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はい、いかがお過ごしですか。ポッシビリティです。サッカー少年をお子様に持つあなたへ。
本題の前にお知らせです。この番組は、昨日より今日、今日より明日をちょっとだけ良くしたり、スタンドFMパワーをメイクアップしたり、時にサッカー少年をサポートしたりしております。
はい、ということで、本題です。僕は、前にもちょっとお話ししてますけど、地元のスポーツ少年団でサッカーコーチを10年以上しております。
いろんな子どもを見てきました。Jリーグの株組織に送り出した子たちもおりました。いろんな子がいる。いろんな子がいるんですよ。
でもサッカーってやっぱりその人格形成みたいなこともすごく大事で、プロサッカー選手になるっていうね、そういうことももちろん道筋としてはあっていいと思いますし、目指すことは僕はとても素敵なことだと思います。
はい、いろんなね、やっぱりその子の意欲とかによっても、どこに着地するかっていうのは様々だと思います。
僕はあくまでね、地元のスポーツ少年団にいるカテゴリーですから、ゴリッゴリのプロを目指すような子どもたちを育成するというのは、ちょっとまたそこは別の領域なのかなと思っています。
なので、サッカーが好きだと。やるからにはね、上手くなりたい、強くなりたい。チームとして勝てるようなとこに所属して、めいっぱいサッカーやりたいと。
親御さんもその成長を見ていきたいという、こういったところが本音なんじゃないかなと思うんですが、
これはまれにね、見る。まだね、まだあるんだ、こういう文化っていうね。だいぶ減ったんだけど、これはやらない方がまあいいと思いますというね。
親御さんのお子さんに対する対応、これについてね、触れておきます。もうあの、100害あって一理ないっていうやつをね、言います。
はい、まあ例外はありますけどね、ほぼでもやらない方がいいと思っています。
これは何か。いわゆる競争を知るということです。昭和式っていう言い方をしてもいいかもしれません。
例を例えにね、ちょっと一個あげますけども、競技ですからね、やっぱり競ってはいるんですけども、
誰くんの方が上手いとかね、誰ちゃんの方が試合によく出てるとかね、必ずあります、それは。
で、やっぱり運動能力とかサッカーへの興味とか、あらゆるそのいわゆるモチベーションも含めてね、
子供のサッカーとはいえそのパフォーマンスの差って結構ね、その子その子ではっきり分かれたりします。
親御さんの気持ちとしては、それは自分の子供がね、成長して活躍してくれて、そういうのを見たいっていう、これはもう間違いないと思います。
ただ、そこの気持ちが強くなりすぎると、その子供さんたちがね、うまく成長していけないようなアプローチをしかねないっていうことが起きます。
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で、ここがさっき言ったね、競争ですね。
誰くんと比べるっていうね、誰くんはこんなに上手いのにとかね、で、あなたと比べるとここがみたいな、いわゆる比較です。
これね、昭和のマインドだと悔しくて、何とか上手くなってやろうと思って、ボールを持ち出して自主練ですよね。
結果的には自分で何とか上手くなるためにコツコツ練習するという、まあそれによってその反骨精神でね、上手くなるっていう、まあそういったモデルですけども、
まあね、もう皆さん薄々お気づきでしょう。
そういう人たちは絶滅しました。
昭和の、たぶん僕ら世代は最後に絶滅の一党をたどって、もう今ほぼ現存する種はおりません。
そういうマインドでやってる子はほぼいない。
で、まあその線を完全否定するわけではないんですけど、大半エラーが出ます。
良くないエラーです。
最悪子供がトラウマになってサッカー嫌いになってサッカーを辞めて、他の者も何かもチャレンジするっていうそうくくりで、もうやりたくないっていうね、そういったマインドがね、育ってしまうリスクすらもあります。
で、何が言いたいかというと、あの競争ですよね。
AチームBチームみたいなことになった時に、Bチームになった時ってやっぱり何かが足りてないんですよね。
これ残酷です。スポーツなんでね、残酷なとこですけど、
Bチームになった時にAチームに何とかね、上がりたいわけですけど、そこをね、あのお前が練習しないからだ、みたいなこと言うのはもうもってのほかで、
まあ事実練習しないからなんだけど、練習しない理由っていうのがそこにはあって、
あのサッカーに対してね、やっぱり興味関心が持てないか、もっと好きなことやりたいことがあるっていうね、こんなこともあります。
なので無理地したところで、まあさほどね、成長は見込めないっていう、ここはね、勇気を持って認める必要があって、
で、こっからはね、やっぱりそのサッカーにどう興味を持ってもらえるかっていうのを一緒に考えるっていうのはすごく大事で、
あのまあ嫌いなものをね、あの無理に口に押し込むわけにはいかないので、
食べたいとか、おいしそうだね、楽しそうだねっていう風になるかどうか、その環境づくりっていうのは少し気をつける必要があるかな。
でも間違っても、やっぱりね、練習やってこいとかですね、ボールを持たせて、
あのなんだろう、空き地に送り出すじゃないけど、
あのたまにね、見かけるんですよ。たまに見かけるの。
あの公園とかでボールをね、蹴ってるんだけど、明らかに親御さんが監視してて蹴らせてるっていうね、
もうなんか拷問に近いなって思うぐらい、あのちょっとね、悲劇的な絵面を見ることもあります。
で、なんかね、あの保護者の方はそばでスマホいじってるみたいな。
まあ一応ね、連れてきて連れて帰るんだけど、
自分はね、なんか別のことやってて、スマホいじってて、
子供はそれを気にしながら決して楽しくなさそうにボールを蹴ってるっていうね、
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ああこれサッカー嫌いになっちゃうなこの子って思いながら、
まあそれ以上のことはね、鑑賞できませんけど、
もし、もしですよ、今僕がその言ったような風景が、
もし目の前にあるのであれば、多少は上手くなると思います。
多少は上手くなる。そのやることによってね。
だけどその多少上手くなる以上に失っているものがあります。
サッカーに対する情熱はおそらく失っていく。
自主的にやらないことを強いられるストレスなどなどね、
育成にはちょっとあまり良くないなと言われるものが蔓延すると思います。
今日ちょっと手厳しいですけど、やっぱりそういう風景を見るたびにね、
もっと純粋に楽しんでほしいし、楽しむ中で自主的に、
これは楽しいからボールを触りたいっていうね、
そういった道筋をつけていくっていうのは、僕ら指導者もそうですし、
保護者の方の協力なくしてはそこは成し得ないので、
そういう背景を少しだけでも感じていただけるといいかなという風に思います。
一意見ですけどね。
でもいっぱい子どもたち見てきたけど、
やっぱりそうやって強制的に練習をさせられた子どもたちが、
サッカーをやっている、いわゆるサッカーキャリアが短いっていうのがね、
すごく僕の中の過去統計の中に出てます。
小学校ですごくやらされて、中学校になったらもうやらないとかね、
もう嫌いになったからやりませんって言って、
そこそこできるのにね、嫌いになっちゃうとかもったいないなって、
もっと楽しいフェーズがあるにもかかわらず、
そこの経験ができないまま終わってしまうとか、
いうようなこともちょっと数多く見てきているので、
ちょっと話が散々しましたけど、そういうことなんです。
昭和マインドは絶滅しているというこの事実、
少し考えてみる必要があるのではないでしょうかということです。
ということで今日はサッカー少年会でございました。
また次回の配信でお会いしましょう。
Possibilityでした。バイバイ。