松田幸之助の仕組み化経営のヒント
このチャンネルでは、仕組み化経営コンサルタントの松田幸之助より、
仕組み化経営の考え方や成果を出すためのヒントをお届けする番組です。
みなさん、こんにちは。
パーソナリティを備えます仕組み化経営コンサルタントの本間亮介です。
本日は、成果の出る仕組み化の3分類ということで、
様々な角度から松田さんにお話をお聞きしたいと思います。
それでは松田さん、本日のテーマは仕組み化の3分類ということで、
これはどのような分類なんでしょうか。
これは先日、とある会社さんの人事制度の仕組みを拝見させていただいたときに、
なるほどなと自分で思ったことがあって、
その人事制度がどうなっていたかというと、
基本的に人事制度って、自社にカスタマイズしたものであったりとか、
自社の事業において使えるもの、
つまり小売業と生活営業ってやっていることは違うじゃないですか。
なので、評価制度って基本的に変わりますよね。
はい、変わります。
じゃあ小売業と飲食業もやっていることは?
変わりますね。
変わりますよね。違うので変わりますってなったときに、
基本的に私は人事制度、仕組みというのは事業の部分での最適化と、
あとは自社ですね。
要は完全に自社のカスタマイズ。
要は小売業でもピラミッド型組織の人事制度と、
ティール型の組織とでは人事制度は当然変わるじゃないですか。
つまり人事制度というのは仕組みというのは、
私は今までバクッと事業においての仕組みという部分ですね。
要はどういうビジネスモデルかという部分の事業ですね。
どういう事業をやっているかの仕組みと、
あとはそれを完全に会社ごとにカスタマイズした部分の仕組み。
なので、事業においてプリマベラと同じ事業を、
かつ同じような組織体系であれば、
ほぼほぼそのまま使えるじゃないですか。
小売業、生活飲業、あとはEC販売であったりとか、
私がやっているP2Bみたいなところにおいては、
そのまま多分使えると思います。
営業とかも。
ただ、そうじゃない部分であったりとかっていうのに関しては、
そのお客様に合わせた多少のカスタマイズは当然必要じゃないですか。
っていうふうに考えてたんですが、
もう一個この事業の部分と会社に最適化した部分と、
その手前に普遍的な部分のものがあるなと。
この普遍型みたいなのを使っていくと、
すごい簡単に仕組みの導入ができるんじゃないかなというふうに思っていて。
そこの会社さんでは、さっきの話で言うと、
人事制度って小売業と生活飲業、飲食業、運送業、全部違いますよね。
でも、人間力的な、要は笑顔で話しましょう。
大きな声で挨拶しましょうって、これ基本同じじゃないですか。
そうですね。
お客様に対して不愛想に接しましょうって会社は多分ないんですよね。
ないですね。
で、これって普遍じゃないですか。
はい。
ビジネスをしていく上で、お客様を喜ばせましょうっていうのが普遍的なことなんですよ。
この普遍的な部分だけを抽出した人事制度にしてたんですね。
で、なるほどと思って、それを見た瞬間に全てのことに言えると思ったんですよ。
会議も、普遍的な、普遍型、つまりどういうパターンの型でも使える会議体系と、
事業において最適化されたパターンの会議体系と、
自社において最適化されたパターンって三つあるわけじゃないですか。
はい。
で、この三つをちゃんと分かった上で、
仕組みを導入であったりとかをやっていくと、ものすごくシンプルに考えることができますし、
私たちもそれを分かった上で支援をこのたれの皆さんをやってもらいたいなというふうに思ってますね。
はい、ありがとうございます。
結構一見仕組みっていう同じようなものに見えるところを三つに分けるというところで、
分けたことによって、最適化がしやすくなるというところですかね。
ですね、結局仕組みって再現を作るってものですけども、
うまくいく成果の出る再現者を作るってものですが、
でも必ず再現を持てるかっていうのがまた違うんですよ。
なので普遍的なものは普遍なので、全部同じじゃないですか。
普遍ですか。
ただ、普遍じゃないものを見たときに、自社においてそれを真似しようって思うことがあるんです。
要は他社の成功事例をそのまま真似して失敗する。
コピペしてうまくいかない。当然なんです。
だってそれは普遍じゃなくて、その事業においてうまくいったものなので、
自社が全く同じ事業であればいいと。まず条件。
そしたらそのままコピペしてもうまくいく確率はあります。
もう一個、全く同じ事業でも組織の構造が違う。
こっちはピラミッド、こっちはティール。
同じ事業で同じ仕組みだとしても、それは組織体系が違うのでエラーが起きますよね。
なのでそれを真似ようと思ったときに、そもそも普遍的なものであれば
全部の会社さんが真似していいと思う。
普遍なんだ。
ただそうじゃないものに関しては、ちゃんと事業においてどうなのかとか
会社に対してどうなのかっていうのを見極めていくってことをやらないと
そのままコピペしてもうまくいかないっていうのは
こういうふうな普遍型なのかそれ以外なのかで真似して
うまくいく、うまくいかないっていうのがあるんじゃないかなって思いますね。
その3つの分類がある中で、幹部の方とかだと
これは普遍的だなとかわかるかなと思うんですけど
結構現場の社員の方が研修に行ったときに
これは普遍だなとか、これはこの事業独自だなとかって
簡単にわかるものですか?
