行動と思考の関係
今回は哲学回ですが、まず一つ目ですが
以前話した行動が、実は意識の先に来る
つまり自分の意志で行動しているように感じているだけで
後からその行動の理由を付け合わせている話しましたが
その時は話せなかったですけど、倉木はですね、食事中
特に食事中なんだけど
箸で何かを取る時に何かを取ろうっていうことではなくて
もう既に咀嚼している時にもう決められているという感覚があって
もしですよ、何か一定のパターンでこれ食べてこれ食べて
ってなら、また話はまた変わるんだけど
それはそうなんだけど
あるいはもう既に計画している、頭で考えて次これを食べようとしているなら別だけど
そうでない場合ですね、まだこれを食べようとか決めてない場合でも
なんとなく
それは自分の記憶を掘り起こして
っていうのかな
ということがあって、人間ってやっぱり習慣の生き物ですから
過去の集大成というか
野菜を食べて肉を食べてその後これを食べるみたいな
なんとなくの経験値があって
それを頼りに、でも何を食べているかもう既に決まっている
と思うんですよね
だからそれを変えるにはやっぱり一旦考えなきゃいけないわけですよ
でもそんなことしないですよね、食べる時に
そしたらこうなったらパッと次のものを食べる
でその取るタイミングで
人間の意志が働いて行動しているように見えても実は
もう数秒前から考えている、で実際研究でもそのノウハウが
行動する前からもう
出てるっていうそういう研究もありますね
意識と記憶の不思議
人間の思考も同じことだと思うんですよ
で実際そういう研究もあります
自分で11種に基づいて考えているつもりでも
そう既に前から
脳細胞が動いているという研究もあります
で次の話なんですが
人間の感情量って
エネルギー保存の法則みたいになっていると思うので
分かりやすいのは人にやられて嫌なことは人にどうしてもしてしまうというのもそうだけど
いやこれ他の人もあんのかな、快感
なことがあると
その分だけクラキの実感としてはですね
辛いことをしたくなる
だから楽しいことしてたら飽きてきて逆に
なんか危険な場所に旅に出たくなったり
まあ理由はいろいろその人の理由はあるけども
結局こういうことだと思うんですよ
エネルギー保存則ならぬ感情の保存則があると思うんですよね
スポーツ選手が引退してしばらく楽な生活を送ってたけどまた
別の何かに励みたくなるとか
高校行って部活やってなかった人が暇になってまた何か始めたくなるとか
こういうことだと思うんですよ
あとはずいぶん人から責められて
例えば上司に叱責されることが多い
人が家庭では上の立場だったり
うちの親なんか見たら混ざりそうですね
クラキにいつも怒られてるからまあしょうないんだけど
逆にトモロコチの方に対してはすごい当たりが強いですね
あえてそうしてるわけではないと思うんですよ
あとはあるアイドルの人で
朝の顔でいつもにこやかに番組に出てたけど
その番組終わってからはずいぶん人が変わったように
周りに当たりが強くなったり
あとは人に優しい人と関わってて
今度はちょっときつめな人と関わりたくなったり
そういうとこはあると思いますけど
あまりこれを意識してる人っていないですよね
次の話はですね
意識っていう話
さっきからしてるけど何回かしてきましたが
まずクラキの持論から話しますと
脳の注水ですね
なのは言うまでもないことだけど
ただ最近
そもそも脳の中に意識があるということが実は
錯覚というか間違いを起こすんじゃないかと思って
実は腸に記憶する部分があるとか
いう説もあるし
実は意識っていうのはある意味だけどね
イメージしにくいけど体全体によるものだ
みたいな意識もあって
これ以上言ってしまうと
オカルトになってしまうからあれだけど
脳以外にあると考えると無理があるけども
半分そんな感じもするんですよね
でなんですが
穴勝ち間違ってるようでもなくて
福岡新一さんっていう生物学者が
この関係性の中にあると
細胞と細胞の間に記憶とか意識があるんだと
ちょっとその意味はよくわかんないけど
まあそういうことを言ってる人もいますし
あとクラキは思ったんですけどね
例えばネギグルミと話してる人にとってみれば
ロボットでもいいけど石ころでもいいけど
意識があると思ってるわけですよ
逆にですよ
まあこれは意見は置かれるってことだろうけど
