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2025-07-23 26:58

【59-1】手を動かす人から仕組みを作る人へ。エンジニアリングマネージャー山口さんが語る、チームと共に前進する面白さ

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この番組は株式会社primeNumberが、primeNumberで働く人や社外のゲストを迎えて、業界や働き方といったビジネスの話はもちろん、その人のプロフィールや趣味についてもカジュアルにお話するポッドキャストです。

前半は広報担当の村島さんが、エンジニアリングマネージャーの山口さんをゲストに迎えて、これまでのキャリアやprimeNumberへの入社経緯、エンジニアリングマネージャーとしての仕事内容や、現在取り組んでいるプロジェクト CONNECT 100+について話しました。

番組のキーワード

エンジニアリングマネージャー【クラウドETL TROCCO / スケーラブルな開発組織をつくる、信頼のハブへ】 - 株式会社primeNumber

#8Elements対話を力に #8Elementsプロダクトを信じる

サマリー

このポッドキャストのエピソードでは、株式会社primeNumberのエンジニアリングマネージャーである山口さんが、エンジニアリングマネージャーとしての役割やデータへの関心について語ります。また、彼のキャリアや転職の経緯が紹介され、データに携わり続ける意義が考察されています。ポッドキャストでは、AIやデータ活用に関する議論が展開されており、特にプロジェクト100+の重要性と進捗について触れられています。エンジニアリングマネジメントや新しいコネクタの開発がプロジェクトにどのように影響を与えているのかを深く掘り下げています。スマレジの機能により、オンラインとオフラインの販売データを統合し分析することで、マーケティング戦略の効果を高めることが可能です。また、カスタムオーディエンスを活用することで、広告のターゲティング精度が向上し、マルチチャンネルでのマーケティングが重要視されています。

山口さんの自己紹介
村島
こんにちは、primeNumberです。この番組は、データ活用支援を行うデータテクノロジーカンパニー、株式会社primeNumberで働く人や社外のゲストを迎えて、業界や働き方といったビジネスの話はもちろん、その人のプロフィールや趣味についてもカジュアルにお話しするポッドキャストです。
前編は、広報担当の村島が、エンジニアの山口さんにお仕事についてお話を伺いたいと思います。山口さん、よろしくお願いします。
yamakan
よろしくお願いします。エンジニアリングマネージャーをやっている山口です。
村島
よろしくお願いします。そのまま簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいですか。
yamakan
今やっているのは、エンジニアリングマネージャーというところでやっていまして、ヘッドにはなるので、1個のチームというか複数チームを見ていくという役割をやっています。
やっているところは、primeNumberの中でTROCCOって皆さん知っているのかなと思うんですけど、TROCCOのプロダクトのEMというところでコネクタを増やしていくみたいなところをやっています。
そこのチームのマネジメントというところがメインになっています。
もう1個やっているのが、このコネクタ自体を増やしていくというのが、ちょうど1年ぐらい前からやっている大きなプロジェクトになっていて、そこの入社したタイミングからプロジェクトをやってほしいよというところが多かったので、
コネクタを100個増やしていくというので、いろいろSaaSを調べたりとか、作っていくためのプロセス改善とかをやっているというのが最近のお仕事ですね。
村島
プロジェクトの話ももうちょっと後で深掘りしたいなというふうには思うんですけれども、まず一旦山口さんは山口寛さんというお名前なんですけれども、私はyamakanさんとお呼びしておりまして、yamakanさんとこの後も呼ばせていただきたいんですけれども、
yamakanさんのキャリアについてももう少し伺っていきたいんですけれども、前職でもエンジニアリングマネージャーをされていたんですかね。
yamakan
そうですね、最後の5,6年はエンジニアリングマネージャーをやっていたのかなと思っていて、多分マネジメント経験の方はもう長くなってしまっている感じですね。
エンジニアリングマネージャーだったりとか、セキュリティマネージャーなんかもやっていて、前職だとデータ事業を立ち上げるぞというところをやっていて、
データ事業の中のチームを作っていったりとか、もちろん僕の上長もいたので、そこが大きな組織を作っていくぞというところの中で1個のチームを作っていったりとか、
データ事業をやるんだったらデータの付け方はどうなんだっけっていうので、一緒にやっていくうちに一番古株だったので、セキュリティを見なきゃとか、管理するぞみたいなガバナンスをやるっていうのもやっていたりしました。
この前も僕がエンジニアをやっていて、その前のエンジニアだと広告システムを作ったりとか、ビッグデータっていうのはHadoopの運用とか構築とか、結構データを軸にずっと仕事はしてきているなと思います。
村島
行くと最初から結構、もっとさかのぼって新卒のタイミングとかでもデータに興味があったみたいな形なんですか?