現場の方が行ったときに基本的に真似るのは現場のものなので
なのでそこは別にそこまで気にしなくていいんじゃないですかね。
そこは役割によって異なりますし
それを引き上げていきたい方に関しては
そういうふうな研修であったりとか勉強会をちゃんとやってあげれば
もちろん理解は全然できると思いますし
そういうふうな感じかなと思います。
ありがとうございます。
さっき言った幹部の方がわかるかなという話をさせていただいたんですけれども
そうなると幹部の方が研修とかで学んできてもらいたいのは
普遍的なものと自社でカスタマイズしてもらいたいなというところで
分類別に持ってきてもらった方がいいです。
普遍なところだけだと成果にめちゃくちゃつながるかというと難しいのかなと。
何を学ぶかによって変わりますよね、そもそも。
何を学ぶイメージですか?
同業種じゃないところのベンチマークに行ったときに
普遍的なところ以外にも
例えばさっきの営業会社と小売でちょっと違うなとなったときに
営業会社のベンチマークに行って
ルッカースタジオとかそういったところ
すごいいいなと思っても
でもうちは営業会社じゃないからで諦めちゃう人もいるかなと思うんですけど
かといって普遍的なものだけ持って帰ってきても
まま成果につながらないのかなと。
なのでそれはそもそも行く目的ですよね。
うちでちゃんとやってるんですけど
何のために行くのかという目的がちゃんと定めてなくて
ただただベンチマーキングっていうのは全く意味がないんで
目的は何なんですかと。
その中で行くときの目的が
ルッカースタジオないし業務の生産性を上げるやり方
業務の生産性を上げることを見つけるっていう風な視点で
会社法も行きました。
そしたら会社の生産性を上げている取り組み
いろいろやってるじゃないですか。
さっきの営業会社さんで言ったときに
スキャナーを使ってましたと。
スキャナーを紙の書類をスキャナーに入れたら
デジタル化されるっていうのは
会社独自のものじゃなくて世界共通は同じじゃないですか。
紙スキャンしたらデジタル化するよみたいな。
それをやったら紙の管理減るよ。
どこの会社も同じじゃないですか。
っていう部分で見てそこを学ぶっていうのも良しですし
それ以外のミーティングでやっているやり方を
そのまま真似できそうな方法を真似していくっていうのも
いいと思いますし
そこの目的をちゃんと定義してから行くっていうのが
まずこの3つの型で学ぶ運伝の前に大事なことかもしれないですね。
何のために勉強に行くのかみたいな。
ありがとうございます。
先ほどいろいろ普遍などのお話いただいたんですけれども
結構授業の方が研修やセミナーに行って
仕組みを真似してもうまくいかないパターン
これやっぱり種類が違うのに
そのまま真似ちゃうからっていうところですか。
ですね。
なので普遍的なものはそのまま真似しても
比較的スムーズにいきますよ。
でもそれ以外のものは多少カスタマイズしなきゃいけない
っていう前提が必要で
ここが上手い人はやっぱりすごい上手いんですよ。