人間が意識があるって
子供の時からこれ意識があるという場合
痛みとかそういう
特に痛みですよね
あるものが意識があるものだろうと
感覚ってありますよ
だからクラキは別に犬も猫も意識なんて
そんなないと思ってるけど
犬と猫が家族だと思ってる人は
人間と同じようにあると思うだろうし
それこそ石ころにあると思ってる人もいるかもしれない
ネギグルミにあると思ってる人もいるかもしれない
逆に牛なんか石ころにあっても
でも牛なんかはないから食べてもいいって
それを食べてもいいかどうかの判断基準って
結局古くからこういったことに由来する
こういったことによるものが多いんでしょうね
ですよ
だから意識っていうのはある意味では
人間が考え出したもの
ことの関係では意識はあると
ネギグルミには関係があると
意識があると思ったものが
それが意識が存在する
しかも関係性なわけですよね
その人にとっては石ころと自分の中で
会話ができるわけだから
そこにその関係性に
さっきの細胞の話と同じで
関係性の中に意識があるわけですよ
これって実はブッダの処方無我の考え方と
全く同じなんですね
さっきの生物学者の言ってることと同じなわけです
最先端の化学の研究と
ブッダの処方無我が全く同じことなんですよ
ブッダは全ての存在は
関係性の結び目にあると
だから実体なんかないんだ
ということを言いましたけど
今回の話はその関係性
結び目の話は置いておいて
意識が存在
意識ってものがある
ブッダが言ってるのは
存在ってこの世界の全ての存在は
この関係性によって生まれる現象でしかない
今回の話は意識ってことですよね
どういえば自我ってものも
この関係性の結び目ってことは
ブッダが言ってるって意味では
ブッダの教えと哲学の視点
自我イコール意識と
捉えていいのかどうかを置いておいて
同じことだと思うんですよ
と考えるとやっぱり
今回のさっき言った話から言っても
生物学者の方から言っても
その関係性の中に
自我とか意識ってものがあるってことは
自分ってものはやっぱり
存在しないってことですよね
最後の話ですが
こうやってブッダの
というか原始仏教とか仏教哲学ですね
西洋哲学勉強してると思うことがあって
いくらでも定義次第では成り立ってしまう
そうだし定義次第だと言ってしまったら
何でも成り立つとも言えるし
だからですね
輪廻転生なんかも
輪廻転生の定義次第では
現実主義の暗げでさえ
まあなるほどなと思ってしまうような
説にもそういう仏教もあるわけですよ
陰我応報だから
これはブッダが言ったことですけど
ここから転じて何か無理矢理こじつけて
クラキュラはね知りたくもないし
知らなくてもいいんだけど意味は
理解できなかったんだけどよく
別に魂は
輪廻転生するわけじゃないけどでも
よくわからないこじつけて
まあそれで輪廻転生することになるんだとか
あと最近忘れたけどね
なるほどと思ったのが
ブッダが言ったことを
またこねくり回して何だか
そっからああこういう発想になったのか
と思ったのが忘れたけど
これと同じように
もう定義を変えてしまえば
いわば言葉遊びをすれば
死後の世界だってあるって言えるだろうし
例えばですけどね極端なこと言うと
何だろうな
ああそれこそ最近あったのは
エネルギー保存の法則があるから
でそこにエネルギーがあるから
生きてるんだみたいな
むちゃくちゃな論理をかますことだって
できるわけですよ
定義次第ではね
死後の世界があるって言えちゃうわけですよ
だからその
そこでの何か議論のあやふやさって
あると思うんですよね
それでいくらでもごまかせるから
それでまあそうやってね
変にこじらせた宗教もたくさんあるし
ブッダはそんなこと言おうとしてるわけじゃないのに
だからこそ人々を救えてくれたのかもしれないけど
あともう一つこれ最後の話
まあいろんな哲学的議論を見てると
答えがあるとそう信じ込んでしまってる人と
こんななんでね
前から考えてきたことを考えても意味ないだろうっていう
答えがないと考えてしまってる人
多分ねどっちも間違いなんですね
答えがないと言ってる人は真っ赤だからもう考える気ないし
答えがあると言ってる人は
真相真理側だと思ってるし
どちらかだという発想だと
まあいつまでたっても堂々巡るでしょうね
悩むことになるんでしょうね
それではしたっけ