yamakan
大学で勉強していたとき、データのアルゴリズムとか面白いなと思っていたので、データ自体は面白いと思っていましたが、仕事は実は全然そうではなくて、入ってみたら合いそうだからってアサインされたのがたまたま広告事業だったっていうのが大きいところですね。
村島
そうなんですね。広告事業と合いそうってどういうところを見て?
yamakan
わかんないですよね。その当時は新卒って、今日新卒ガチャとか言われるけれど、多分向こうが相性が合うところっていうのを調べてくれていて、あそこでマッチするんじゃないかとか、こういうのができるんじゃないかっていうアサインから始まってるなとか。
村島
そうなんですね。でもそこからずっとデータに携わって、しかも今primeNumberというデータテクノロジーカンパニーに来ているわけだから、新卒の時の人事の方は見る目があったということじゃないですかね。
yamakan
そうですね。そこはあったんじゃないかなと思いますし、やっぱりそれが面白くてデータを軸にずっと動いているなと思います。
村島
データのどんなところが面白いと思ってらっしゃるんですか?
yamakan
結局変わらないところにあるっていうのは面白いと思っていて、ソフトウェアを作っていく中でデータって何か変わるのっていうと、見せ方は変わってもそれがないと何もできないっていうところが大きなところで、そこをしっかり作っていくだったりとか届けていく。
何かをやろうとしてもデータをどうやって集めてくるの、どうやって提供するのっていうのが多分事業の根幹にはあるので、そこは何かできていくとか広がっていくって面白いのかなと思いますよね。
村島
そうですね、確かに確かに。そこから前職でもデータに携わっていて、primeNumberに転職してくるっていうわけなんですけれども、転職した経緯というかきっかけってどういうところにあったんですか?
yamakan
大きいのは年齢ですよね。年齢のタイミングっていうところと、前職が1社目だったっていうのもあったので、同じことをずっとやっていくよりかは自分がやってきたことをいろんなところで試してみたいなっていうのができるんだっけっていうのも自分の興味関心と、広がりがあればそれだけいろんなことが届けられると思うんで、そういうのをやってみたいなっていうのが大きなところですね。
村島
弊社ってなかなか知名度がないんじゃないかと思っていて、どうやって出会えたんですか?
マネジメントの役割
yamakan
紹介はエージェント企業で紹介はされたものではあるんですけれど、とはいえ僕Hadoopを触ってましたっていうくらいデータのプラットフォームをやってましたし、前職の事業のところでも競合にはなりますけど、CDataさんだったりとかTalendさんだったりとか、いろんなDataSpiderとか調べなきゃいけないときとかあったりとか、最後のほうはNiFi触ったりとかもしていたので、そういうのがあるよっていうのは全然知ってましたし、
TROCCOっていう名前自体は知っていたっていう形ですね。
村島
当時TROCCOに名前だけの印象でしたかね?それとも何かTROCCOに対してこんな印象を持ってたよみたいなところであったんですか?
yamakan
名前だけですね、前職大きかったので、どちらかというとこれを使おうっていうのが大きく決まっているところがあるので、たまたまそこの提供しているチームと仲が良かったので、その中で話している中で、市場ってどうなっているの?最近データどうやって使っているの?みたいなので出てきたので覚えていたぐらいですね。
村島
その辺の大きな会社がどうやってデータ関連のサービスを導入していくのかみたいな意思決定のあたりもすごい気になるんですけれども、ちょっとyamakanさんの話に戻していこうかなと思います。
現在primeNumberに入ってエンジニアリングマネージャーみたいなところだったりとか、プロジェクト100+みたいなコネクタを作っていくみたいなところをご担当いただいているんですけれども、もうちょっと詳しくお仕事内容をお伺いしてもいいですか?
