フィジカルの影響と小さい選手の成長
どうも、きょうわかです。
このチャンネルでは、サッカーに関する言葉についてゆるっと話していきます。
今日の言葉は、フィジカルです。
今回は選手向けの話になりますが、指導者さんとか保護者の方にとってもヒントがあると思っていますので、ぜひ最後まで聞いてみてください。
フィジカルですね、はい。
結論、体が小さいうちはテクニックや駆け引きを楽しもう。体は次第に大きくなるから、ということです。
どうしてこういうふうにフィジカルに対して思うかというところですけれども、
もともと体が同じ年代で比較的大きい子、最初から大きい子、特に4月生まれ、5月生まれとかね、早く生まれた子とかっていうのはどうしてもフィジカルで勝負しがちになってしまうと思っています。
いく人かの何百人くらいですかね、子供を見てきた僕からするとそんな傾向があるかなと。
で、なんでそうなってしまうか、どうしてフィジカルで勝負してしまうのかというと、それで勝負に勝ててしまうんですね。
1対1とかの場面。
何かあっても体を入れる、もしくはスピードを生かして突破してしまう。
でもそれだとですね、サッカーにおいて大切なこと、ボールコントロールとか相手との駆け引きとかをしなくても勝ててしまうんで、そこを磨こうという気になかなかなれないと思うんですね。
必要性が少ないので。
だから逆に小さい子、もともと体が小さい子、もしくは早生まれ、1月2月3月とかの子っていうのはどうしても同じ学年で言ったら体がどうしても小さくなりがちなので、
そういう子は逆にいずれ大きくなるんだから、まずはボールコントロールとか相手との駆け引きを楽しんだりとか、そういうところに目を向けていってくれればなというふうに思います。
それが、このお話は僕自身が指導者やってた時に、小学校の小さいうちから小学校の小さい子たちを教える段階でそう思ってました。
やっぱり4月生まれぐらいの大きい子たちはどうしてもゴリゴリに突破していけるし、上手いなってなりがちなんですけれども、逆に体が小さくて、なんか面白いプレーしてるなと。
駆け引きとか楽しんでて、ただちょっとフィジカルがやっぱり追いついてなくて、体のサイズとかが追いついてなくて、相手に一瞬駆け引きで勝ったりするんだけどすぐ追いつかれてしまうみたいなプレーヤーがいたりするんです。
仮にその子、僕は今鮮明にその子の顔を思い浮かべられますから、イニシャルとってT君としましょう。
そのT君、体小さいくて駆け引きが上手、だからもうこのままでいいんだよ、お前はいずれ体が大きくなるから、その時は今の駆け引きとかが全然生きてくるからというふうにお話ししてました。
テクニックと駆け引きの重要性
一緒にそのT君とプレーしてて、ちょっと比較気味になるS君。
S君については体もちっちゃいのに、なおかつスピードで勝負しようとする。
体本当にちっちゃかったですね、そのS君は。
でもせっかくちっちゃいんだから、ちっちゃいのを活かしてプレーしたらどうかなというふうに僕はずっとその子には伝えてたんですけれども。
その子たちが今、僕の子供と同じ学年なので、中学校3年生になりました、今年の。
やっぱり中学校になってくるとメキメキ体も大きくなってきて、今さてその子たちどうなったかというと、そのT君、めちゃくちゃ体でかくなってきて、フィジカルで見劣りしなくなってきました。
そこでじゃあ何が起きるかというと、フィジカルで負けない上に駆け引きができる。
相手を見てプレーできる。テクニックはそんなにないんですけれども。
っていうところなんですね。相手を見ながらプレーできるし、それはもうずっとちっちゃい頃から。
だってそうしないと勝てなかったからね、なかなかその体の大きい子たちに。
体の大きい子たちにフィジカルで勝負してもしょうがないから、じゃあ自分ができることはということで、たぶん自分の好きな駆け引きとかでサッカーを楽しんでたと思うんですね。
T君は。そのT君そのままいって、今は体大きくて、すげえいいプレイヤーになったなっていうふうに思います。
だから僕のことを褒めるというか、あげるわけじゃないんですけど、ちょっとそういう声かけもしつつ、
その子の目指してた道っていうのは間違ってなかったのかななんては今は思いますね。
なので、ちょっとS君についてはまだ体、S君体ちっちゃくてスピードで勝負してた子ですけど、まだスピードで勝負しようとしてるところで体がまだちっちゃいです。
フィジカルも追いついてないし、駆け引きもしようとしないので伸び悩んでる感じですね。
なので、その子がもうちょっとね、いずれフィジカル伸びてくるにしても、駆け引きとかができないとやっぱりそれではなかなか通用しないのかななんては思ってます。
なのでちっちゃい子の、例えば小学校の低学年とかで、低学年中学年とかで、高学年でもいいですけど、体がちっちゃいなーなんて思ってる。
で、なんかこう嘆くかもしれない、もしかしたらそれは選手もそうかもしれないし、選手も悩んじゃうかもしれないし、親もこう、保護者の人もですね、なんかうちの子はーみたいなちっちゃくてーなんて嘆くかもしれないんですけど、むしろそれを有利なことと考えてもらいたい、僕としては。
なぜなら、自分の持っている体が無意識的にというか、意識的に体で勝負しない、フィジカルで勝負しないことを選択しないと勝てないわけですから。
そういう環境に今自分が置かれてるっていうのはむしろチャンスと捉えて、どんどん相手と駆け引きしたり、テクニックを磨いたりして、サッカーを楽しんでてもらえたらなと思います。
はい、それがほぼほぼまとめです。体がちっちゃいうちはテクニックとか駆け引きとかを楽しもうと、いずれ体が大きくなった時にはそれはもう周りとの差はまた出てくるから。
フィジカルで負けないんだったら駆け引きとかできた方がボールテクニックある方が絶対有利になるんでね。
はい、今日は以上です。もし何か質問などありましたらコメントお願いします。いいねやフォローもしていただけると嬉しいです。
次回もサッカーの言葉をさらに掘り下げていきますのでまた聞きに来てください。最後まで聞いていただきありがとうございました。それではまた次回お会いしましょう。