です、面白いです。
今話が出た、いわゆる弊社だと経営計画書、仕組み課方針書などに、
定性的情報を残したりとか、
管理会計で数字を見える化したりというお話があったと思うんですけれども、
その俗人化している状態から脱却するために、
経営計画書を作ったり、管理会計を導入したりというので、
これはどんな流れでステップを踏んでいったらいいのか。
大きく3つのステップですね。
まず絶対やらなきゃいけないのが、
社長の頭の中を外に出すことですね。
何を考えているのかというのは、
分からないので、デスパーじゃないので重要になります。
出しましょうと。
出したものを仕組みに落とす。
つまり、可視化した後に再現性があるように設計しなきゃいけないんですね。
ただ社長の言葉としての文字の羅列だけでは、
残念ながらそれってあまり意味がないので、
ちゃんと再現性がある、成果が出る仕組みとして構築をするというのが2つ目です。
それを最後、ちゃんと人と組織に反映させるというところで運用していったりとか、
それが改善されるようにしていくというふうな、
この3ステップでやっていくというのが、
一つ方法としてあるかなと思います。
じゃあまず社長の頭の中を開放していきましょうね。
従業員の方に伝えていきましょうねというところから出発していくというイメージですかね。
ありがとうございます。
社長のいわゆる経験と感覚、成果を出す価値パターンというのを、
どのようにしてどんどん外に出して伝えていったらいいんですか。
基本的には社長が無意識でやっていることであったりとか、
判断基準というのをとにかく言語化するということですね。
お客様にどういう気持ちで普段接しているのかとか、
どういう思いでこのサービスを作ったのかとか、
このサービスのいいところはどういうところなのかとかっていうのを、
普通このぐらいさすがに分かっているだろうみたいなことも、
全部ちゃんと言語化していくと。
それをちゃんとやりきらない限り、
従業員さんが分かっていると思うことは、
分かっていないに等しいので、ちゃんと作らなきゃいけないんです。
社長は思いがあって会社経営してサービスをやっているかもしれないけれども、
従業員の皆さんは残念ながら社長ほど常にそれを考えているわけではないので、
もう覚えてくれたかな、覚えていないと思って、
ちゃんとゼロから全部出すと。
言語化するという気持ちでやっていただくのがいいかなと思っています。
言語化したものをどのようにして従業員に伝えていくかで、
経営計画書とか、例えば日報で発信するとか、
勉強会を開くとか、いろんな方法あると思うんですけれども、
経営計画書が一番やりやすいというか浸透しやすいものなんですか?
そうですね、経営計画書を作っておくと結局忘れないので、
結局それを可視化した社長も常にそれを体系的に全部考えているかというと、
そういうわけでもないので、ちゃんと経営計画書という形とかに
まとめ上げるというのは効果的かなと思いますね。
まとめたものをベースに勉強会をやったりとか、
日報で発信していくのがいいということですね。
そうですね。
はい、ありがとうございます。
続いて社長の勘が頭の中から外に出した、言語化した、
その後というのはいわゆる仕組みに落とす、
この辺りをどのように進めていったらいいですか?
これ結局社長が私たちでいうと、
お客様が古着屋さんで古着を買ってくれましたと、
買ってくれたお客様には買い取りの案内をしましょうみたいなのを
社長が普通こうだろうと、
来てくれたお客様には買い取りの案内をするだろう、当たり前だろうというのを
明文化したとするじゃないですか。
でも明文化したとしても具体的な業務プロセスに落とし込まないと
なかなか従業員の皆さんがやってくれないので、
今度これをマニュアルとかチェックリストとかカレンダーとか
具体の仕組み、業務の仕組みに落とし込んでいくということが大切で、
さっきの理由であれば、方針としては
販売してくれたお客様には買い取りの案内をするというふうに書いてあるとします。
でも、じゃあどうやればいいんですか?