まずエンジニアリングマネージャー、私がめちゃめちゃ素人みたいな質問から入るんですけど、エンジニアリングマネージャーってそもそも何しているんですか?
yamakan
多分いろんな意味があるかなと思うんですけれども、僕の中では大きく4つの役割があって、ヒューマンマネジメントっていうエンジニアチームをどうやって育っていくのかとか、メンバー育成するっていうのが1つの役割。
残りの3つがみんなが分かりやすいところで、プロダクトマネジメントっていうところで、プロダクトをどうやって作っていくのか、PdMが何を作りたいかとか、どっちの方向に行きたいんだっけっていうのを考えるのに対して、どうやって実現するのかってやっぱりエンジニアのアイデアだったりとかクリエイティブなので、そこをチームとリードしていくっていうプロダクトマネジメントがあるなと思っています。
実現する中でどんな技術使うのっていうテクノロジーマネジメントだったりとか、各やりたいものをしっかりと届ける。もちろん時間を決めればいいってわけではないんだけれど、プロジェクトとして動かすっていうところで、プロジェクトマネジメントみたいな、この4つのマネジメントをやっていくのがEMっていうところかなと思っています。
村島
なるほど、マネジメントといっても幅広くというか、一般的にマネジメントって言うと、ピープルマネジメントが一番思い浮かべやすいかなというふうに思うんですけど、それ以外にも3つのマネジメントがあるというところですね。やっぱりマネジメント自体が結構好きなんですか?yamakanさんは。
yamakan
面白いと思いますよね。自分が手を動かしてものを作れた方が面白いなと思うし、エンジニアをやっていたのにやりたいなって思う時もあるし、離れてしまったのでできないなっていう思いもあるけれど、やっぱりそこをちゃんと届けていくとか、仕組みができていって前に進んでいるっていうのがわかる感触っていうのは面白いなと思っていますよね。
村島
結構エンジニアの方だと専門性とかスキルを極めていくのか、それともマネジメント方向に進んでいくのかみたいなところで、結構キャリアを悩まれているみたいな話もよく聞くかなというふうには思って、yamakanさんはこれからもマネジメントを続けていかれるのかなとか。
yamakan
ぐるぐる回った方がいいなと思うので、たぶんそこは回っていかないと技術がわからなくなるとか、距離が離れすぎるとやっぱりマネジメントができなくなるところはあるので、そこをどうバランスとるのかっていう難しさはありつつも、一方でマネジメントが広がっていけば広がるほど大きなことを届けるっていうことができるなと思うので、そこはそれで面白いのかなと思いますね。
村島
確かに一人で作れるものっていうところよりも、いろんな人を巻き込みながら作れるものっていうのは結構影響範囲が大きいというか、早く行きたいなら一人で行けだし、遠くへ行きたいならみんなで行けじゃないですけれども、やっぱりマネジメントっていうのはみんなで行くっていうところの方に近しいのかなとは思いますよね。
yamakan
そうですね。これがAIで出てくると自分自身がAIを使っていくとかできなきゃいけないと思うので、そういうのは技術をキャッチアップしていくのは大切になるかなと思います。
村島
マネジメントでAIって使うんですか?
yamakan
全然使えますよ。資料を作ったりとか考えを整理するっていうのはすごい良いものだと思っていて、自分の考えっていうのは固まってる視点があったりとか、より多角的な視点があったほうがいいので、じゃあこういうふうに思ってるんだけれど、批判的に見たらどうなのとか、そういうふうな対話をしながら固めていくものもありますし、
よりモヤっとしたものを解いていかなきゃいけないので、ちょっとモヤっとしてるんだけどどっからステップ行こうかなとか、ここまでは考えてみたんだけど、このアプローチどう?とか対話するっていうのはあったりする。
それがメンバーとしてもいいと思うんですけど、なかなか難しい時間もあったりするんで、そういうのが反数するのがいいなと思ってますね。
村島
最近AIを使ったユースケースというか事例とかでこれ面白かったなみたいなのありました?
