人生観と自我の考察
今回はですね、人生哲学の話なんですが 今までのもう9回かな話して
いやー倉木さんとは理屈は分かるんだけど
自分がいないって、自分なんて存在しないとも分かるけど ただやっぱりこの体を、例えば手を上下に動かせるのは
してるのはやっぱり自分だし あと生きてる限りやっぱり
苦しいとかって思いもあるし
いくら何を言ったところで、やっぱり生きてる限り
どうしても自分ってのはあるようにしか思わないと 倉木もそう思いますし
まあそういう方に向けての話なんですがまずね 確かに事実です
この地球上にね、感覚を持った人は、快感不快感を感じている
これは動物ですよね それはまあたくさんいますよ
でも今はちょっと思ったんだけど
快感不快感を感じているというのも 人間の単なる捉え方であって
まあこれはちょっと 棚に置いておくとして
これ言い始めたらちょっとまた難しくなりそうだから でまあ快感不快感を感じるってことは別に
特別なことじゃなくて生物の性質 でしかないわけであって
それは人間が事さら大きく感じているだけで
まあそうは言ってもね これが人間を苦しめるんだけどまあとりあえず
話し進めるとして 今言っただけのことなんですよ
で確かにね、とは言っても自分が生きてれば この中のいずれかが自分なわけだし
自分が生きてなければ
世の中にどれだけ こういう動物がいても
自分が快感不快感を感じるわけじゃないし
っていう風に一応理屈上でありますよね で一旦ねその快感不快感と
じゃあ自我ってものを切り離して考えると
まあ今後ね 人間の脳にチップを埋めたり
体は機械に変化したりまあいろいろあるんだろうけど
まあ今の人間の形がこうなだけで
要は快感は脳ですからね
その脳があってもちろん心臓とかがないと生きていけないんだけど内臓もね
これ家庭の世界の話だけどまあ脳があって
だけだったらとても それは自分とは言わないですよね
でも快感を感じてはいるんだと
ということはやっぱり 自我とはやっぱり切り離して考える必要があるかもしれないですよね
確かに今快感不快感感じて生きてれば苦しいです かといってじゃあそれと自分が存在するかどうかとは
切り離して考えなきゃいけないわけですね 逆にね
こうやって 考えていくと
人間は生物だと考えていくと生物なんだということね 視点をずらして考えてみると
自分はいないとは言っても
毎回言ってきましたねここまで教会でし ブッダの処方無我で自分はいない、いないんだと
これが事実だと でも
快感と存在の関係
クラキもいろいろ言ってきました ブッダの観点からいくとそうで
例えばね 単生母生物は
どこからどこまでが
一個の個体なのかとか言い出したら人間だってね 同じことでわかんないと
とはいえ人間の前この手と足とは
あってまぁだいたい 厳密に言うと違うんだけど
一応 この
自分が20年も30年も 扱ってきたこの体で
一つの塊になってるじゃないかと 確かにただの集合体なのもわかるけど
こうやって自分はこれをねオペレートしてやってきたんだと
いうことも言えなくはないんですよね確かに そういう生物なんだと
いうことも言えなくはないんだけど これに関してはね、じゃあ諸行無常で説明がつくんですよ
一瞬前の自分はねやっぱり自分じゃないんですね これはちょっと
無理な理屈だけでも 一応だからね理論上は
理論上というか わかりやすく考えると
一秒前に不快感を感じてた のは別
これはあくまでも事実の話なんだけど 別のものなんですね
それを人間がね自分だと錯覚してるだけで
これをこう考えると少し気は楽になると思うんですよ
まあ今回はね苦しい身を抱えてる人に聞いて欲しくて まぁこれ話してて 特に命を
経ちたいと思っている人は でも今みたいに考えると
どうですかね 一秒前の自分は自分じゃないわけですから
一秒後の自分も自分ではない どうですかね では次の話なんですが
さっきの話にちょっと戻るんですが こう考えてもいいと思うんですよ
頭と顔は一つで体が二つっていう 人間
存在するんですね 人間ではなくても他の動物でも存在するわけですよ
こうなってくると 自分って何かわかんないでしょ
でも確かに
体が悪い以上 痛い辛いはありますよ
でもやっぱりね 今回
自分は存在するかどうかっていうのと 切り離して考えなきゃいけないですよね
感覚があるからといって自分が存在するわけではないわけです 逆にどうでしょう 植物人間の人
感覚がないから じゃあ 人間でないのかって言うとそういうわけじゃないでしょ 生きてるわけだし
だから感覚があることが
ここに自分はいるという説明には なんないんですね
だからまあ感覚はあるんだけども 生きてるわけに苦しいんだけども
まあでも思ってるより 自分というものは
かっこたるもんじゃなくて存在しない こう考えるだけでも多少は気分が変わると思うんですよね それではしたっけ