まあちょっとさっきの不安とどう、不安と失敗が紐づくのか紐づかないのかもちょっとわかんないけど。
いやそうなんだよ、でもそうそうそうわかるなって思って、
失敗はね、やっぱり私の中でも嫌なものっていうイメージが結構あるから、
失敗するの嫌だなっていう気持ちは湧くんだけど、
かといってなんとなく今までの知識とか経験から想定がつく範囲の中で、
この先じゃあ80歳ぐらいまで生きるのも嫌だなーみたいなのもあるよね。
そうそう。
でなんかその知識とか経験とかがあるから、ある意味こういうことをするとこういうことが起きるだろう、
それが起きるだろうが失敗だった時に回避しようとする行為はできるわけだけど、
なんかそういうふうに自分の、なんていうのかな、経験とか知識を生かすっていうのはいいんだけど、
でも常にその範囲の中にいる、居続けるあと40年ぐらいみたいな感じも、
安心はすると思うんだけど、もうちょっとドラマチックでもいいかもしれないみたいなそういう感じ。
逆にもしかしたらそれが不安かもって思った。
その中で居続けるのが安心かもって言ったけど、
なんか今その話を聞いてて結構ね、なんていうのかな、体がこうゾワゾワしてしまって、
それを不安と思ってるかもって今ちょっと思った。
失敗と不安の関係
それはもしかしたらさっきの世界の側が変わってるからかもしれないけど。
私もそう思った。
だから自分のその想定の範囲の中だけに居続けると、
外の世界はどんどん変わってるのに、自分はずっとその今までも世界の中に居続けるって。
言うことは不安かもね。
その体感がもうしちゃってるから、なんか不安なのかもね。
不安と表現するのであればそうだね。
だからどう失敗を、なんかこの目先の失敗を楽しめるようになるのが結構大事な気がするな。
ちょっと失敗と友達になりたい感じがするよね。
そういう感じがするけどね。
そうだよね。
この間さ話したんだけどさ、この前知り合いがさ、お米作りをしてる知り合いがさ、
ある年すごいたくさんお米が穫れたのに、翌年半減ぐらいになったみたいな話をしてくれたじゃない。
で多分その収穫量が半減した年ってさ、うわーっていう感じだったと思うの。
もうそれは自分でコントロールできた部分と、コントロールがもう全然全く効かない部分、自然の力とかね、そういうこともあったと思うんだけどさ、
それも含めて相当想定外だと思ってて、その出来事って。
だし、ある意味言葉として言えば失敗だったのかもしれないんだけど、
でもそれが起きた時にさ、もうそれすごい体験だと思うの。
どうしようってなって。
でもそこでどうしようってなった時に、またさ、じゃあ次どうしようっていうことを考えて、
一生懸命なんか自分で知恵を出したりとか、調べたりとか、人に聞いたりとかしてさ、工夫して次の年やっていくわけじゃない。
そういうのが人生の体験として楽しいなと思って。
そうだね。
自分の知ってる世界の中でなんとなく想定もついて、じゃあ失敗しないために回避するためにどうするかっていうことを調整してやり続けるっていうことも、
別にそれもそれで想定された結果が出るっていう話だと思うから、それ自体がダメってことじゃないんだけど、
そうじゃない、もう想定外の出来事が起きて、そこからどうしようって、自分がなんかこう奮い立たせて、そこに対応していくみたいなのって、
なんていうのかな、本当にだから生きてる手触り感みたいな感じとか、
そういう感じだなと思ってて、その感覚がこの後半、人生の後半戦とかで味わえるといいなっていう感じが今してるんだよね。
お米作りとフィードバック
そうね、なんかその手触り感って大事な気がするんだ。
何か関与できて、要は関与できないと、なんかそれはさ、やった感がないわけじゃん。
関与できてるみたいなことは結構大事なんだろうな。
なんかそのお米の話あったじゃん、でもあれ半減どころじゃなかったよね、確かね。
もっと。
もっとだった気がするけど、あの時にさ、結構印象に残ってるの、それも多分自分の価値観だなってちょっと思ったんだけど、
お米だから1年に1回しかチャンスがないって話をしてたのを覚えてる?
そうだね、してたしてた。
それを聞いた時に、ああ、そうだなって思って、もうちょっと高サイクルで失敗と試行錯誤を繰り返してるやつが自分にはあってそうだなって思った。
なるほどね。
1年に1回結構きついなみたいな。
そうだね。
そうそうそう、だからそれはね、ちょっと実は思ったんだよね、その時。
なるほどね。
失敗というよりフィードバックというのか、フィードバックだよね、なんかこう起こることがあった時に、次にあ、じゃあこうやろうみたいなことをもうちょいこう。
だからそれも手触り感だと思う、手触り感があるからこう、ちょっとこう、割ともうちょっと短期に回るやつがいいなって。
でもそれもなんかそうだね、価値観とか自分の好みみたいなものとかね、
そっちの方が得意とかさ、なんかそういうのもあるかもしれないから。
そういうのが見つかるといいね、だからそのテーマとして、自分が取り組むもの。
それをしながらも、すごい理想で言うと、やっぱりなんか5年10年かかりながらそれをやっていく?
うんうん。
こう頻度でやって、3ヶ月で終わっちゃったら、なんかそれはつまんないなって思うから。
それなりの頻度なんだけど、10年くらいかかりながら楽しめるみたいなやつがいいな。
難しい。
そうだよね。
まあそのことをちょっと思いました。
でもなんかいいよね、ちょっとそういうどんぴしゃなテーマが見つかるのかわからないんだけど、
でもそういうものが見つかって、仮にそのね10年くらいかけてやっていくとしても、
まだ何個か生きてる間にできるわけだから。
ゼロから。
ゼロから10年だとしたら、ゼロから10歳って産まれてから5年生まで。
結構すごい期間じゃん。
だいぶいろいろ広げられるし深められるしみたいな感じだよね。
やっぱり自分のことを考えてたっていうことだね。
問いを起点にね。
それでいいのかどうかわかんないけど。
子どものこと考えようみたいな話な気もするけど、結局自分のこと考えちゃったなーみたいな。
でもそうだね、そういうのが出るからね、子どもの世界とかにもね。
ということで、今日はこんなところで終わっていきましょう。
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