AIとデータ活用の重要性
yamakan
事例だと社内の事例は結構面白いのがいっぱいあるなと思っていて、自分の仕事を奪われるなって本人は言ってやるけれど、その中でもAIを使ってどうやって楽にしていくのかっていうのを見てやってるっていうのはすごい面白い取り組みだと思いますね。
村島
確かにどんどんどんどん楽になっているなとか、どんどんより生産性上がっているなっていう一方で、私自身はこれ私いるのかって思う瞬間はないではなくて、AIに依頼をするために私がいろんな人との仲介者になっていて、私の存在って引き渡しているだけなのかみたいな風に悩む時もなくはないんですけれども、
エンジニアでもそういうことってあったりするんですか?
yamakan
多分それは自分がどういう立場にいるのかっていうのを考えた方が良くって、じゃあディレクターがいらなくなるかって言うと多分ディレクターはいると思うんですよね。
最終的にジャッジするのっていうのは、AIが作ったものを受け入れるっていうやり方もあれば、それを享受するだけでいいのか、自分が表現したいものがAIが表現してくれるのかってやっぱ違うと思っていて、そこの表現したいっていうアウトプットまでを速くするはやってはくれてるけれど、あくまでもアウトプットを速くしてるだけだなと思いますよね。
村島
それはそうですね、確かに。よく嘘つかれるんですよね。何回聞いても。嘘ついてるからそれ違うよっていう風に指定しても、また同じような別の嘘をついてきたりして、それも違うんだけどなって思うときはあるので、やっぱりジャッジは消えてなくならないなとも思いますし、そういうディレクションっていうところも必要だなとも思いますね。
yamakan
データ活用っていうところでも多分同じで、データが答えを出してくれることはないんですよね。あるのは自分が持っている仮説が固めるためにデータがある。もしくは自分の仮説に合うようにデータを出すんじゃなくて、客観的にデータを使ったときに自分の判断が補助できるかどうかっていうのが重要になるし、
多分データをうまく使っていくとかAIをうまく使っていくと、今までは10個の選択肢あったものが同じ時間で3つまで絞れるとか、そういうのを早くできることっていうのが一番効果なのかなと思います。
村島
だからデータもあってもデータ自体が答えを出してくれるわけじゃなくて、やっぱり最後には人のディレクションだったり判断だったりが必要だし、AIもそうだしっていうところでは、AIとかITに仕事が奪われるみたいな話はずっとありますけれども、そういうところにはやっぱりなくならなくて人っていうのは重要っていうところは続いていくっていうところですかね。
yamakan
そうですね。やっぱりここってずっと変わってきてないんだと思うんですよね。やっぱりリードして考えていく人は残り続けるのかなと思います。
村島
じゃあそういうふうにリードして考えていくっていうところを人としてはちゃんと鍛えていかねばなと私は今聞いて思いました。
yamakan
そうですね。一つは考えとしていいのかなと思います。
プロジェクト100+の概要
村島
というところでちょっとエンジニアリングマネージャーの話からいろんな人とITみたいなところまで移ってきましたけど、もう一つの方のお仕事というかプロジェクト100+の方に伺っていきたいなというふうに思いまして、改めて100+、プロジェクト100+ってどんなプロジェクトなのか教えていただいてもいいですか。
yamakan
そうですね。これはもうTROCCOの根幹というかベースな機能であるコネクタっていうつなぐっていうところが重要なんですけれど、つながっていくSaaSだったりとかデータベースとかいろんな機能とつないでデータを転送できるようにしていくっていうのを100個以上拡張するぞ、100個以上に伸びるように頑張っていくぞっていうようなプロジェクトでやっていったのが100+になります。
村島
100個以上でいくと1年間ですよね。
yamakan