現場の人になるので、そこでマニュアルを作るわけですね。
お客様が買ってくれたら、
夏季のトークを100%お客様に言いましょうと。
そのトークがご非用なものはございましたら、
ぜひ思ってください。喜んで買い取りさせていただきます。
みたいな具体的なマニュアルがあれば、こう言えばいいんだ、
というふうに業務プロセスの中に反映させることができるので、
マニュアルチェックリストとかカレンダーに落とし込んでいくという一つの方法ですね。
これ大事だから、やるよねで終わらせるのではなく、
やってもらうためにはどうしたらいいか、
マニュアルチェックリストとか入れていく。
そういったところを進めていくことで、
社長以外もどんどん成果、成功をしていくかなと思うんですけれども、
従業員の方がうまくいったときに、
これはどうやって経験学者に入れたりとか横展開していくべきですか。
まずうまくいったことを、ちゃんとナレッジ化すると。
知識の中心地にするというのはすごい大切です。
フロー情報にあんまり価値ないんですよね。
ストック情報に価値があるので、うまくいったことを積み上げていきましょう。
それがマニュアルをブラッシュアップするという意味で、
マニュアルに積み上げられることもありますし、
チェックリストとして積み上げられるということもありますし、
またまたそれが経営方針として、
仕組み課方針書の方に全部積み上げられるということもあるので、
ここはちゃんとストックとしてナレッジ化していくということをしていく。
すごい良いやり方があったんだけど、なんだっけ?となったときに、
ちゃんとすぐアクセスできる。
そういうのがすごい大事なやり方になってくる。
現場でうまくいった成功事例が出たときに、
積み上がらずに終わってしまうということはよくあると思うんですけど、
そこは経営者側が最初はキャッチアップして、
つかみに行って積み上げていくというところから始めていったほうがいいですか。
そうですね。情報を上げてもらって、
ちゃんと社長がどんどんキャッチアップして反映させるというので、
いいんじゃないかなと思います。
そこの設計はすごい色々なやり方があると思うので、
まずはその一つのやり方もやってみてもらえればいいと思います。
はい、ありがとうございます。
では続いて、社長の頭の中の経験や感覚を経営計画書などに原稿化しました。
いわゆる訂正情報をまとめました。
これだけだと多少チェックリストやマニュアルで行動につながっていくかなと思うんですけども、
果たしてそれだけで成果が出るのかなと思うとちょっとうんってなってしまう。
ここは最初に言った管理会計とかそういったところが関わってくるイメージですか。
おっしゃるとここでちゃんと数字につなげていくというところがすごい大事になってくるので、
社長がやってほしい方針、何のためにやってほしいんだっけというところですね。
買取のお客様をご案内するという、販売の時に買取のご案内をするというのは、
買取の客数を増やしたいわけじゃないですか。
その買取客数というのが実際どうなっているかというのをちゃんと管理会計で追っていくという風にすると、
方針と数字両方見えるので、行動のズレやぶれがなくなっていくので、
両方2つ揃えるというのは重要なことかなと思っています。
方針、訂正的な情報と定量的な方針と数字が揃ってきて、
だんだん成果が出せるようになってきたら、最初に言っていた社長候補とか後継者を育てていくというような流れで進めていけばいいんですか。
そうですね。あとはそこのやり方とかをちゃんとチューニングし続けて、
すぐすぐ当然できるものでもないと思うので、
方針書をちゃんと作って管理会計を作って、両方の訂正と定量で組織経営をしていって、
回していって、成果を出していく。これやっぱり繋がりがすごい大事なので、
当然経営の仕組みの部分ですね、方針書と管理会計ができたからといって、
あとは自然発生的にうまくいくかというとそうでもないですね。
それを元に報告決定時期チェックの決定サイクルをちゃんと回さなきゃいけないし、
それがうまくスムーズに回せるように人をスキルモチベーションベクトルで育てなければいけないし、
そもそもそれを作ったときに実行してくれなきゃ意味ないので、
後継者を実行する組織作り、土台作り、OS作りというのをやらなきゃいけないので、
本当にやること山積みですが、ただこの2つがないと社長だけが成果を出すというところから脱却しづらいので、
最初のファーストステップとしてやってもらいたいところかなというふうにご理解いただけるといいと思います。
そういった土台が揃ってから権限移行していく?
