一人っ子の孤独
友達が少なくてね。パソコンが友達だったとか、ラジオが友達だったとか、アニメのキャラクターが友達だったとか、いないかな、さすがに。
まあ、それぞれそういうのってあると。あまりいないかもしれないけど。倉木は一人っ子だし、
発達障害もあり、小さい頃からあまり近所の人と遊べない子供で。
でも当然、うちの親もね、子供と遊んでくれるようなおじさんじゃないし、結構年も離れてるしね。
自分から遊んでとかも言わないし。それで、もう本当に暇で暇でしょうがなくてね。
っていう時もありましたね。
でね、倉木にとっての友達なんだけど、洋館から聞いたんだけど、
なんかね、壁に向かってね、一人でボソボソ言ってたんで、まあ、なんかいたんだろうね、きっとね。
こうやって言うとね、ちょっと頭おかしい子供だったと思うんじゃないですか。
いや、逆に結構ね、まわせてるっていうのかな。割とセンスもしっかり。
なんかね、逆にちょっとひねくれてるように捉えられるかもしれないけど、でも割とセンスもしっかり。
もう子供ながらに。
まあちょっと冷めてると捉えられるかもしれないけど、しっかりしてて。
そんなクレイジーな子供じゃなかったからこそ逆に怖いですよね。
壁に向かって話してて。でね、なんとなくわかるんですよ。
自分ならやるだろうなって。
もちろんね、霊感なんていうのも一切ないし。
だから逆に怖くないですかね。
なんかそれで、気持ちが落ち着いてたのか、人に話すんじゃなくて壁に話してたみたいですね。
でもね、話す意味がないだろうと思うんじゃないですか。
でもね、人に話す意味自体もあんまり感じてないからね。
まあ同じことなんですよね、クラケにとっては。
あとね、うちの親がね、そんなしっかり話を聞いてくれるような親でもないんで。
ずっとテレビ見ながら聞いてるような親なので。
まあそれもあってだろうな。
だったら壁に話そうってのあったんだろうね。
オモチャと友達
ね、そんなクラケ。
ミクロマンっていうね、これなんていうのか。
そういうね、フィギュアのシリーズがあって。
まあそれは小2か小3、小2くらいかな。
あとはその前はミニカーでひたすら前後に動かして遊んだり、ひたすらフィギュア戦わせたり。
まあこれは友達みたいなもんで。
でもまあ普通の人間の格好を持ってたらね。
まあ友達欲しさにラジオだとかパソコンとかゲームとかに依存してっていうケースだろうけど。
ケースが多いだろうけど。
普通と何が違うっていうかというと。
まずはそれ以外のものを使って遊ばないってことと。
異常に執着してるってのと。
あとは別に友達欲しさにフィギュアとか使ってるわけじゃないっていうあたりですね。
まさに暇つぶしの道具でしかないってことですね。
まあちょっと人間的な感覚はちょっとどころじゃなくまあ乏しかったようですね。
ここからが本題って本題なんだけど。
クラキの小5、小6の時の友達はペンとアルミホイルを巻いたペン入り玉でしたね。
あとは積み木でしたね。
あとはフィギュアとか。
まあその頃ミニカーはないけど。
何だろうな。
レゴのものなんか使ってずっとそれで遊んだりはしてたんだけど。
別にうちはお金なかったからペンがしか遊び道具なかったとかそういうことじゃないんですよ。
ビー玉しか遊び道具なかったとかそういうことじゃないんだけど。
まあでもクラキもかなりの凍結者の性格なんで。
お金使わずに遊べるったらこういう風になったんだろうね。
レゴの人形に剣つけさせて防具つけさせて戦わせたりっていうのも小5、小6でもやってましたね。
別に依然として友達欲しいわけじゃないんだけど。
まあでもいわゆる友達ですよね。
家族といるよりも友達といるよりもビー玉とペンを持って遊んでることが多かったです。
中学生になってラジオかな。
あとウォークマン。
まあでも数学の問題集かな一番は。
肌目離さずとまでは言わないけど大事にしてましたね。
一番長く一緒にいた仲間ですねこれ。
高校生の時は英語の辞書かな。
携帯とかいっちゃうとねまあ普通だし当たり前だし。
引きこもりになったら完全にラジオしかもう暇つぶしできなくて。
まあ今現在はポッドキャストを配信するためのスマホと
そして聞いてくれているあなたです。
それではしたっけ。