1年間ですね。
村島
だから月あたりが8、9個ずつコネクタを出していくっていうところですかね。
yamakan
そうですね。
村島
これまでのスピードと比べるとやっぱり段違いじゃないですか。
yamakan
これまでのスピードっていうと、僕ちょっと入ったのは今年の1月、25年の1月なのでこの前はあんまり知らないってことがあるんですけど、だいたい1個のコネクタを作ろうとすると接続先を調べていったりとか、それをどういう作り方をするとかって考えたりとか、2ヶ月くらい検討からリリースまでかかるかなと思うので、その期間っていうのがどうやって短縮していくのかっていうのが1個大きなポイントだったなと思います。
村島
その短縮自体にもyamakanさんが関わってらっしゃったんですか。
yamakan
短縮もいくつかのポイントがあって、1つは短縮できるような基盤を作っていくとか自動化の機能を作る。
これは今のエンジニアのチームがずっと考えてきて去年作ってきたっていうところがあって、もちろんファーストからできたものを僕がプロジェクトの中で使いながらフィードバックしてよくしてもらってるっていうのはやっていただいてますし、
それを別にこれをうまく使うためのプロセスをよくする。
どちらかというと僕はプロジェクトマネージャーなので、全体の入り口から出口までっていうプロセスをどうやって早くしていくのかをフォーカスしてやったりはしますね。
村島
そのフォーカス、プロジェクトの流れを整理していったみたいな話だと思うんですけれども、ここは苦労したなみたいなポイントとかあったんですか。
yamakan
でも個人的には普通のことをやったっていう。
プロジェクトマネージャーについてやっぱり型はあるし、やり方はあったりはするんですけれど、一番わかりやすいのはクリティカルパスを出してみるっていうのをまずやる。
自分たちがどういうプロセスで出していくのか。
今回100+って結構面白いプロジェクトで、同じように繰り返し出していくっていうところなので、繰り返し出すプロセスっていうのはどうやったら最適なプロセスになるのかって考えられるところ。
大きなプロジェクトだと入り口から出口まで半年間かけてやっていくっていうプロジェクトマネジメントよりかはショートスパンのサイクルを作るっていうところなので、
クリティカルパスを作ってみて、ここのプロセスってうまくいくのか、いかなかったらどっかボトルネックなのかって潰していくようなプロジェクト。
結構面白いし、簡単ではないんですけれど、短期的にフィードバックが得られるんでやりやすいプロジェクトなのかなと思ってます。
村島
そうですね。初めの1個でまずやってみて、それがうまくいったらそれもスモールウィンが積み重ねられますし、
もうちょっとここ改善したいなって思ったらすぐに次のプロセスで改善できるしっていうところをたくさん回せてやりがいがありそうなプロジェクトですよね。
yamakanさん、一番初めに入社してくるときにこのプロジェクト100+というものがあってみたいな話を聞いて入社してきたみたいな感じだったんですか?
yamakan
いやいや、僕が採用のときはまだそのプロジェクトなかったと思うので、来てるタイミングからあとですね、このプロジェクト自体の名称がついたのは。
村島
じゃあ入社してくるタイミングではまだそういうプロジェクトのオーナーをやるとかも全然分かってなくて。
yamakan
そこで言うと、辞めてから入るまでの期間がちょっとあったので、この間に何回か顔合わせとかしていて、その間にこういうことやっていただくよってお願いだったりとか、
もともとEMになるよっていうのが前提だったので、ゆっくり現場で開発してみて、ちょっと慣れてからEMやって、半年からやるのかなと思っていたけど、全然そんなこともなくいろいろやってるなって感じですね。
村島
当時、入社する前にこういうプロジェクトやるよっていうふうに言われたときは、yamakanさんどんなふうに思ったんですか?