ですね。何もわからないのにまたがされても困りますからね。
え?どうすればいいの?ってなると思うんで。
どうやって権限移行していくんですか?成果を得に出している人に任せていくというイメージですか?
それはいろんな考え方やり方ありますけど、基本はちゃんと理解できているかどうかじゃないですかね。
よく師座って言いますけど、どこの観点で物事を見ているかっていうのがすごい大事で、
よく言われるのは現場の方って大体今日とか明日ですね。
今日何やろうみたいに考えてますし、それが店長くらいになると1週間くらい先を見て考えてますね。
今週はこういうイベントがあるから、こういうふうにシフトを組んでこうやろうとか。
1週間から1ヶ月くらいなのかな、店長が。
で、部長になってくると3ヶ月、よく長く見て半年とか。
で、半期とかでこういうふうにやっていこうと考えておきますけど、
社長とか系層になってくると1年とか2年とか3年とか5年10年とか、長いスパンで物事を見て考えていくんで、
今作っている仕組みも短期的で見たらどうなのかとか、中長期で見たらどうなのかとか、
これをやることによって関わる人がどうなるのかっていうふうに、
いろんな視点で物事を考えられないと任せづらいところがあると思うんで、
そういうのを含めて総合的に判断するというところに最終的にはなってくるかなと思いますね。
はい、ありがとうございます。
では、訂正的なところ、定量的なところをしっかり土台作りをしてやっていくというお話がありましたが、
そういった土台ができても、土台ができた上でいろんな仕組みを導入しても、
仕組みが回らないとかってあり得るんですか?
全然あると思いますね。やらない人がほとんどじゃない。
その時はチェックをするというのが大事ですね。報告、決定、実施チェックなので、
チェックしないとやっぱりなかなかやらない。
じゃあ、方針書作りました。管理会議は作りました。
でもそれを年に1回しかチェックしなければ、それはもう機能していないのと同じなので、
ちゃんとそれを回るようにするというのもすごい大事になってきますし、
あと案外大事なのが、やっぱりダブルチェックできるような形にしていくというのがすごい大事で、
これ仕組み化あるあるなんですけど、仕組みを作った人しかそれを知らないという状況って、
ないのとイコールなんですよね。
濱さんがチェックリスト作りました、それを誰にも共有していません。
仕組みがあると言わない。
なぜかというと、自分しか知らないので、それって結局自己管理の世界なんです。
自分が使うかどうかで。
なので大体の場合、濱さんは使われないで終わってくる。
なのでちゃんとみんなに共有しましょう。
渡辺さんも分かれるようにしましょう。
そうすると相互チェックになるんですね。
ダブルチェックになるんですよ。
あれこれ本物やってないですよ、いいんですかと。
やらなくていいんですかという話になってくるので、
仕組みを作ってもそれを自分しか知らない状況というのは、
それ仕組みじゃなくて個人の習慣という仕事術からの影響が出ていないので、
そこをちゃんと考えて、まず仕組み作ったらみんなに共有する。
そういう部分をしないと、やっぱり当然回らないので。
共有しちゃったら、やらざるを得ないじゃないですか。
社長もこういう風な方針でやっていこうと言ったら、
それでやらざるを得ないんです。
やらざるを得ないというのは、やっぱり他社代わりという側面もあるので、
みんなに共有するということをしないと、
自分だけが仕組みを持っているよりも当然回らない。
そこは気を付けた方がいいところかなと思います。
まずは繰り返しになりますけれども、
経営計画書、訂正情報を整えてもらって、
管理会計という定量情報を整えてもらう。
これが社長一人だけが成果を出しているという状況から脱却して、
全員経営、みんなでお客様を喜ばせて売り上げを作っていくという状況を作るための
取り組みの最初の一歩になるんじゃないかなと思っております。
ありがとうございます。
