普通という概念の解説
今回は一つね、ちょっと問題を提示したいと思ってて。 あるラジオパーソナリティがね
普通普通って言うけど、普通なんて
存在しないかみたいなことを言ってたんですね。 いやそれはさすがにおかしいと思ったんですよ。
そもそも普通ってね、ただの概念でしかないわけだから。 でも必要があってそれ
そういう概念をね、使うわけでしょ。 で、普通
という概念が存在して、それを前提に考えるからこそね
ここら辺がボーダーだとか、グラフに表すと
中間層が
多いねとか、逆にボーダーの方が多いねとか
だから普通
捉え方ちょっとね、安易だなと思って。 いやー何となく言おうとしてることはね
わかるけどね、まあでも おかしいですよ
でその人のクラキとね、まあ言いたいことが 似てる
考えが似てるからこそね まあその論理展開がね、すごいバカバカしくて
非常に その人も頭いいからね
慶応出てる人だから なぜそういう
前提のもとを話し始めたかなってね 理解できないんですよ
しかもなんかね、月並みな感じなんだよ、言ってることが。 みんな
普通って言うけども 実際普通なんて
何をもって普通って言うかなんてわかんないしみたいな まあよく何か言いそうだけどね
でも今言ったように普通って言うのはあくまでも概念でしかないから便宜上の
普通の定義を考えるって本当にバカバカしいことであって
自由の哲学的側面
まあちょっとこれとも共通した部分多少あるかもしれないけど 自由ってね
あれはね哲学的概念ですね、なんだけど
まあ世間の人が一般的に使う場合
もっと軽い意味で使うと思うんですよ そんな深い意味じゃなくて
そういう場合にこの自由の定義を考えたところで全く意味がないわけです それは哲学者
うーんというか哲学学者がやることであって
一般人がやっても 抽象度がずれるだけでね
それと同じなんですよね
でそのパーソナリティの言いたいことは 結局普通ってないのが正しいって
でないのが間違ってるってことはないってことでしょ だから
でその理由として そもそもが
普通なんて何かが何かなんてわかんないんだから
別に変わったでいいでしょっていう考えだけど じゃあ普通なんて存在しないんだら
ボーダーあるいは
少数派マイノリティ変わり者って変わった異端なもの は存在
しえないんだから そこを前提にしないと
だから今言ったように論理展開がおかしいって なぜ気づかないかなと思うんですけど
うーんちょっと頭 いいのか悪いのかわかんないねこの人
別に変わり者だから間違ってるわけではないってことを言いたい時に 何をもって普通という
読めばいいのかなんてこと言うべきじゃないんですよ 普通は普通だからやっぱりマジョリティはマジョリティだし
これ便宜上のものでしょだって だって数字で表すこともできるだろうし
例えば 趣味の市場規模
これはどれぐらい何億 とかそういう
実際に統計取れば出るだろうし
こういった趣味を持つのは普通かどうかって 数字で表れるだろうし
いくら存在 普通なんてもの存在しないって言ったところで意味ないんですよ だから
少なくともその マジョリティなものが間違ってるわけではないっていう説明
する時に普通という概念を捨ててしまってはいけないわけですよ それでこんなところでそれでしたっけ