yamakan
まあプロジェクトなんでやればいいかなぐらいですね。決まってるものがあればいいなとか、プロジェクトって言われてるかなんかあるんだろうなぐらいと思ってました。
村島
なるほどな、いきなり入社して、結構プロジェクト100+ってprimeNumberの中でも大事なプロジェクトなんじゃないかなというふうに思ってますし、
すごくスピードアップして機能の根幹であるコネクタっていうところをどんどん開発しているので、やりがいもあるんだろうなと思いつつ、すごくプレッシャーもあるお仕事なんじゃないかなとは思っていて、その辺の気持ちとかを聞いてみたかったという感じです。
yamakan
でもそこはありますよね、入った瞬間はやっぱり最初に立てられた目標値っていうとか、期間ごとのスパンによっていついつまでここまで出そうみたいなゴールはあったんですけど、そのゴールは絶対無理ですっていうのは最初説明に行くとかは入ってすぐにやったので、それは結構プレッシャーあったなーって。
村島
そうですね、入社していきなり、いやそれは達成できないと思いますっていう調整から入るのはなかなかハードルが高いですよね。
yamakan
でもそこはやってよかったし、やっぱりそこをちゃんと説明して、でもこういうリカバリープランでいくんで、進めましょうっていうのは理解して進めてきて、そこからうまくいったもの、うまくいかないものとありつつも、そこは正常に回ってはいるかなと思いますよね。
村島
やっぱりそこでリカバリープランを出すっていうところが大事なんですかね、擦り合わせるというかプロジェクトを成功に導く上で。
yamakan
多分一個だけできないですと言ってもやっぱり進まないので、できないです、でもこういう方法だったらできますとか、ここまではまずやっていって、この間に次の手を考えるんで時間くださいとか、結構何をやりたいのかっていうのを言わないとなかなか進まないかなと思います。
最近のコネクタの実績
村島
そんな風にプロジェクト100+でいろんなコネクタを作ってきたと思うんですけれども、最近作ったコネクタとか、yamakanさんの一押しコネクタとかってどれですか。
yamakan
100+プロジェクトって2つ意味があって、全体で作っていくっていうところと、100+プロジェクトで回して動かしていくっていうところと2つあるんですけれど、全体の方で印象的だなと思っているのは、カスタムオーディエンス機能を連続して出したっていうのは結構あって、これは転送先の広告向けにカスタムオーディエンスを出すっていうのがあるんですよね。
自分の前職でも広告やっていたりとか、よく使うニーズだよなって理解している中で、これを昔従来の作り方でやっていただいて、それをちゃんと出せたっていうのは重要な部分だし、それとは別に最近だと一番使われているスマレジさんとかすごい良いなと思っていて、もちろんバクラクだったりとかマネーフォワードさんとか結構良いものがいっぱいあるんですけれど、
最近の新しいSaaSっていうところがつなぎやすくなっているし、そういうのがちゃんとつながってきて、結構ユーザーに聞いてみると、これあったから使いましたよとか、これなかったんで自分で、コネクタがなくてもHTTP転送っていう機能があったりするので、そっちの転送で作ろうと思っていたんですよっていうのが間に合って作ったんですよとか言って、それのフィードバックがあるとすごい良いなと思っています。
村島
実際にお客さんの役に立っているんだなという実感がやっぱりフィードバックを通じて得やすいですよね、そういう風に意見をもらえると。
yamakan
そうですね、本当に最近いろんなところのフィードバックで、ちょっと気合い入りすぎでしょとか、本当に100も出してるんですかとか、明らかにおかしいペースで出てるんですけど大丈夫ですかっていうのは、ある種応援とちょっと心配とって混じった声が出てきてるなと思いつつ、そういうのが見られるっていうのがすごい重要かなと思っていますね。
村島
そんな風にお客様に心配されるくらいに頑張って出していただいているというところなんですけれども、さっきのカスタムオーディエンスの機能とスマレジのコネクタの機能みたいなところが具体的にどんな風にお客様に使われていて、どんな風な課題を解決しているのかみたいなところをもうちょっと深掘りしてお伺いしたくて、その2つってそれぞれご説明いただけますか。
yamakan
スマレジってレジシステムなので、レジの在庫管理って結構あるんですけど、多分それだけでやっていくとオフラインのレジ情報はあるんだけど、オンライン情報はないよねとかあって、使っていただいている企業にもよると思うんですけれど、スマレジにオンラインとオフラインとでビジネスでやる方って増えてるなと思っていて。
村島
オンラインのウェブで売ったりとか、オフラインでは実際に店舗に買いにきてるみたいなところですかね。