本日は社長だけが成果を出す会社について、
さまざまな視点で解説いただきました。
今日の考え方を参考に、
まずは社長の頭の中を一旦外に出していただき、
言語化をするところから始めていただければと思います。
それでは松田さん、本日の仕組みか経営のヒントをお願いします。
今日は訂正の情報、つまり方針の仕組みかと管理会見、定量の仕組み、
どっちを先に作ると効果的なのかというのも、
少しお考えいただければなと思っています。
多分両方ともないという場合は、
早急にどちらか作りやすい方を作ってもらった方がいいかなと思うんですけども、
おそらくある程度の社長の自分の考えは求めてあるとか、
ある程度数字の管理会見をしているという状況がほとんどなのかなと思うので、
もちろん最終的には両方やるんですけども、
どっちから手を入れると最も成果が出るのか、
もしくは自社において、方針と数字の部分ですね、
どっちがもっともっと磨ける余地があるのかというところを
少し考えていただけると、
伸びしろがある方に重点的に手を入れていただくと、
成果につながりやすいかなと思いますので、
そんな部分を少しお考えいただく時間をとっていただければなというふうに思います。
はい、ありがとうございます。
それでは本日のメインテーマは以上で終了でございます。
それではここから毎回恒例の雑談タイムに入っていきたいと思います。
雑談のテーマは、
2025年やり残したこと、もしくは残り1ヶ月やっておきたいこと等あれば教えていただきたいなと思います。
お願いします。
山本さんはどんなことをやり残したんですか?やりたいと思っているんですか?
そうですね、去年も結局できなかったんですけど、
せっかく広い庭の家を買ったのに庭に何もできていないので、
今年こそはやりたかったんですけど、結局何もできなかった。
庭にどのくらいいるんですか?この2025年振り返った時に。何時間くらいいたんですか?
何もないんで、ほぼいないです。
じゃあ芝刈りだけ?
芝は人工芝なので特に何もない。
いるとしたら草むしりですね。
あとは今もう放置した状態なんですけど、
家庭産業やってた時は妻が多少は休日にいましたね。
そこに対する固定資産税っていくらくらいかかるんですか?
固定資産税?固定資産税って言うと…
ちょっと今減税とかされてるんですけど、
おそらく3、4万円くらいかかってるんじゃないですかね。
3万円を1ヶ月で換算すると2500円。
2500円何もしてない。
2500円以上のリターンを得てないってことは、その庭が必要だったのか?
そして年間で3万円ってことは、
これから30年間芝刈りを仮にするとしたら、
90万円?約100万円?
低力化してますね。
そうなんですよね。
でも今まず手始めにやろうと思ってるのは、
池を作りたいなっていうので、
目高を買いたいなっていうので、
ちょっと一画スペースは設けてるので、
せめて池だけは作りたいなと思ってます。
買わないんですか、ガレージは?
まあ、金鮮麺っていうより買わ…
妻のオッケーが出るかどうかっていうところで。
意思決定待ちってこと?
意思決定待ちですね。
優先順位が低いっていう。
優先順位が高まるようなセールスをしなきゃいけないですよね。
なるほど。
物置が欲しいってずっと言ってるんで、
ガレージ物置として使えるよとかだったら、
多少の優先順位は。
相手の得を取らなきゃいけないし、
それがいかに緊急で重要であるかっていう風に、
転換しなきゃいけないんですよね。
そこが営業になってくる。
その奥さんが求めてるニーズ、何しろ課題、裏のニーズを
ちょっとずらすんですよね。
そこら辺AIを全部使って、奥さんが喋ってることとかを
ちょっと久しぶりにランチ行こうよみたいな感じで言って、
2、3時間話してくるじゃないですか。
全部録音していて、
その時に奥さんの思考とかが分かるようなことを質問して、
奥さんの考え方を聞くと。
仮想奥さんを作って、ガレージを買いたいんですが、
どういう風な提案をするといいと思いますかっていうのを
食べ打ちして。