yamakan
他にも多分裏で卸してるとかもあるのかなと思って、いろんな売り方を商流としてあると思うんですよね。そういうのを統合できるとか分析したいっていうニーズはあると思っていて、その中でコネクタがあると一旦データが集められるので、集まったら分析に活用できるよっていうのが一つ大きなポイントかなと思います。
村島
やっぱりそういうふうにマルチチャネルで売ってるお客様からすると、例えばリアルの店舗でこの商品を買っていった人がその後継続して買うときは、2回目からは電子でいいやみたいな買い方をしているみたいなところのお客様の像がつかみやすかったりするんですかね。
yamakan
多分そういうのも可能なのかなと思っていて、例えば想像にはなってしまいますけれど、アカウント情報とか取れてればオフラインで買ったときとオンラインで買ったときの紐付けができたりするので、どっちで買ってるのだろうかとか、そのアカウント情報に紐付いた購買履歴なんか見えてくると思うので、それをオフラインとオンラインと両方見えればどういうふうなビジネスモデルにするのかっていうのが考えられるのかなと思います。
村島
確かにおっしゃる通りですね。オンラインとオフラインの紐付けできていれば、例えばオフラインで消耗品を例えば1ヶ月前に買って、そろそろ1ヶ月経ってるから同じものを買いたくなるだろうみたいな感じでウェブサイトで広告出したりみたいなのもできますしね。
yamakan
やっぱりEC系っていうのはそういうのが重要になってくるかなと思うので、そういうところに届けられるようになってきたっていうのは、スマレジさんだけじゃなくて在庫とかいろんなものが揃ってきたことでできたのかなと思います。
カスタムオーディエンスの活用
村島
もう一つのカスタムオーディエンスの方は同じようにどんなユースケースがあるかみたいな。
yamakan
カスタムオーディエンスはもう本当に広告ターゲティングのための機能っていうところで、オーディエンスリストを連携することによって、より効果的な広告を配信するよっていうようなものになってます。
広告のターゲティングって結構いろんなパターンがあって、できるものできないものっていっぱいあるんですけれど、その中でも自社で持っているユーザリストと広告配信システムが持っているユーザリストっていうのを統合しながら、よりマッチング精度を上げていくっていうのが最近あるのかなと思っていて、
そのある中で、今までだと提供していたのはFacebookさんだったりとか、いくつか、何社かしかなかったんですけど、そこをちゃんとGoogleさんとかYahooさんとかLINEさんとか、それぞれの会社さんが増えていくってことによって、いろんなマルチチャネルで広告配信ができるようになってくるっていうのはすごい重要かなと思った。
絶対一社だけに広告配信するっていう会社はなくて、マルチチャネルでマーケティングをするっていうのは主流かなと思うので、そういうところに対しても対応していくのはすごい意味があるかなと思っていますね。
村島
そんなふうに、いろんなお客様のいろんな形の課題を解決するためにも、やっぱりコネクタ自体が増えていくっていうことはすごい重要なことっていうところですよね。
yamakan
そうですね。そこの部分をどういう順番で考えるのかって結構難しくて、そここそPdMとうまく連携しながらやっていったりとか、優先度を考えながらやっていくっていうのが、多分マネジメントのところで重要かなと思っています。
村島
yamakanさんのお仕事の話を結構最後まで深掘りさせていただいたんですけれども、ちょっと前半の最後に好きな8 Elementsみたいなところとその理由をお伺いしたいんですけれども。
yamakan
そうですね。対話を力にするっていうところと、プロダクトを信じるっていうのは結構いい言葉だなと思っています。
やっぱりプロダクトを提供している会社ではあるので、自社のプロダクトをちゃんと理解して提供していったりとか、そのプロダクトの一人一人が解像度を上げてやっていくっていうのが重要かなと思っています。
その解像度を上げるのっていうのを一人で全部勉強していくっていうのは大変だったりとか理解するって難しいので、それをPdMと僕が今連携してやっているよっていう形で、いろんな人と対話しながらいいものを作ってくるし、
作った結果をユーザーに届けてみて、フィードバックをもらった。そのフィードバックも対話の力として活用しながら育っていくっていうのはすごいいい言葉だと思っていて、そういうのができているっていうのがいいなと思っておりますね。
村島
前編は広報担当の村島がエンジニアの山口さんにお仕事について伺いました。山口さんありがとうございました。
yamakan
ありがとうございました。
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